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アダナ旅行・その3

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アダナ旅行は、買って・食べて、だけではなくて、ちゃんと観光もして来ました。
特に歴史的建物や遺跡などは、市内にはないのですが、これだけは、というのがウル・ジャーミィ(Ulu Camii=大モスク)です。


1541年建立のこのモスク、パームツリー並木の公園が横にあるせいか、なんだかとっても南国チックです。ミナレットの装飾もとっても繊細・綺麗で、トルコでは珍しいタイプです。
私が今までトルコで見てきた「ウル・ジャーミ」は、その名の通り壮大でどっしりと構えたものばかりだったのですが、アダナのは、他のウル・ジャーミに比べて小ぶりで可愛い感じがしました。
古い町並みの中にひっそりと佇んでいる、可憐なモスクでした。

私は以前から、訪れた町では必ずモスクをたずねます。
新しいものには全く興味はなく、何百年もの間人々に親しまれてきた歴史あるモスクが大好きです。
私はイスラム教徒ではないので、モスクはあくまでも芸術品としての見方しか出来ないのですが、モスクの中に佇んだ時、さも自分と宇宙空間とが繋がっているかのような不思議な感覚に襲われることがあります。イスラムって、宇宙的なんだなぁと勝手に思っております。

モスクに入ろうと思うと、女性は肌の露出は控えなければいけないし、髪の毛も隠さなくてはいけませんね。そういう時に重宝なのが、大ぶりのスカーフ。冬場だとマフラーも代用できます。
イスタンブールの観光地のモスクでは、観光客用にスカーフを貸してくれますが、地方の町ではそういう訳にはいかないです。
ちなみにうちのダンナはモスクには全く興味なし。中にも入ってきません。こういうトルコ人もいるのです。
だからいつも私一人で見学です。最近は息子(幼稚園児)が一緒について来ることが多いのですが、いかんせん仏像やキリスト像のような対象物がないのが、よくわからないらしく(当たり前)、それをどう説明すればいいのか、困ってしまいます...。

今回でアダナ旅行記は一応終わりにします。
詳しく書けなかった部分は、改めてHPの方で書いてみようかと思っております。

【関連記事】
アダナ旅行・その1
アダナ旅行・その2

# by yokocan21 | 2006-01-30 21:17 | 旅・散歩

 

フェラーリ

昨日24日、2006年F1を戦う新車が発表されました。
その名は「248F1」。
フェラーリ_f0058691_2116110.jpg


例年通り、2006F1となるんかなと思ってましたが、今年は別バージョンの命名です。
2.4リッターの「24」と、V8エンジンの「8」の組み合わせなのだとか。
今年からエンジンはV8なんですよね。

パッと見た目、昨年のマシンとどこがどう違ってるのか、素人の私にはわからないんですが、ミラーが明らかに突出して見えます。これも何か意図があってのことなんでしょうか。

まぁ、カーナンバーが「5」って、どうもいけませんね。ここずっと「1」に慣れ親しんできたもので。
今年は、頑張って「1」を取り戻してもらいましょう。

シュミー(M・シューマッハー)も、このマシンには期待大だそうで、いい具合に仕上がってると話しておりました。

毎年、シェイクダウン、そして新車の発表がされると、F1もいよいよだなぁと気分も盛り上がってきます。今年は、3月10日(決勝は12日)バーレーンGPでスタート。

熱いシーズンが始まりますね。わくわく。

ここトルコも、昨年イスタンブールでトルコGPが開催され、F1人気も徐々に上がってきてるみたいです。いいことだ!
トルコGP、見に行って来ましたが、フェラーリ人気ダントツでしたね。やっぱりトルコ人、「赤」が好きなんでしょうか。

# by yokocan21 | 2006-01-25 21:14 | サッカーとかF1とか

 

雪・雪・雪

雪・雪・雪_f0058691_21134484.jpg本日もディヤルバクルは雪です。
木曜日の夜から降り始め、金曜日は殆ど一日中降り続き、積雪10cm程になりました。
週末は、ラッキーなことに太陽が出てきたんですが、気温は相変わらず低いまま。昼間でもマイナスでしたよ。

そして、昨日の深夜から再び雪が降り出し、今でもしんしんと降り続いております。ただ今午後3時。積雪は軽く30cmは超えているでしょう。

ディヤルバクルがこんなに大雪に見舞われるのは珍しいそうですね。
イスタンブールからの飛行機は、ここ数日欠航状態だそうです。

今トルコは、地中海地方とエーゲ海地方の一部を除いて、殆どの地域で雪だそうです。
何でも、シベリアからの大寒波がやって来たそうですよ。
あと数日はこの寒波、居続けるらしいので、寒さ対策、気を付けないといけないですねぇ。

ところでトルコの町は雪にはめっぽう弱いんです。一部の雪国では、しっかり雪対策しているんだと思いますが、
私が今まで住んだ町は、ダメですね。
まず、道路が使えなくなる。除雪作業がうまくいかないので、雪の積もった道を車が走っていくんですが、その車のほとんどがチェーンなし。まぁ、ジェットコースターのようなもんです。
あちこちで、ぶつかり合ってます...。
もちろん、ここディヤルバクルでも、あてられて凹んだ車、何台か見かけました。
歩道ももちろん除雪なんてしてませんから、人も歩くの大変です。雪用のブーツなんて持ってる人、殆どいないですから、滑る滑る。

雪は降ってる間は滑りにくいですけど、止んでしまって、道路がアイスバーン化した時が怖いですね。

あと、大雪が降ると必ずと言っていいほど、停電・断水がやってきます。
これ、大雨や暴風の時にもいえますが...。
うちは、土曜日に停電してしまいました。幸い、今住んでる所には自家発電装置があるので、問題にはならなかったですけど、それがないとかなりの時間、電気なしの生活を強いられますよね。
ちなみに、今のところ水は出てます。

え~、今年は暖冬だとか言われていたのに、一体何故?
私の人生最大級の寒波じゃぁないでしょうか、これ。最低気温がマイナス12℃だなんて今まで経験したことないです。(現在の気温はマイナス4℃)
外に出る用事もないですし、今日は家にこもっています。
いつまで降り続けるんでしょう。気になります。
すっかり雪国の様相のディヤルバクルです。

♪写真はうちのベランダからの雪景色。

# by yokocan21 | 2006-01-23 21:12 | 普段生活

 

アダナ旅行・その2

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私達のアダナ滞在中は、ほーんとにお天気が良くて、まさに観光日和でした。

ですが、バイラム1日目は町はガラーン。殆どのお店は閉まっています。皆、クルバン切ったり親戚のお家訪問に忙しいのでしょう。
2日目になって、少しづつ開けるお店も出てきましたが、中心部は相変わらずガラーン。
このあたり、イスタンブールなどとは少し様子が違いますね。地方都市って、こんなもんなんでしょうか。
3日目になると、かなりのお店が開くようになり、やっと買い物が出来るようになりました。

いえいえ、1.2日目はお店が閉まってるからといって何も出来なかったわけじゃぁないんです。
しっかり行く所はあるんです。そう、ショッピングセンター!

ひとつはCarrefour(カルフール)。さすがサバンジュ(※注)ゆかりの地、しっかりありました。
ここではディヤルバクルでは買えない物たちをゲットしてきました。韓国のカップ麺やタイの乾麺などありましたが、キッコーマンの醤油が置いてなくて残念。
今となっては憧れの白菜やもやしもチェックしましたが、案の定なし...。
そして、無謀にもブタも探してみましたが、あるわけないですね。

※最近、トルコの大都市やリゾート地の大型スーパーでは、ブタ肉が手にはいるんです。それだけ、外国人が多いということなんでしょうね。

そしてもうひとつがM1。こちらはかなり大きなショッピングセンターです。
大型スーパー、ホームセンター、シネモール、そして専門店もずらーっと。もう、見て回るだけで疲れましたね。
専門店の方は、イスタンブールなどのショッピングセンターにあるトルコブランドのお店が、殆ど揃っていました。
こちらのスーパーREALには、なぁんと白菜が売ってたのです!が、あまりにもしなびすぎていて、買えなかったです。

今回の旅の目標のひとつは買い物だったので、十分に満喫できました!
いやぁ、かなり低い次元での満足度ですけれど...。
ええ、もちろん洋服もバーゲンでゲットです。

ところで、アダナに来たもうひとつの目標は、「中華料理」なんです。ディヤルバクルから一番近い中華料理屋さんが、ここのお店。
シェフが中国人ということで、ちゃんと美味しかったです。
うちは、子供もダンナも中華大好き。デザートまで平らげ、大満足な夜となりました!

♪写真は、アダナの町の北にあるセイハンダム湖。

(※注)サバンジュ→トルコの大財閥。アダナはサバンジュ創始者の起業地。

【関連記事】
アダナ旅行・その1
アダナ旅行・その3

# by yokocan21 | 2006-01-20 21:08 | 旅・散歩

 

アダナ旅行・その1

アダナ旅行・その1_f0058691_2161117.jpg
私の住むディヤルバクルからアダナへの道。
地図で見ると比較的近いように見えるんですが、いえいえトルコは広い、車で6時間程かかりました。直線距離にして、530km。

一応、地中海の近くだけれど、イメージとしては「濃い」アダナ。
ところが、町は思っていたよりもずーっと都会的でした。街路樹がパームツリーやオレンジの木なんてのが南国ムードを醸し出していました。パームツリーの並木道は、イズミールやメルシンの海岸通りに似た感じでした。
オレンジの実も勿論なってましたが、手の届く範囲は全てもぎ取られてましたね。
でも、街路樹のオレンジなんて果たして美味しいのだろうか。

大通りは広々、町も整備されていて、ディヤルバクルからやって来た私達は「都会だぁ!」と叫んでしまったほど。
そして何よりも嬉しかったのが、緑が多いこと。町の東側をセイハン川が流れているし、やっぱり地中海が近い。
緑と水(湿気)は人間をホッとさせてくれます。

私達が滞在した間は、天気も良くとても暖かくて、まさに旅日和でした。バイラム期間中のトルコは、雨模様・雪模様のところが多かったようですが、私達はラッキーでした。

そこでいきなりですが、今日の写真ネタ。アダナ名物「アダナケバブ」。
さすが本場のは美味しかったです。とってもジューシーで柔らかくって。これ食べてしまうと、もう他の所でアダナケバブ頼めなくなってしまうかも。
このケバブは、薄いナンのようなラワシュと一緒にサービスされてきます。これと一緒に食べると尚、美味しい。

写真、ケバブの右上のお皿は、ざくろシロップのかかったサラダ。南東部地方では、このざくろシロップをよく使いますね。我が家では、もうこれがないと生きていけない位ですよ。色が黒いんで、見た目バルサミコかって感じです。甘酸っぱい濃厚な味。
その左側のお皿は、ケスメヨーグルト。ヨーグルトの水分を布で漉してあるので、クリ-ミーな味わい。
奥に見えるのは、普通のサラダです。

どれもこれも美味しすぎて、ついつい食べ過ぎてしまいました!アダナは危険だぁ。
素材の味がしっかりしているので、十分に美味しいんですね。

ここでちょっとアダナケバブの説明を。
ひき肉(牛とラム)に微塵切りの玉ねぎ・唐辛子・パセリ・油・スパイスを混ぜ合わせて、平たく長い金串の周りに貼り付けて、炭火でじっくりと焼いていく。
スパイスは、レッドペッパーやクミンなど。
相当に辛いです。

次回につづく。

【関連記事】
・アダナ旅行・その2
・アダナ旅行・その3

# by yokocan21 | 2006-01-19 21:04 | 旅・散歩