赤ピーマンのサラダ
前の記事(↓)のコメントで、スペインに長らく住んでいらしたpeque さんが、「スペインにも赤ピーマンのサラダがある」というお話をして下さいました。しかも、↓の『ナスのサラダ』同様、「ピーマンを焼いて皮を剥いたものに、ニンニクとオイルで味付け」だそうで、このお話を受けて私はもう、『トルコ版・赤ピーマンのサラダ』を紹介してみたくってイソイソ。
ちょっと興奮気味なのです。
スペインもトルコも同じ地中海沿岸。気候もたぶん似ているんだと思いますし、となるとそこで採れる野菜や果物もよく似たものなんだと思います。昔の人たちは、その土地で採れるものを使ってお料理していたわけですから、お料理の発想もよく似たものになってくるんでしょうね。
で、今日紹介します『赤ピーマンのサラダ』も、とってもシンプル、オリーブ油やレモンを使って、いかにも地中海っぽいサラダです。赤ピーマンをグリルして皮を剥き、オリーブ油・レモン汁・おろしたニンニクのソースでマリネしたもの。
赤ピーマンの甘味が存分に味わえる、さっぱりサラダです。
ちょうど今の時期、夏から秋にかけてが旬、レストランや居酒屋さんでもよくお目にかかる定番メニューですね。
トルコの赤ピーマンはこんなのです。日本で見かける巨大で丸々とした赤ピーマンとはちょっと違う種類。
かれこれ10年も使っている電気グリルで焼いています。
こちらは出来上がり。今回は、ちょっと〝気取り〟ヴァージョン。
赤ピーマンをクルクルと巻いて、レンジで少しチンした青ネギでリボン♪。ケッパーをパラパラッとあしらってみました。
普段は、こんなに手間のかかることは致しません~。ただクルクルと巻いてお皿に盛って出すだけですねぇ。これは、お客様が来られた時とかちょっと気分のいい時とか、まぁそういう時のみ。
ちなみに、この青ネギでリボンっていうのは、昔イスタンブールのあるレストランで見かけたものです。はい、マネです。
これも、ささっと作れて、冷蔵庫で冷やしておけばいいだけですので、前もって作っておけるし、来客の時などにもってこい。真っ赤な色合いもとっても綺麗で、食卓がパッと華やかになります!
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★作り方★ (4人分)
♪材料
・赤ピーマン 8個
・オリーブ油 大さじ4
・レモン汁 1/2個分
・ニンニク 1片
・塩 小さじ3/4
♪作り方
① 赤ピーマンをグリルして、皮をむく。ヘタを取って、種を全部取り除く 。(これも焼きナスと同じく、皮をむく時、熱いからといって水で冷ますと水っぽくなります)
② 焼いている間に、ボウルにオリーブ油・レモン汁・おろしニンニク・塩を入れ、よく混ぜておく。
③ ①の赤ピーマンを、半分(太いのなら1/4)に切り、②のボウルに漬ける。
④ 冷めたらラップして、冷蔵庫で2~3時間よく冷やす。
⑤ クルクル巻いてもよし、そのままの形でお皿に盛り付けるのもよし。
トルコのレストランでは、そのままの形でドン!と出てくることが殆どです。
※ また、トルコではこの赤ピーマンを使って、ビベル・サルチャス(biber salçası)という赤ピーマン・ぺーストを作ったりもします。トマト・ペーストと一緒にお料理に使います。
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by yokocan21 | 2007-09-12 04:58 | トルコ料理