カドゥキョイの食品市場
うちから比較的簡単に行ける市場は、カドゥキョイ(Kadıköy)です。以前に魚屋さんのある市場として紹介しました、こちらです。
今日は、私の大好き、このカドゥキョイの市場をちょっと散歩がてら紹介してみます。
この写真、逆光なのか何なのか、暗くってよくわからないんですけれど、ま、狭い路地にたくさんの
食品関係のお店がひしめく、活気のある市場です。
えー、大阪の黒門市場っぽい雰囲気です。(すみません、ローカルで)
まずは、もう既に何度もお邪魔していて、「行きつけ」になってしまった、スパイス&ハーブ屋さん。
天井から吊り下げられた、干しナスや干し唐辛子の光景が嬉しいです。
間口の狭いお店には、所狭しとスパイスやハーブが並べられています。
このお店は、南東部地方・ガズィアンテップ(Gaziantep)産のスパイスや乾燥野菜をたくさん扱っていて、私の欲しい物が何でも揃うんです。(←南東部好きな私にぴったりなお店)
その日は干しナスを買いましたよ。もちろん、『干しナスのドルマ』を作るため。
右奥に吊られているものは、乾燥オクラ。
手前に吊られているものは、アジュル(acur)というキュウリに似た苦~い野菜の乾燥させたもの。
これらは、内陸部地方からのものです。
手前には、ガラス瓶に入ったスパイス&ハーブがずらーっ。
ここでは、ビベル・サルチャス(biber salçası)という唐辛子ペーストも買いました。
聞けば、ハーブの使い方など、親切に教えてくれる有り難いお店なんです。
こちらは、とあるお店のチーズコーナー。
ショウケースにデデーンと鎮座しているベヤズ・ペイニル(beyaz peynir)という白チーズを始め、全国各地のチーズをくまなく扱っていて、ここも既に何度もお邪魔しております。
お店にいるのが楽しくってしょうがない位に、色んな種類の食料品を扱っているんです。このお店、改めて別の機会に紹介することにしますね。
トルコといえば、オリーブ。
お馴染み黒いものや、ピンクがかったもの、紫色のもの、緑色のもの.....色んなオリーブがあります。もちろん、試食させてくれますので、気に入ったものを選ぶことが出来ます。
右手前奥に小さく見えるには、ブドウの葉っぱ。これで、お米やハーブなどを包んだ『ヤプラック・サルマ(Yaprak sarması)』が有名なトルコ料理の一つですよね。
ここにもありましたぁ~。羊の頭。
手前は、羊のレバー。
左手の白いものは、牛の胃袋です。(確か、第一胃袋です)これを使って、『イシュケンベ・チョルバス(İşkembe çorbası)』という、スープを作ります。うちのダンナの大好物。私は苦手.....。で、作ることもいたしません。
奥の方には、羊の足も見えますね。
これは、ある魚屋さんの店先にあったもの。
この魚屋さん、結構色々なシーフードを扱っていて、奥の冷蔵庫の中にはカラスミや魚卵なども置いているくらい、品揃えが豊富。
ちょっと珍しい、ホタテも売っていました。真ん中のムール貝と比べてみてもわかりますように、このホタテ、かなり小型です。これじゃぁ、貝柱は殆どないんじゃないか、ということで買わなかったです。しかも、1キロ=15TL(約825円)と、殻付きでこのお値段はちょっと厳しいですしねぇ。
右端は、牡蠣ですね。これも、かなり小型。
こういう貝類って、トルコ人は殆ど食べないんですけれど、最近のグルメブームでトルコ人の嗜好も変わってきているんでしょうか。
ということで、まだまだたっくさんのお店や珍しいものがギューギューにひしめき合っているこの界隈。一度に全部は紹介しきれませんので、続きはまた今度ということで。
この辺りには美味しいレストランも何軒かありまして(チェック入れてますよ!)、買い物ついでに美味しいものも食べて、とっても楽しい市場なんです。
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世界の食材マーケット(市場)
by yokocan21 | 2009-01-20 05:37 | 普段生活