エトゥリ・エクメック
それもそのはず、今年の初夢は、何と、「食べ物」だったからなのですよ。私らしいというか、なんというか。
3日の朝、寝ぼけた頭の中にあったものは、これ。 ↓
『エトゥリ・エクメック(Etli Ekmek)』といいます。
トルコ・内陸部の古都、コンヤ(Konya)の名物料理です。薄~い小麦粉の生地に、挽き肉やトマト、唐辛子のみじん切りを乗せて、石窯で焼いたもの。長~いのが特徴です。1m近くはあるでしょうか。
それを、下駄のような足の付いた長い板に乗っけてサービスされます。
(写真のは、卵を落としてもらっています)
UPで。
これを、嬉しそうに、ワッシワッシと食べていたのですねぇ。
これ、意外とあっさりとしていて、すごく食べやすいんです。いくらでもいけてしまいそうな感じです。私、1mもあろうこのエトゥリ・エクメック、余裕で平らげることが出来ます。(自慢することでもないけれど)
紹介ついでに、同じくコンヤの名物スープも。
『Bamya Çorbası(オクラのスープ)』。
乾燥させたオクラを戻したものや、細かく切った羊肉の入った具だくさんスープ。お肉の出汁がよーく効いたコクのあるスープです。
ちなみに、トルコのオクラは、日本のとは違ってかなり小型。指先くらいのものが柔らかくて美味しいので、小さいものほど重宝がられます。そのむっちゃミニサイズのオクラに糸を通して(気が遠くなりそう)、乾燥させたものは、コンヤの名物でもあります。
こちらのページ、上から3番目の写真がそれ。
そして、もう一つついでにデザートも。
『Saç Arası Tatlısı(サチ・アラス・タトゥルス)』。
薄~い生地(バクラヴァの生地)で、砕いたクルミとカイマク(Kaymak)という濃厚なクリームをグルグル巻いて、オーブンで焼き、シロップをかけたもの。生地がパリパリとして、中はしっとり。シンプルだけれど、美味しいです。
上に乗っているのは、カイマク(Kaymak)。クロテッドクリームに似た、濃いクリーム。これがねぇ、コンヤ産のものだとかで、とっても美味しかった~。
このデザート、元々は、サチ(Saç)と呼ばれる鉄板に挟んで焼いていたらしいので、「サチの間」という名前になっているのだそうです。
初夢の話なんですけれど、あれこれ食べ物談義に引っ張り込んでしまいました。
せっかく以前に撮った写真がありましたので、利用する手はないです。ブログは放置しっ放しでしたけれど、心はブログに有り。(笑) 一応、ネタ用にと、しっかりと写真は撮っているのです。へへへっ。
今回、写真を撮ったお店は、アジア側の住宅地にあるコンヤ料理のお店です。有名なエトゥリ・エクメック以外に、骨付き仔羊肉のオーブン焼きもあり、本格的なお店です。
一応、紹介しておきます。
Konyalılar Etlıekmek (トルコ語オンリーです)
ということで、いきなり食べものの話でスタート。
今年も、美味しいもの、色々と紹介していきますね~。
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by yokocan21 | 2012-01-13 06:33 | トルコ料理