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カリデス・ギュヴェッチ(エビの土鍋焼き)

スーパーの冷凍コーナーに、久しぶりに『エビ』を置いてあるのを発見。
待ってました!とばかりに、購入☆

というのも、この内陸部の町では魚屋さんはあっても、売れ筋の魚しか置いてなくて、エビやイカ・タコなどは全く手に入らないんです。魚屋さんに尋ねてみても、運んでくるうちに鮮度が落ちるだの、購入者がいないだのと、売ってくれる気配はありません。
仕方がないので、大型スーパーで売っている冷凍品を買うことになるのです。それも、いつもあるわけじゃぁありませんので、見つけた時はすぐさま買うことにしているんです。(冷凍品は、エビとイカが売ってます)

何ヶ月ぶりかにお目にかかった『エビちゃん』、お料理はかねてから食べたかった『カリデス・ギュヴェッチ』です。直訳すると、『エビの土鍋』。ギュヴェッチと呼ばれる土鍋にエビやマッシュルームなどを入れて、オーブンで焼いたものです。トルコのシーフード・レストランでの定番メニューですね。
カリデス・ギュヴェッチ(エビの土鍋焼き)_f0058691_457942.jpg


このお料理、実はお友達のCさんが以前作ってらっしゃって、それを某所で拝見して以来、もう食べたくって、食べたくって...!頭の中が『カリデス・ギュヴェッチ』だったのです。
久しぶりに作って、食べてみた『カリデス・ギュヴェッチ』は、やっぱり美味しかったです。エビは冷凍ものの割には、お味もしっかりとしていましたし、一応、合格点ですね。ただ、新鮮なプリプリ感がなかったのが残念。ま、仕方ないですよね。

春の陽気に土鍋料理、というのも何なんですけれど、我が家は揃って大満足いたしました♪

カリデス・ギュヴェッチ(エビの土鍋焼き)_f0058691_4582163.jpgこれが、『ギュヴェッチ』。こちらは、一人用サイズの直径10cm少々のもの。

本来、ギュヴェッチとは、もっと大ぶりな直径20cm~30cmもあるもので、中にお肉(羊・牛・鶏・山羊など)や色々な野菜を入れて、オーブンでじっくりじっくり煮込んだものを言うんです。元祖ギュヴェッチも、お肉がとろとろ、味がよく染み込んで、とっても美味しいです。





ささっと作れてしまいます!

・オリーブ油を熱した鍋で、玉ねぎとニンニクの微塵切りを炒め、適当な大きさに切ったピーマンとマッシュルームを加えて更に炒める。
・そこに、荒く刻んだトマトも加えて、最後にエビを投入。軽く塩・こしょうをして、軽く火を通す。
・ピリリと辛味が好みの場合は、チリ・パウダーも加える。
・これを、ギュヴェッチに分け入れ、上からおろしたチーズ(溶けるタイプのもの)をふりかける。
・180℃に熱したオーブンで、20分ほど焼けば、出来上がり。

エビは、トルコでは主に小エビですので、切らずにそのまんま使っています。
材料の分量は、適当でお願いします。いい加減ですみません。

by yokocan21 | 2006-04-14 05:06 | トルコ料理  

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