アジュバーデム = 苦いアーモンド
どうも、回線なのかモデムなのかわからないんですけれど、調子が最悪で、なかなか思うようにネットが出来ない環境におります。
この記事も、何日も前から用意していたんですけれどUPすることが出来ず、やっと今日に出来ました!やれやれ。
調子が良くなるまで、更新が滞ったり、皆さんの所にお邪魔出来ず、ということになってしまうかもしれないですが、ご了承くださいませ。
でーーー、今回は私の大好きなトルコのクッキーを紹介します。
こちら ↓ 『アジュバーデム(Acıbadem)』というクッキーです。訳して「苦いアーモンド」。
何も、苦いお菓子ではないんですよ。逆にトルコらしく、とーっても甘いです。表面はサクサクと固めなのに、中身はモチモチッ。アンバランスさが、妙に気に入っています。
そしてとっても香ばしいんです。ナッツ系のお菓子が大好きな私、初めて食べて以来大ファンです。

〝アジュバーデム〟とは、〝あんずの核〟のことです。。ちなみに〝バーデム〟はアーモンド。
この2つのナッツたち、形がそっくりですよね。
どうもこのクッキーには、その〝あんずの核〟が入っているのかなと思いがちですけれど、調べて見ると、どうもあんずの核ではなくて、アーモンド・プードルが使われているようです。あのサクサク感や香ばしさは、アーモンドだったんです。うーん、なるほど。
お店によっては、細かく砕いたヘーゼルナッツが入っていることもあります。この写真のものも、香ばしいヘーゼルナッツ入りです。
この名前の由来は何なのか、人に聞いても、調べてもわからなかったのですけれど、多分、昔はあんずの核を使って作っていたのでしょう。それが現代になって進化して、より美味しくなるためにアーモンドが使われるようになったということではないでしょうか。
その他の材料は、卵白や砂糖、それに米粉。
これらを混ぜて普通のクッキーのように焼くだけなんでしょうけれど、いまだに私は作ったことがないんですよね。お菓子屋さん兼ケーキ屋さん(トルコではパスターネという)に行けばよく売っているので、わざわざ作らなくっても...という思いです。。
でもこうやってブログで載せているのだから、自分でも作ってみて報告してみないとね...→ ガーーーン、気力なしです...。

Made in Turkey です。
あんずの核を使ったリキュールで、甘~い香りが素敵な、とっても飲みやすいお酒です~。
そう、あんずの核を使ったリキュールといえば、イタリアの有名な〝アマレット・ディ・サローノ〟がありますよね。
トルコでは、なかなかアマレットが手に入らないので、私はこれで代用です。まぁ、本家に比べるとやや軽めなのは仕方がないんでしょうけれど、十分に代用に値します。
ストレートでも、またカクテルにしても美味しいので、うちでは常備。
ところで、あんずの核といえば〝杏仁豆腐〟にも使われていますよね(本格的なものに)。あれも大好きなんですよね~!
※トルコ東部のあんずの一大産地、マラテヤ(Malatya)という町に行くと、干しあんずと一緒に
あんずの種も売られています。地元の人達は、あんずの種もポリポリよく食べられています。見た目はアーモンドにそっくり(ちょっと小型)。
その町を訪れるまでは、あんずの種が食べられるなんて知らなかったです。でも、いまいち美味しくないんですよね...。(うちのダンナは美味しいとか言ってますが)
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by yokocan21 | 2007-02-07 08:23 | トルコの食べ物・飲み物