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ボドルム・紹介編

イズミール(İzmir)から南へ車で4時間半、南エーゲ海のリゾート地・ボドルム(Bodrum)へ到着です。
ここはトルコ有数のリゾートで、セレブな人達の別荘や数々のリゾートホテルがあって、外国人観光客も多く、春~秋にかけては、そりゃぁもう大賑わいなんです。

私がこの町を訪れるのは今回で3回目。いつ来てもとぉっても素敵な町ですので、たっぷりと紹介してみたいと思います。

ボドルム・紹介編_f0058691_6038.jpg町の中心にあるマリーナに沿った海岸通り。
パームツリー並木が南国情緒を醸し出しています。
木に掲げられている旗は、7/22にあった総選挙のための、ある政党の宣伝用の党旗。



ボドルムは、古代の名をハリカルナッソスといい、紀元前11世紀にギリシャから移って来た人達によって作られた町。
ギリシャの歴史家・ヘロドトスはこの町の出身です。
カリアといわれたこの国は、その後ペルシャ人(アケメネス朝の州知事)に支配されるようになり、紀元前4世紀、時の王マウソロスが亡くなると、妻のアルテミシア2世はマウソロス霊廟(マウソレウム)を建築。
この霊廟は〝古代の世界七不思議〟のひとつとしても知られています。ちなみに、英語の「霊廟」を表す「mausoleum」は、この「マウソレウム」が語源です。
その後、アレキサンダー大王の侵攻もあり、町は次第に衰退していきました。

こちらは、港の先にドッシリと構える、ボドルム城(別名・聖ペテロ城)。
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元々11世紀にトルコ人によって建てられた小さな要塞のあったところに、1437年、ロドス島の聖ヨハネ騎士団が強固な城塞・要塞として建築したものです。
内部は、沈没船から引き揚げられた古代の壷やガラスなどを展示した、考古学博物館になっています。

このボドルム城は、また別の記事にして改めて書かせていただきますね。

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白壁の家々にピンクの花々がとぉっても綺麗なボドルムの小道。

ボドルムの町は、確か条例で白壁の家しか建ててはいけないことになっているんです。
トルコの町によくある、赤茶色のレンガ屋根もここでは見当たらなく、屋根ももちろん白。
民家もホテルも、市の建物も、ぜーんぶ白で統一!ギリシャの島に来てしまったような感じですね。



これ、何でしょう?
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オスマン朝時代に作られた、サルヌッチ(sarnıç)と呼ばれる貯水槽。
このボドルムとその周辺には、全部で100近くのサルヌッチがあるそうです。
白い帽子のようで、可愛い♪
当時は、家畜用として、また庭の水遣り用として使っていたそうです。

ボドルムといえば、このお花。ブーゲンビリア♪トルコ語ではベゴンヴィル(begonvil)。
ボドルム・紹介編_f0058691_655628.jpg
ホテルの庭にはこのブーゲンビリアが咲き乱れていますし、民家のお庭やお店の軒先にもブーゲンビリア。
とにかく、どこへ行ってもブーゲンビリアがお出迎えしてくれるんですよ~。きゃ~!

ちょっと南国気分を味わって頂けたでしょうかぁ。
ボドルム紀行、まだまだ続きま~す。

【追記】 その他のボドルム紀行
ボドルム・ヨットツアー編
ボドルム・城編
ボドルム・シーフード編
ボドルム・ナイトライフ編

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by yokocan21 | 2007-08-20 06:15 | 旅・散歩  

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