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アルメニア系の家庭料理

かねてから行こう行こうと予定を立てながら、なかなか実行できずにいた、とあるレストランに行って来ました。
ちょっと珍しいアルメニア系の家庭料理を出すレストランです。
HAMOV(ハモヴ)』。HAMOVとは、アルメニア語で「美味しい」という意味なんだそうです。

アルメニアのお料理だなんて、私たち日本人には、まぁ馴染みのないものですよね。
私も、アルメニア料理といえば、イスタンブルのメイハーネ(Meyhane=トルコの居酒屋)で時々見かける、『トピク(Topik)』という前菜しか知らなかったです。

で、いきなりですけれど、その『トピク(Topik)』。↓
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これ、私の大好物で、見かけると必ず注文するという代物。
真ん中の茶色い部分は、玉ねぎのペーストを、ターヒン(中東のゴマペースト)やシナモンなどのスパイスで和えたもの。周りのベージュ色した部分は、ヒヨコ豆とジャガイモで作った生地。
詳しい作り方はよく知らないんですけれど、なんとも不思議な材料の組み合わせ。
ねっとりとコクのある香り高い玉ねぎのペーストと、ぽってりとしたヒヨコ豆&ジャガイモの生地が醸し出すハーモニーは、絶品としか言いようのない、あとを引く美味しさです!
大量の玉ねぎが使われていると思うんですけれど、甘味は押さえられています。メイハーネででも出てくるという位ですので、お酒に合う塩味なんですよ。
いやぁ、いきなりのノックダウンです~。直径10センチは軽くあるというサイズながら、私一人で平らげる自信あり。

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もう一つの前菜は、『オリーブ油で作ったドルマ(Dolma)の盛り合わせ』。キャベツ、ピーマン、ブドウの葉のドルマたち。
ドルマといえばトルコ料理の定番ですけれど、実は元々アルメニアのお料理だという説もあるんだとか。トルコ人にドルマを伝えたのは、アルメニア人だということなんでしょうか。
ということで、ここのドルマ、流石に美味しかったですよ!
トルコのドルマ(オリーブ油の冷製)は、イスタンブル地方の、松の実やカランツ(すぐりの実)を入れハーブとスパイスを効かせたものと、エーゲ海地方の、お米とハーブ少々というシンプルなものの二つに分かれると思うんですけれど、アルメニアのドルマは、ここイスタンブル・バージョン。
ちょっと甘めの味付けと、スパイスの効かせ方が、とっても私好みでした~。

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こちら、『カドゥンブドゥ・キョフテ(Kadınbudu Köfte)』。訳して「婦人の太ももキョフテ」。 (これはトルコ料理ですね)
ひゃ~っ、すごい命名! いったい誰が名付けたのか.....。このぼってりとした感じが、婦人の太ももを連想させるのか、はたまた、それほど悩ましいほどに美味しいという意味なのか。
挽き肉とご飯・ハーブで作ったキョフテを、卵にくぐらせて揚げたもの。
今まで食べたカドゥンブドゥ・キョフテの中で、一番美味しかったかも~。揚げてあるのに、全く脂っこくなくて、すごく食べやすかったです。

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これは、『脾臓のドルマ(Dalak Dolması)』。
ダンナの大好きな臓物系~。羊の脾臓(ひぞう)にお米やスパイスを詰めて、薄く切ってから卵をくぐらせて揚げたものだそうです。
むむむっ、私、ダメした.....。脾臓って、過去にも食べたことはあるんですけれど、あの血の塊のような味がどうも苦手で。シナモンやオールスパイス・コショウなどのスパイスがよく効いていて、風味はいいんですけれどね。
ダンナは、ウヒウヒ言いながらパクついておりましたよ。

f0058691_7531767.jpgこちら、そのUP。 

いまいち、よくわからないですね。(凹)


あと、ボレッキ(Börek=トルコの塩味パイ)を数個注文。(写真なしです)
遅いお昼ご飯に行ったので、これらを家族で分け分けして食べました。

うぅ~っ、美味しかったぁ~~~!

このレストラン、美味しいだけではなく、お店の方たちの対応も凄くよかったんです。
こじんまりとした可愛いお店で、雰囲気もGOOD。店員の方もほとんどが女性で、丁寧な接客は気持ち良かったです。
オーナーのおばさんはアルメニア系トルコ人で、家系に代々受け継がれている家庭料理をこうして出されています。

で、その日知ったことなんですけれど、なんと、最近アジア側にもお店をオープンされたんだとか~。場所は、うちからも近い所。なんと。
オーナーのお嬢さんが、そちらの方のお店を切り盛りされているのだとか。今度は、アジア側のお店へも行ってみましょう。

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このような手作りのクッキーも色々と置いてありました。

お店のHPは、まだ製作途中だそうですので、住所など書いておきますね。

HAMOV
Şahap Sok. No:36 Feriköy İstanbul
0212 225 7890

Gürbüztürk Sok. No:36 Moda İstanbul
O216 346 7778
(こちらアジア側のお店は、イートインのスペースが狭いんだそうです)


この続きネタもあるんですけれど、書き始めると長くなりかけ、力尽きたので次回にいたします。


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by yokocan21 | 2010-02-26 07:57 | トルコ料理  

キューバ・ミュージックとワイン

また、さぼってしまいました。
もう、賞味期限が切れ切れになってしまいましたけれど、せっかく写真を撮っていますので、載せちゃいます。
先週土曜日のこと。

子供をヨーロッパ側に住むダンナの叔母さんに預けて、二人で出掛けた先は、これ。

Live From Buena Vista 〝The Havana Lounge〟

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私の大好きな、キューバ・ミュージックのライヴ
タイトルからしておわかりのように、かの『Buena Vista Social Club』にも参加したミュージシャン達を含むグループです。
いやぁ、かっこよかった~!
キューバン・サルサやソン、チャチャチャ、といった、いかにもキューバなノリノリの曲から、ムーディーなルンバやマンボ。ふわぁ~、私ゃ、大満足!
キューバらしく、ミュージシャンも軽いステップで踊りながらの演奏など、観ていてもとっても楽しいステージでした。
ただね、客層がかなり年配で.....ノリがいまいち。(トルコでは、このような光景は何度か体験しています)
女性シンガーがノリノリで登場してきても、皆さんいたって普通の反応しかせず。ダンスナンバーでも、踊る人は殆どなし。これって、どうなのん..........。
日本でのラテンミュージック・ライヴだと、最初っからダンスしまくり~、でしたよ。
イスタンブルだろうが大阪だろうが、とにかくダンスしなくっちゃ始まらない私としては、そこんところが、ちょっとフラストレーション。
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でもまぁ、ライブそのものは、とっても楽しくって、あっという間の2時間でした~。
ひゃ~っ、楽しかったぁぁぁ~!
Viva! Cuban Music ★

どんな感じかといいますと、こんな感じです。




ところで、このライヴ、実はダンナからのサプライズ・プレゼントfor バレンタイン なのでした。
当日まで、行き先を明かされていなかったのですね。それがキューバ・ミュージックだとわかった時の、驚きと感動といったらーーーっ。
きゅ~ん♪ 



*:…:*:…:*:…:*:…:*:…:*:…:*:…:*:…:*:……:*:…:*:…:*:…:*:…:*:……:*:…:*:…:*:…:*

夕方、子供を叔母さんに預けに行ったついでに、夕食もよばれてしまった私たち。
ですので、ライヴが終わったあとは、軽く食事&お酒、ということで。

向かった先は、ワインバー。
その昔、何度か通ったワインバーは、超満員&若者達が大騒ぎ、ということでパスし、別のお店に。『Şarabi(シャラビ)』というお店です。
メインストリートに面したお店ながら、お客の年齢層が少々高めということもあってか、落ち着いた雰囲気でゆったりできました。

f0058691_6364347.jpg二人とも、赤ワインで乾杯。
トルコ・内陸部から南東部にかけての地方のブドウで作られた、軽くもなく重くもなくといった、私好みのものです。
ちなみに私は、トルコの赤なら、内陸部から南東部産のワインが好き。
マルマラやエーゲ海産のものは、白は好きですけれど、赤はちょっと好みに合わず。

(フラッシュ焚いていますので、変な色合い)
手前のオリーブ、美味しかったです。


f0058691_6372499.jpg大人の雰囲気のお店でしたので、写真は控えめに。
ですので、お料理の写真はこれだけ。

山羊のチーズと揚げたナスの重ねたもの

こういうの、大好きなのですよ~。酒飲みの定番。

米ナスのスライスを揚げたものの間に、マリネした赤ピーマンとトマトのスライスが挟んであって、一番上にはデーンとグリルした山羊チーズ。
それぞれの素材が、絶妙なハーモニーを醸し出しておりました。


その他、パスタなどを適当につまみつつ、夜は更けてゆくのでした。
などと、ちょっぴりロマンチックな気分になりながら、でも、子供を迎えに行かなくてはーーー。
こういうところが、子持ちの辛いところ。


f0058691_637596.jpgその時期、トルコも世の中はバレンタイン一色で、繁華街のお店はハートのディスプレイでいっぱい。

私たちが入ったお店も、このように真っ赤なハートでデコレーション。



で、とどめは、こちら。
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これ、イスティクラル通り(İstiklal Caddesi)を通る路面電車です。
〝ノスタルジック・トラムワイ(Nostaljik Tramvay)〟と呼ばれている、木製の赤い車体が可愛い、イスタンブルの人気者。
でもね、このリボンかけは一体.....? プレゼント?
何かと楽しませてくれる、イスタンブルです。



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by yokocan21 | 2010-02-20 06:43 | 普段生活  

肉・肉・ケバブ

先日、珍しく、子供が「肉食べたい~、肉・肉!」、なんてことを言うもので、「おっしゃ!」と行ってきました。〝ケバブ屋さん〟。

その日は、1学期の終業式でもあり、通信簿も予想に反して(?)よかったことでもあったので、お祝いも兼ねて。

そのお店〝ギュナイドゥン(Günaydın)〟は、お店の1階では精肉店もやっているので、お肉に関しては保証付き、といったところです。ちなみに、1階のお肉屋さんの中では、ステーキを食べられるスペースもあるんです。

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まず、『ガヴルダーウ・サラタス(Gavurdağı Salatası)』。
南東部・ガズィアンテップのもので、ナル・エクシシ(Nar Ekşisi)=ザクロシロップがたっぷりとかかった、辛~いけれどサッパリとしたサラダです。
小さく切ったトマトをメインに、キュウリや青唐辛子、ネギ、ミントやパセリなどが入っています。面白いのは、刻んだクルミがたくさん入っていること。このクルミがあることで、香ばしさが加わり、とっても美味しいサラダとなっています。
ガズィアンテップ出身のケバブ屋さんには、必ずありますね。

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メゼ(Meze=前菜)の一つとして頼んだ、『パストゥルマ入りフムス(Pastırmalı Humus)』。
以前、こちらでも紹介しています、私とダンナの大好物!
ここのは、ギュヴェッチ(Güveç=素焼きの土鍋)で出てきました。
フムスに、細かく切ったパストゥルマ(※1)が乗っていて、オーブンで熱々に焼かれています。うふぁーっ、美味しい~!これ、パンがすすみます~。

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クズ・ピルゾラ(Kuzu Pirzola)』。いわゆる『ラム・チョプ』
子供が食べたかったのは、このような骨付き・肉ワシワシ、というやつです。このお店のは少々上品ですけれど、これで子供は大満足。
付け合せのピラフ、確か、『ブハラ・ピラウ(Buhara Pilavı)』といったと思うんですけれど、一口もらったら、これがまた絶品!
ブハラとは、ウズベキスタンの古都・ブハラのことだと思います。ニンジンがたっぷり、ヒヨコ豆やグリーンピースなども入った、コクのあるピラフでした。

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ダンナが頼んだのは、『仔羊のキュルバストゥ(Kuzu Külbastı)』。
仔羊の柔らかい部分を、唐辛子やトマトでマリネして、グリルしたもの。
「キュルバストゥ(Külbastı)」とは、訳すると「灰が押し付けた」。炭火の火が落ち着き、灰になったところで、お肉を炙る方法なんだそうです。また、お肉屋さんでは、このキュルバストゥ用の部位も売られています。
ちょっぴり辛くって、とぉっても柔らかかったです。これって、仔羊肉の美味しさを余す所なく味わえますね。

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私は、『アブハンヌッチ(Abuhannuç)』。
焼きナスの中身がゴロゴロとトマトソースと共に横たわり、その上に挽き肉のケバブが乗っかり、とろけるチーズがかかったもの。上にはチリとピスタチオのパウダーがかかっています。
これ、ババガンヌッチ(Babgannnuç)(※2)の派生バージョンでしょう。
ナス大好きな私にピッタリなケバブです。(って、全く季節はずれですけれど)
ケバブはジューシー、コクのあるトマトソースとよくマッチして美味しかったですよ~。

と、その日は家にパウンドケーキ(私の作)がありましたので、デザートはパスして、大人しく家に帰りました。


※1 パストゥルマ(Pastırma)・・・・・牛の脂の少ない部位を使った、香辛料の効いた乾燥・保存肉。こちらを参照下さい。

※2 ババガンヌッチ(Babgannnuç)・・・・・焼きナスの中身を、玉ねぎやトマトペーストと一緒に油で炒めたちょっぴり辛いお料理。南部・アダナの名物料理です。


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◆ちょっと続き◆
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by yokocan21 | 2010-01-30 08:09 | トルコ料理  

昨夏食べた美味しいもの

前々回の記事で、昨年夏に訪ねたトルコのあちこちを紹介しましたけれど、そのときに再び写真を見直してみて、あぁ、あの時も色々と食べたよなぁ~と、思い出しておりました。
そこで、思い出しついでに、昨夏食べた美味しかったもの、色々といってみます。

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まずは、日本から来てくれた母を連れていった、カッパドキア(Cappadocia)から。
カッパドキアは、現地のツアーを利用しましたので、お昼ご飯はツアーで連れて行かれた洞窟レストラン。ツアーで連れて行かれるレストランなので、期待はしていなかったのですけれど、これだけは美味しかった!
カッパドキア地方名物、『テスティ・ケバブ(Testi Kebabı)』。
羊肉・トマト・ニンニク・青唐辛子・ジャガイモなどの野菜を、テスティ(Testi)という素焼きの大きな壷に入れて、オーブンでじっくりと煮込んだお料理です。
大きな壷がデーンと登場して、目の前でウエイターさんが壷を割りサーブしてくれます。なかなかのパフォーマンス。

f0058691_1823196.jpgトルコのご飯=ピラウ(Pilav)と一緒に。

素材の味がじゅわ~っ!


f0058691_18235424.jpgテスティの写真を撮り忘れてましたので、画像は拝借してきました。
カッパドキアから程近い、ヨズガット県(Yozgat)観光局のサイトからお借りしました。


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これも、カッパドキアで。
ホテルの近くのレストランで夕食に食べた、キョフテの土鍋(キレミット)焼き。『キレミッテ・キョフテ(Kiremitte Köfte)』。
キョフテが見えていませんけれど、かなりな量があって、ボリュームたっぷりでした。カッパドキアは、こういう煮込み系料理が美味しいですね。
キレミット(Kiremit)とは、「瓦」という意味なんですけれど、お料理に使われるのは、このような丸型、または楕円形の浅い素焼きの土鍋。

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こちらは、イスタンブルからパムッカレへの旅の途中、行きも帰りも寄ったという、お気に入りのキョフテ専門レストラン。
この辺りを通る時には必ず寄る、大好きなお店・〝オルハン(Orhan)〟。(写真は、お店の中庭)
トルコにはキョフテの有名な町がたくさんあるんですけれど、ブルサ(Bursa)近郊のこのイネギョル(İnegöl)という町は、その第一人者でしょう。
イスタンブルにもイネギョルのキョフテを出すお店はたくさんありますけれど、やっぱり本場で食べるのが一番ですよね~。
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これが、その有名な『イネギョル・キョフテ(İnegöl köfte)』。

ちょこっとチリ・パウダーをかけて食べると、なお美味!
ジューシーでもっちり。はぁ、美味しかった~。
アイラン(Ayran)と一緒に。



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こちらは、南エーゲ海・フェティエ(Fethiye)からの帰り道、お昼ご飯に寄った、国道沿いのお店。たまたま入ったお店だったんですけれど、これが大正解~。
挽き肉と卵入りの『ピデ(Pide)』。
ピデとは、ピザっぽい薄い生地に挽き肉やらチーズやらを乗せて石釜で焼いたもの。
今まで、そりゃぁ色んなピデを食べてきましたけれど、ここのは、もう絶品!
生地のもっちり感といい、具の焼き具合といい、最高に美味しかったです。これも、アイランと一緒に。ちなみに、サラダはサービスでした。
場所は、南エーゲ海のギョコヴァ(Gökova)


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またまた、キョフテ
こちらのは、エーゲ海地方・マニサ(Manisa)に近いアクヒサル(Akhisar)という町で。
イスタンブルのあちこちに支店を展開しているお店の本店です。〝キョフテジ・ラーミス(Köftesi Ramiz)
アクヒサルといえば、大型養鶏会社と、このキョフテ屋さんで有名。

ここのは、キョフテもさることながら、下に敷いてあるパンが美味しいのです。
バターをたっぷりと塗って、キョフテと一緒に焼いてあります。もう、危険なくらいに食べてしまいます~。
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そして、このお店の名物は、サラダバー。
むっちゃ種類が多くって、いつもお皿に満たんテンコ盛りしちゃいます。この時は、横から子供が好物のキュウリを無理矢理乗せました。


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で、最後は、やっぱりこれでしょう~。
イスタンブル・ボスフォラス海峡沿いのシーフードレストランでの一枚。
お昼でしたので、メゼ(Meze=前菜)を中心に頼んだはずで、その中の一皿がこれ。『ムール貝のフライ(Midye Tava)』。
お供は、やっぱりビールで!添えられているニンニクのソースを付けて食べると、たまらんのですね~。

とまぁ、いつものことながら、食べまくっておりました。
夏のトルコは、お外で食事をすることが多いんです。時にはムッとした風に吹かれるという熱帯的な気分も味わいながらも、だいたいは爽やかな風にまったりとしながら、とっても気持ちのいい食事が出来ます。
あぁ、どんより曇天&雨の多いこの頃ですので、懐かしさが溢れてきます。

昨夏訪れたトルコのあちこちは、いつかまとめて紹介できればいいなぁ、と思っています。
大自然あり、絶景あり、古代遺跡あり、また、スカッと海もあり、様々な表情を持つトルコの一面を綴っていきたいです。


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by yokocan21 | 2010-01-06 18:35 | トルコ料理  

幸子先生とアジア側ぶらぶら

もう2ヶ月、いやそれ以上前のことです。
仲良くして下さっている、作家の澁澤幸子先生が、去る10月にイスタンブルにいらしていました。
約1ヶ月滞在されていたんですけれど、その間に、なんと!3度もお会いいたしました~!
幸子先生とは、昨年秋、初めてお目にかかり、意気投合。こんな私を、いつも気にかけて下さっているのです。
もう、ありがたくって。嬉しくって。

そして、今回は、私の住むアジア側まで、わざわざ出向いて下さったんですよねぇ。

まず、私のお気に入りの町・カドゥキョイ(Kadıköy)で、トルコの伝統的料理を出す、老舗レストランへ。
Yanyalı FEHMİ LOKANTASI(ヤンヤル・フェフミ・ロカンタス)〟というお店で、創業は1919年ということですので、オスマン朝時代ですよね。
出されるお料理もオスマン時代からの伝統的なトルコ料理で、全く重くなくサラッと食べやすいのが特徴です。私の大好きなレストランですので、是非、幸子先生にも味わっていただきたかったんです。
がぁ、、、、、食べるのとお喋りに夢中で、お料理の写真全くありません。以前に撮ったものがありましたので、雰囲気だけでも。(お店の奥、中庭風のスペースです)
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このお店、今度、じっくりと紹介させて頂きますね。

で、お腹もいっぱいになったところで、カドゥキョイの町をブラブラしながら、またお喋り~。
ちょっと休憩に入ったお店は、幸子先生も以前からご存知だったトルココーヒーの美味しいお店。
コーヒー豆を自家焙煎・販売もしている、コーヒー専門店です。
すっごく小さなお店なんですけれど、いつ前を通っても満席、という人気抜群のお店です。
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写真、左側は幸子先生のトルココーヒー(Türkkahvesi)。右側は私のカフェラッテ
トルココーヒーのお皿に、一つチョコンと置かれているのは、〝ロクム(Lokum)〟(※1)。

色々、色々とおしゃべりをしている内に、あっという間に夕方。名残惜しみながら、次回またアジア側でお会いする約束をしながら、その日はお別れです。

2度目にお会いしたのは、約束通りアジア側の、しかもうちの近く。
カラムシュ(Kalamış)のマリーナを散歩。アジア側随一のマリーナで、大小のヨットや豪華クルーザーがずらーりで壮観。(写真は、別の時に撮ったものです)
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その後は、近くのギュべッチ専門店へ。
このお店ならではのメニューを選んで、またまたお喋りに花を咲かせながら、お腹いっぱいに。
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その後は、アジア側のオサレストリート、〝Bağdad Caddesi(バグダッド通り)〟へ。
ヨーロッパの高級ブランドをはじめ、トルコブランドのお店、オサレな可愛いお店やカフェがずらーっと並んだ、楽しい通りです。あちこちお店をブラブラしながら、ちょっとお茶。

曇りがちでちょっと寒かったので、温まる〝サーレップ(Salep)〟(※2)を注文。
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トルコのカフェやレストラン、結構寒くっても、お外の席が人気なのです。ギュべッチ専門店もそのカフェも、席が埋まっていくのは、通り添いのテーブルから。私たちも、案の定、通り添いの特等席(トルコ人的には)に案内されました。
でもね、空は曇っているし、外に座るのって、かなり寒いよな.....なんて思っていると、ウェイトレスのおねえさんが、すかさずフリースの毛布を持ってきてくれました~。おぉ、なんと気が効くサービス!

そして、イスタンブル滞在中は何かとお忙しい幸子先生なんですけれど、またまたご一緒させて頂いたのです。
今回は、madamkaseさんもご一緒に、ヨーロッパ側のベシクタシュ(Beşiktaş)という町で、エディルネ名物・〝タヴァ・ジーエリ(Tava Ciğeri)〟。レバーの唐揚げです。(こちら参考にして下さい)
香ばしくカラッと揚がったレバーに舌鼓。(すみません、写真ないです)
そして、食後は、やっぱりお茶でも飲みながらのお喋り~。

毎回、美味しいものをいっぱい食べて、楽しいお喋り~!
限られた日程の中で、わざわざお時間を作ってくださった幸子先生には感謝感謝です。
楽しいひとときを、今年もありがとうございました!

こちらは、3回目にお会いした時に、別れ際、ベシクタシュの桟橋前の広場で見かけた光景。
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その日は、「トルコ共和国記念日」という、トルコ建国の父・アタテュルクが共和国を宣言した日だったんです。トルコは祝日で、各地でお祝いのセレモニーやパレードが盛大に行われます。
広場のバルバロス・ハイレッディン(Barbaros Hayreddin )の像前では、海軍の学生たちによるマーチングバンドの演奏がありました。うわぁ、なんとラッキーな!

f0058691_62522.jpg後ろに立つバルバロス・ハイレッディンは、オスマン帝国のスレイマン大帝の治世下、数々の功績を残した偉大な海軍提督です。元・海賊という興味深い人物です。

前で演奏している、学生たちの大先輩でもあるんですよね。

∮この広場の横にはバルバロス提督の霊廟があり、この広場の名前は〝バルバロス公園(Barbaros Parkı)〟といいます。この広場から北に延びる大通りの名前は〝バルバロス大通り(Barbaros Bulvarı)〟。
ここは、バルバロス提督ゆかりの地なんでしょうね。




※1 ロクム・・・・・いわゆる〝ターキッシュ・ディライト(Turkish Delight)〟です。
〝ゆべし〟に似た食感の、モチモチとしたお菓子です。オレンジやバラの香りの付いたものや、中にピスタチオやへーゼルナッツが入った香ばしいもの、ココナッツをまぶしたものなど、色んな種類があります。

※2 サーレップ・・・・・サーレップというラン科の植物の球根の粉末を、アツアツのミルクでトロトロに煮た、甘~い飲み物です。こちら参照。


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いただいた物
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by yokocan21 | 2009-12-23 16:35 | 普段生活  

ジャー・ケバブ

引き続き、食べ物話です。
美味しかったものは、忘れない内にさっさと書いてしまった方がいいと思いまして。

ちょっと珍しいケバブを紹介。

トルコ・東部地方、エルズルム(Erzurum)地方の名物料理です。
ジャー・ケバブ(Cağ kebabı)といいまして、日本でもお馴染みのドネル・ケバブをデーンと横に倒したようなものです。
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このようにお肉を炭火で炙りながら焼いたケバブです。(手前にあるガラスが反射してしまって、ちょっと見にくい写真で申し訳ないです)
肉は、羊。肉の間には、脂身も入っていまして、かなーり「肉・肉・肉」したお料理です。
マリネした羊肉を大き目のスライスにして太い棒に順々に刺し込んでていく、というもので、基本、ドネル・ケバブと同じ要領なようです。
私たちが行ったのは夜でしたので、肉の塊もかなりこじんまりとした物になっちゃってますけれど、元々は、デッカイ塊だったようです。昼間の、ドーンとした塊を見てみたいものです~。

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こちらが、お皿に盛られたジャー・ケバブ。 ↑
スライスして、専用の串に刺されて出てくるんですけれど、これをワイルドにガシガシいってもよし、お上品にフォークで食べてもよし。(この専用の串を、〝ジャー(Cağ)〟というそうです。)
ちなみに、青唐辛子とケバブの間にある丸いものは、マッシュルームにチーズを入れてオーブンで焼いたもの。前菜の一つとして出てきました。
これ、お肉がすごくいいものなんでしょう、とってもジューシーでクセのない美味しさでした!しかも、すっごーく柔らかいのです。
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ラワシュ(Lavaş)という薄~いナンのような生地に、玉ねぎや唐辛子と一緒にクルリと巻いて。
うぅ~、美味しい~!

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お肉が運ばれてくるまでに出てきた、前菜の数々。
ボリュームたっぷりなサラダと、その上のは〝エズメ(Ezme)〟。トマトや唐辛子、玉ねぎなどを細か~く刻んだ、ピリッと辛いディップ。
時計周りに、
エルズルム地方のチーズ。脂分の殆どないあっさりしたものでした。
トゥルシュ(Turşu)〟。トルコのピクルス。
玉ねぎにスマック(Sumak)(※)をまぶしたもの。
飲み物は、アイラン(Ayran)(=塩味のヨーグルトドリンク)です。

f0058691_22454046.jpgで、デザートは、これもエルズルム銘菓のカダユフ・ドルマス(Kadayıf dolması)
細い細い素麺のような生地でクルミを包んで揚げ、甘いシロップに漬けてあるものです。
ま、トルコならではの甘・甘なのは致し方ないんですけれど、外側のカダユフがサクッと香ばしくって、美味しかったです~。

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切り口をUPで。

余談ですけれど、トルコの東部地方では、チャイを飲むとき、砂糖の小さな塊を少しずつかじりながら飲むという習慣があるんです。
右側のチャイの写真、お皿にちょこっと白い塊が2つあります。それが、「Kıtlama(クトラマ)」と呼ばれている砂糖の塊。また、トルコ語では、このように砂糖をかじりながらチャイを飲むことも、「Kıtlama」というんだそうです。
こういう習慣って、お隣のイランでもあるんだそうですよ。(by mitraさん

ということで、その日も、はちきれんばかりのお腹をかかえて家に帰りました。
あぁ、食べ過ぎ.....。(いまさら!)

ちなみに、このレストランは、〝Büyük Erzurum Sofrası(ビュユック・エルズルム・ソフラス)〟です。アジア側のカルタル(kartal)という所です。中心地からはちょっと遠いのが難点。


※スマック・・・中東地域でよく使われる、赤紫蘇のような濃い紫色と香りをした酸っぱいスパイス。こちら参照



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by yokocan21 | 2009-12-08 22:54 | トルコ料理  

懐かしや、ディヤルバクルの味

前回書きました、ファーティフ(Fatih)という地区。
モスクの見学のためだけに訪ねた、っというわけではないんですねぇ。他にもちゃんと目的があったのですよね。その目的とは・・・・・。(お題に書いてますよね)
そう、〝懐かしいディヤルバクル料理を味わいに~♪〟。

いつだったか、TVのグルメ食べ歩き番組で紹介されていた、とあるレストラン。一緒に見ていたダンナと「むむむっ!」と、思わずメモを取りました。それから数ヶ月、今回晴れてそのお店に行くことができました~。
旧市街には、地方から出てきた人達がその地方ごとのコミュニティーを作っている地区がたくさんあるんです。ファーティフのとある一角には、南東部地方出身の方たちが開いたレストランがたくさんあるということは、どこかで聞いたことがありました。ですので、番組でそのレストランが紹介されたのも、ほぉ~納得。

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こぉんな素敵なプラタナス並木の道の左右に、南東部地方独特のケバブ屋さんがズラリと並んでいます。

今回訪ねたお店は、オーナーがディヤルバクル出身で、従業員さんもディヤルバクルやその周辺の町出身という、何とも懐かしさ溢れるお店。そして、皆の話されるディヤルバクル・アクセントのトルコ語がまた、懐かしかった~。しかも、皆さん、濃い雰囲気。いいね・いいねぇ~。
ここは、ディヤルバクルのお料理を中心に、南東部らしい濃いお料理を食べられます。

f0058691_410798.jpgまずは、お店の入り口に吊るされていたこれ。

ビュルヤン(Büryan)〟。
子羊を縦釜で丸焼きにしたものです。

以前食べたビュルヤンが忘れられず、やっとここで再会です!

これ、ディヤルバクルのすぐ近くのシイルト(Şiirt)の郷土料理で、↓このように、ピデ(Pide)の上に乗っけて出されます。

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地中深く掘った釜でじっくりと焼かれているので、余分な脂は落ち、お肉の美味しい部分だけを味わうことが出来ます。
これがねぇ、羊独特の臭みが全くなくって、柔らかくって、とぉっても美味しいんです!

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こちらは、前菜の、〝ピーマンの挽き肉入りドルマ(Biber Dolması)〟と茹でバージョンの〝イチリ・キョフテ(İçli Köfte)〟(※注1)。
ドルマは、ディヤルバクルらしく勿論ピリ辛&酸っぱ味。この辛味と酸っぱ味のコンビネーションが何ともいえず美味しい~。
このイチリ・キョフテ、スタッフィングは挽き肉で作るのが一般的なんですけれど、ここのは細切れ肉でした。
あぁ、もぅ、懐かしいなぁ。ディヤルバクルのレストランを思い出すなぁ。(この時点で既に思いっきり浸っています)

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で、飲み物はといいますと、これもディヤルバクルらしくブクブク泡の立った〝アイラン(Ayran)〟(※注2)。塩味のヨーグルトドリンクです。
勿論、銅製の容器に入って、それに大きく丸いスプーンですくって飲むのが南東部式。

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もう一つのお肉料理はこれ。〝サチ・タヴァ(Saç Tava)〟。
サチ(Saç)という真ん丸い鉄板(浅い中華鍋って感じ?)で、羊肉やトマト、唐辛子などを炒めた南東部のお料理です。
真ん中の窪みに脂がたまっていたので、お肉を端に寄せたら、こんなにショボイ姿に.....。
ここのは、全くピリピリしてなくて、子供も喜んで食べていました。実際、ディヤルバクルで食べていたものは相当に辛くって、ヒィヒィ言いながら食べていましたけれど、うーむイスタンブルだし、辛さは控えめなんでしょうか。
手前に写っているのは、中が空洞になったタイプのパン。このパンにお肉を挟んで食べます。

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で、デザートはこちら。〝スル・タトゥルス(Sur Tatlısı)〟といって、このお店の名前が付けられた、オリジナルなお菓子なんだそうです。
外側の黄色いのは、イルミック(İrmık)というセモリナ粉を、バターと砂糖で炒めて作ったイルミックヘルヴァス(İrmik helvası)というお菓子。そのお菓子でバニラアイスを包んであります。黄色いのは、サフランでしょう。
周りのテーブルを見ても、殆ど皆さんが食べてらっしゃったという訳がわかりました。すっごーく美味しかったです!
イルミックヘルヴァスのコッテリ・モッチリ感と、伸び~るアイスの絶妙なコンビ。結構お腹がいっぱいだったのに、ガンガン食べちゃいましたよ。

初夏を思わせるキラキラ陽光の下、懐かしいディヤルバクルのお料理に舌鼓♪
何とも幸せな昼下がりでした!
このレストラン、ケバブも色々と揃っているようですので、次回はケバブの盛り合わせを食べてみたいなぁ。

ちなみにお店は、ファーティフの南端・ヴァレンス水道橋(ボズドーアン・ケメリ)の近くにあり、観光客も行きやすい立地ですので、住所など載せておきますね。

SUR OCAKBAŞI (スル・オジャクバシュ)
İtfaiye Cad. No:27/1 Fatih İstanbul
0212-533-8088


※注1 イチリ・キョフテ・・・スパイシーな挽き肉と砕いたクルミをブルグル(ひき割り小麦)で包んで茹でたもの。
※注2 アイラン・・・南東部地方では、このような銅製の容器に入って出てきます。参考に、ガズィアンテップのものと、ディヤルバクルのもの を。


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by yokocan21 | 2009-05-17 04:19 | トルコ料理  

レバーと憧れの野草

食べ物が続きます。

先日、家族で行ってきた巨大ショッピングモール。トルコで最大規模のアウトレットなんだとか。こちら です。
うちから車で1時間も飛ばして、まだかまだかと、やぁっとたどり着きました。そこは、郊外の郊外の、そのまた郊外という場所。とにかく敷地がデッカイんで、お店を見て回るだけでもヘロヘロになってしまう程で、かなり疲れました。
建物が何棟かに分かれていて、それぞれの建物の間は通路も広くオープンエアですので、週末の大勢のお客で賑わってはいるものの、圧迫感は全くなし。かなりゆったりとした空間でした。でも、その日はお天気は良かったのですけれど、風がかなり冷たく、オープンエアはちょっとこたえましたねぇ。

で、ダンナはお目当てのブツが見つかり嬉しさいっぱいだったんですけれど、私はというと、気に入ったものが見つからず、何だかただ疲れに行ったって感じ。子供は、お目当てのローラースケートは見つからなかったけれど、とりあえず好きな絵本を買ってもらったんで、ニコニコ。

朝食後すぐに出発し、あちこちのお店をブラブラ見ていると、あっという間にお昼。フードコーナーは、どこのショッピングモールにでもありがちなものばかり。
ま、そんな中から、私達が選んだのは、エディルネ(Edirne)(←※注)のお料理を出すお店。

f0058691_9113654.jpgその理由は、これ。→

タヴァ・ジーエリ(Tava Ciğeri)

牛のレバーを香ばしく揚げたもので、エディルネの名物料理です。

薄くスライスされた玉ねぎと一緒に食べると、とぉっても美味しいのです!

レバーの向こう側に見えるのは、唐辛子を素揚げしたもの。
これも、レバーと一緒にいただきます。

レバーって、時々ムショーに食べたくなるんですよね。
女ですしね、体が鉄分を欲しているんでしょうか。


奥に見えるのは、タイトルにもあります「憧れの野草」!
その名は、〝シェヴケティボスタン(Şevketibostan)〟。
聞きなれない名前ですけれど、何とこの野草(ハーブとでも言うんでしょうか)、エーゲ海地方ではとっても人気のもので、皆さん口を揃えて「美味しい~」とおっしゃるんです。
ひゃぁ~、そんなに美味しいものなら、是非是非食べて見たいと思うのは、私だけではないですよね。
苦節○年(そんな大袈裟な!)、やっと巡り合えましたよ~!
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このレストラン、セルフサービスになっていまして、ズラリと並んだお料理の中から好きなものを選ぶシステムです。
野菜の煮込みコーナーには、色んな葉っぱ系の煮込みがありまして、ぱっと見ただけでは、何の葉っぱなのか私にはわかりませんので、お店の方に一つ一つ説明してもらったんです。3つ目位に指差されたものが、「シェヴケティボスタン」。その途端に、私の目はハート♥♥♥
すかさず、「おじさん、これ~~~!」、となったわけです。

で、シェヴケティボスタンのお味。ほうれん草とはまた違った味で、何となくイラクサにも似ていて、でもイガイガした感じは全くなく、旨みのある、とっても食べやすい葉っぱです。野草ならではの苦味はもちろんあって、うーん、これは美味しい★
遂に食べれた~っという感動と、この美味しさに、午前中の疲れは吹っ飛びましたよ。

f0058691_9132873.jpgちなみに、どんな植物かといいますと、こんなの。
(画像は、wikipediaより拝借)
英語では、「Cnicus benedictus」というそうです。
日本名は、わかりません。

トルコでは、エーゲ海から地中海沿岸でよく採れるらしく、このようにオリーブ油で煮たり、またお肉(羊肉)と一緒に煮たりもするらしいです。

消化を助けたり、胃腸によく効き、食欲の増進にもいいそうです。
また、ハーブティーとしても飲まれたり。
そのハーブティーは、怪我の傷口の消毒にも使われたりするそうで、まぁ色んな効能があるんですね。

えー、このシェヴケティボスタン、イスタンブルでも手に入るそうですので、青空市場を覗きにでも行ってみましょう~。うちの近所には青空市場がないですので、ちょっと不便なんですけれどね。

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そして、〆は、これ。近所のお菓子屋さんで買ってきたもの。
カザンディビ(Kazandibi)〟というミルクで作ったデザート。でも、何でだか表面が焦げてますよねぇ。へへへ、その訳は・・・・・。

「カザンディビ」とは、トルコ語で「大鍋の底」という意味。このデザート、鍋の底でわざと焦げさせているんですよ~。
元は、牛乳に砂糖、スターチ、そして鶏の胸肉を茹でて裂いたもの(!)などを混ぜて作るプリンのようなもの。←これを、タヴック・ギョース(Tavuk göğsü)といって、直訳して「鶏の胸肉」。そのタヴック・ギョースを鍋に入れて、底を焼いてクルリと巻いたものが、カザンディビ。

これ、私の大好物!シナモンを振って。焦げ目が香ばしくって美味しいの~っ♪

とまぁ、結局、美味しいものを食べていれば幸せな私。



※注 エディルネ・・・・・ブルガリアやギリシャ国境に程近い街。オスマン帝国の首都がイスタンブルに移る前は、この街が首都でした。ビザンティン帝国時代は、アドリアノープルと呼ばれていました。
実は、私達夫婦が出会った街でもあるんですねぇ。ふふふ。


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by yokocan21 | 2009-04-15 09:19 | トルコ料理  

アダナでアダナケバブを食す!

前回の記事で、「食べ物の話題は大歓迎~」、なんていうコメントをたくさんもらいまして、気分上々。益々、食べ物系街道を突き進んでしまいそうな勢いです。
そんなわけで、またもやしつこく食べ物です!

先日、うちの近くの『アダナケバブ』の美味しいレストランを紹介したんですけれど、それに派生して、今回は、本場中の本場・アダナ(Adana)の『アダナケバブ』を紹介します。
アダナへは、昨年夏のディヤルバクルからイスタンブルへと引っ越してきた途中に、わざわざ寄ってきました。
「どうしても本場のアダナケバブをまた食べたい!」という私達夫婦の発ってからの希望で、高速道路をわざわざ降り、お昼ご飯をアダナで食べていくことにしたんです。
アダナへは、2006年の冬に一度訪れたことがありまして、その時に食べたアダナケバブが何とも美味しくって、「はぁ、さすが本場で食べるアダナケバブは違うぞぉ~!」と思ったのでした。
それ以来、他の街ではアダナケバブは食べたくなくなってしまった、という。それ位の曰く付き。

では、本場のアダナケバブ屋さんへ~~~。

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まず、席に着くなり、運ばれてくるのが、こういうメゼ(Meze=前菜)の数々。軽く10種類はあるでしょうか。
ハイダリ(Haydari)という、水切りヨーグルトに乾燥ミントを混ぜたもの。
マッシュルームのピリ辛炒めもの。
焼きナスのピリ辛炒めもの。(これ、アダナでは、〝ババガンヌッチ(Babagannuç)〟といいます)
玉ねぎのスマック入り炒めもの。
チーズやトゥルシュ(トルコのピクルス)。
それに、サラダ各種などなど。
ひゃぁ~、美味しくって、これだけでお腹がいっぱいになってしまって大変。

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パンは、もちろん焼きたて熱々。中が空洞になったタイプのもの。

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で、こちらがメイン。
メトレリック・ケバプ(Metrelik Kebap )〟という、アダナ独特のケバブです。
デデーン!と、3人半前。(アダナ在住のダンナの知人もご一緒でしたので、大人3人前と、子供の分半人前) この写真のもので、70cmはあったかと思います。長~い串に刺して焼かれます。
これ、10人前や20人前ともなると、メートル級のケバブとなるわけで、それで、「メトレリック(=メートルの)の意」なんて命名されているんでしょうね。
長ーいピデ(薄いパン)の上に、巨大なアダナケバブ(Adana kebabı)。その上には、鶏の手羽やサルマ・ベイティ(Sarma Beyti) (※注)、トマトに青唐辛子が乗っています。もちろん炭火焼き。
これですよ、これ!これが、アダナなんですよ~!
このアダナケバブがまた、絶妙に美味しかったのです。スパイスの効き方といい、焼き加減といい、お肉がジューシーで、わぁ~っ。

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お皿に各種ケバブを取り分け。

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そして、アダナで飲み物といえば、これ。〝シャルガム・スユ(Şalgam suyu)〟。
シャルガムというカブに似た根菜を主原料に、黒ニンジン(こちらの記事の中で登場します)も入った飲み物。ちょっと辛味があって、でもさっぱり。アダナでは、ケバブと一緒に飲むのが一般的なんですよ。
あと、食欲増進作用があるとか、胃や肝臓に良いとか言われています。

6月下旬のアダナの日中は、相当に暑かったんですよね。太陽ギラギラ。もう、車から降りると、頭がクラクラするくらい。でも、ピリッと辛いアダナケバブや、メゼの数々ですっかり元気になり、次の目的地・アンカラ目指してまっしぐら~。


ところで、このアダナケバブ。
当のアダナでは、〝アダナ以外で「アダナケバブ」の名称を使うことは認めない〟なんていうスローガンを発していまして、登録商標にするだとか、そういう話をニュースで観た事があります。
うーむ、確かに、トルコのあちこちのケバブ屋さんでアダナケバブは出されているんですけれど、中には、本場アダナのものとはほど遠いケバブが出てきたり、ってこともあるんですよね。ただの辛い挽き肉のケバブ、という感じで、全く似つかないもの。
そういうのを見てしまうと、アダナのケバブ屋さんとしては許し難いものなんでしょう。

ま、海外で「なんちゃって日本料理」に出くわした時の、私達日本人と同じような、何とも言えない悲しい気持ち.....。
いちアダナケバブ・ファンとしましては、とってもよくわかりますよ、その気持ち!

では、最後に、その日食べたレストランの紹介。
ŞENOL KOLCUOĞLU (シェノル・コルジュオール)
単品でも注文できますけれど、私たちは、コースメニューを選びました。
たくさんのメゼたちに、メトレリック・ケバプ、好きな飲み物を選んで、食後のフルーツ、デザート、チャイが付いていました。
この美味しさとボリュームは、大満足!


※注  サルマ・ベイティ・・・挽き肉のケバブを、ユフカという薄~いナンのような生地で巻いたもの。


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【関連記事】
アダナ旅行・その1
アダナ旅行・その2
アダナ旅行・その3
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by yokocan21 | 2009-02-27 06:20 | トルコ料理  

バレンタインとケバブ

去る14日は、バレンタイン・デイでしたね。
日本では、あちこちでチョコが飛び交っていたのでしょうか。あのデパートのチョコ売り場の熱気、何だかとっても懐かしい感じです。うわぁ、独特な雰囲気(というか、殺気)がありますよね。
トルコには、もちろん日本のような習慣がないですので、チョコレート屋さんも、多分普段と変わりない雰囲気だったのでしょう。とはいえ、最近は、甘~いチョコを恋人にプレゼント.....なんて人もいるようで、たまたまこの前通りがかったチョコレート屋さんは、何だかラブラブ・モードなディスプレイだったんですよね。

で、うちのバレンタイン・デイはといいますと..........。
今年は、こんなものを貰いました~。
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子供からのプレゼント。

折り紙で作った赤い花と、道端の花屋さんで買ってきたという、カーネーション。
折り紙のは、ダンナと私に一つずつ。
恋人達の日おめでとう!というカードも挟まっています。(トルコでは、バレンタイン・デイは「恋人達の日」といいます)

うぅっ。嬉しいじゃぁないですか~~~! ちょっとウルウル。

どこで聞いてきたのか知らないですけれど、「恋人達の日」なんて情報をしっかりとゲットしていたのですねぇ。小学2年生にもなれば、そんなもんなんでしょうかね。
カーネーションは、パパに相談して、一緒に出掛けたときに貯金箱からのお金で買ってくれたのだそうです。

こんなサプライズ♪があって、いやぁ、ほんと夫婦仲良くやっていかなきゃねぇ、なんて、つくづく思った次第です。

そして、今年は、土曜日ということもあって、家族で食事に出掛けてきました。
あいにく、外は雨&むっちゃ寒い、ということで、近場で美味しいお店へ~。で、私のリクエストで、
〝ケバブ屋〟! ←えぇっ、全く色気のない選択。

ディヤルバクルから引っ越して来て、そういえばまだまともなケバブ屋さんに行ったことがなかったのです。
ケバブの本場で、イヤという程美味しいケバブを堪能してきましたので、敢えてわざわざケバブを食べよう~って気にはならなかったんですよね、今まで。
でも、むずむずとケバブ魂が沸いてきまして、いさ!

行き先は、うちから歩いてでも行ける所。(でも、冷たい雨の中歩くのは無理なので、その日は車で)
カザンジュラル(Kazancılar)というケバブ屋さん。正式には、〝Tarihi Adana Kazancılar Kebapçısı〟(ターリヒリ・アダナ・カザンジュラル・ケバプチュス)。
そう、ケバブの本場・アダナケバブの美味しいお店なのです。

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(左)突き出しのルッコラとパセリとラディッシュと冷たい前菜(メゼ)。
メゼは、ブドウの葉のドルマ(Yaprak sarması)と、ほうれん草のオリーブ油炒め・ヨーグルトがけ
真ん中の白いものは、バターとトゥルム・ペイニル(Tulum peyniri)という羊の皮袋の中で作ったチーズ。
奥に見えるのは、中が空洞のパン(焼きたて熱々)。

(右)温かい前菜の、イチリ・キョフテ(İçli köfte)(※注1)と、パストゥルマ入りフムス(Pastırmalı humus)(※注2)。

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あまりにも美味しかったので、UPでいきます。
温かいフムス(ヒヨコ豆のディップ)にサッと焼いたパストゥルマが乗かっていて、オリーブ油とクミンがたっぷりとかかっていて、うーん美味!これは、ビールがすすみますねぇ。

この時点で、パンも食べてかなりお腹が大きくなってはいたんですけれど、メインははずせません。(子供も既にお腹がいぱいで、ケバブはいらないのでブドウの葉のドルマをもう一皿ちょうだい、でした)

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ダンナの〝アダナケバブ(Adana kebabı)〟。ちょっとピリ辛な挽き肉のケバブ。スパイシー&ジューシー。しかも、ボリュームもばっちり。挽き肉の挽き加減が絶妙で、スパイスの効き方もバッチリ!

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こちら、私の〝鶏のアダナケバブ(Tavuklu Adana kebabı)〟。やはりピリ辛。でもちょっとあっさり系。
焼いた玉ねぎがまた、甘くて美味しかったぁ。

写真に撮ると、二つとも同じに見えてしまいましたね。ブログ的に如何なものかと.....。

このお店、アダナが本拠地ということで、流石に本場さながらの美味しさでした!
アダナケバブは、本場で食べて以来、他の町では食べる気にはならなかったんですよね。それほどに、本場のアダナケバブって美味しかったんです。でも、ここのは納得!

食べた・食べた!
で、苦しすぎて、デザートはパス。

ふぅーーーっ。楽しくって美味しいバレンタイン・デイでした! emoticon-0115-inlove.gif

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このお店のケバブを焼く風景。炭火でジュージュー。



※注1 イチリ・キョフテ・・・挽き割り小麦とひき肉を練って生地にし、袋状にしたものの中に、ひき肉・玉ねぎ・砕いたクルミなどを炒めた具を詰め込んで、揚げたもの。ちょっとピリ辛。
※注2 パストゥルマ入りフムス・・・パストゥルマは、牛の塩漬け保存食。フムスは、ヒヨコ豆のディップ。


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by yokocan21 | 2009-02-17 07:46 | 普段生活