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巨大白インゲン豆のオリーブ油煮

お豆さん。日本にいた時は、あまり好きなものではありませんでした。
日本では、ちょっと甘味のある煮物にすることが多いですよね。あと、甘納豆とか。あの甘~い豆が苦手だったんです。
ところが、トルコへ来てからは大好きになってしまいました!
というのは、トルコでは甘く煮たりはせず、主にオリーブ油とトマトで味付けするんです。その味加減がとぉっても美味しく感じられて、家でもよく作るようになりました。

今回は、そのお豆さん料理の中から、ちょっと珍しいものを紹介致します。

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ボムバイ・ファスリイェ(Bombay Fasulye)〟という、デカイ白インゲン豆のお料理です。
名付けて、『ボムバイ・ファスリイェ・ピラーキシ(Bombay Fasulye Pilakisi)』。巨大白インゲン豆のオリーブ油煮。
「ピラーキ」とは、ニンニクの入った、玉ねぎや人参と一緒に炒めて煮たお料理のこと。
そして、「ボムバイ」とは、トルコ語で「ボンベイ=現ムンバイ」のこと。何でインドなのかはわかりません.....。

このお豆、最近になってよく見かけるようになりました。
トルコでは、白インゲン豆(ファスリイェ=)が一般的によく食べられるもので、その大型版といったところ。でも、お味は、こちらボムバイ・ファスリイェの方が数段美味しいように思います。

トルコ料理らしく、オリーブ油を使ったトマト味。仕上げにレモンを絞って食べる、さっぱりとしたお料理です。
シンプルだけれど、お豆さんのコクが出てとっても美味しいですよ。
作り方も載せていますので、↓↓↓ 「作り方」をご覧下さい。


f0058691_63249.jpg白インゲン豆の大きさ比べ。

左側が、ボムバイ・ファスリイェ(巨大白インゲン豆)。
右側が、ファスリイェ(普通の白インゲン豆)。

こぉんなに大きいのです。

ちなみに、日本では「大福豆(おおふくまめ)」と言われているようです。



で、その日、もう一品作ったのが、これ。

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和食器に盛ってありますけれど、「おひたし」じゃぁないんです。
テレ(tere)〟という葉っぱの、オリーブ油&レモン汁和えなんです。
このテレという葉っぱ、日本では「こしょう草」というクレソンの仲間なんだそうで、そのまま食べると、辛子のような山葵のような、相当に苦いのが特徴。
トルコでは、生のままサラダに入れて食べるんですけれど、うちではあまりの辛さに誰も食べず.....ですので、サッと湯がいてオリーブ油&レモンで和えたり、また和風におひたしにしたり。

湯がくと、あの強烈な苦味が消えて食べやすくなります。
でもでも、この記事を書くにあたって調べてみると・・・・・。
湯がいてしまうとビタミンが壊れてしまうので生のまま食べるように、と、とあるサイトに書かれていました。
ぎょぎょっ。
折角美味しい食べ方を発見したと喜んでいたら.....はぁ、どうしましょ。生のままで美味しく食べられる方法をまた考え直さないといけないですね。

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こちらが、そのテレ。 葉っぱの先が、少しギザギザしています。

ちなみに、その日のメニューは、上記の巨大白インゲン豆のオリーブ油煮と、このテレのオリーブ油和え物。それにメインは、ビーフストロガノフ。なんたるミスマッチな献立。
まぁ、いいんです。オール・トルコ料理ってのは、気に入らないので。(私がっ)


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豆ラーさんたち、この指止まれ~!


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by yokocan21 | 2009-03-28 06:12 | トルコ料理  

トルコのファーストフード

うちから一番近い繁華街といえば、カドゥキョイ(Kadıköy)。
うちの近くには、いわゆる商店街というものがありませんので、何か買い物、といえばどうしても繁華街まで出掛けて行かなければならないんです。(不便です)
 ※小さなスーパーや雑貨店、八百屋やお肉屋、魚屋、文房具店などはありますよ。
先日、子供の学校で着るスポーツウェアと童話の本を買いに、カドゥキョイへ。

土曜日だったこともあって、町は大賑わい。買い物客でごった返していました。
買い物も終わり、ちょっとお腹がすいたねぇ、ということでお食事タイム。
ダンナが一緒なら、ビール片手にムール貝のフライ、なんてもの有りなんですけれど、さすがに子供と二人の時はちょっと躊躇してしまいます。
で、ファーストフードの美味しいカフェへ。カドゥキョイの桟橋の向かい側にある、〝バンビ(Bambi)〟というお店。

そのお店では、まず人気のこれを!
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ウスラック・ブルガー(Islak burger)〟。訳して、「濡れバーガー」。
そう、濡れているのです~。熱々のトマトソースに浸してあるので、シットリと濡れているのですよ。
「えぇぇぇーっ?」
でもでも、とぉっても美味しいんです。私、ここに来れば必ず注文しております。

f0058691_17261923.jpgかじりかけですみません。

中はこんな感じ。
シンプルにハンバーガーのみ。

濃いトマトソースがしっかりと染み込んで、小さめのバーガーは、あっという間に食べ終わってしまいます。



女性のゲンコツサイズの、小さめの濡れバーガーだけでは当然足りませんので、他にも美味しそうなものを。

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こちらは、子供の好きな、〝 ソシスリ・サンドヴィチ(Sosisli Sandviç)〟という、ソーセージとポテトサラダのサンドイッチ。
ソーセージにはケチャップがかかっていて、ピクルスも入っています。


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こちらは、もう日本でもお馴染みになった、〝ドネルケバブ・サンド〟。
ピデ(Pide)という、ピタパンのような平べったいパンに挟まれたものです。
ドネルケバブは、この他に普通のトルコパンのサンドや、ピラウの上に乗っかったものなど、色々。

ドネルケバブは、普段はどうでもいい存在なんですけれど、時々ムショーに食べたくなります。
やっぱり、美味しい~!

トルコにも、全世界展開しているファーストフード店が山ほどあるんですけれど、私はどちらかというと、こういう〝ザ・トルコ〟的なお店の方が親近感があって好き。
このお店はメニューも豊富ですし、子供連れにも入りやすいんです。
しかも、お値段も財布に優しいですしね。


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by yokocan21 | 2009-03-23 17:31 | トルコ料理  

ちょっぴり春を感じに公園へ

寒い寒いと言いながらも、少しづつは春らしくなっていっていますイスタンブルです。
この冬はどうも雨がちな日が多かったんですけれど、ここ最近は、太陽も頑張ってくれていまして、朝からパァ~っといいお天気♪な日も少々。
先週末も、朝から太陽が出てくれていまして、折角のいいお天気を無駄にしてはもったいない、と、近所の公園に散歩に出掛けてきました。

家を出た時には風もほとんどなく、絶好の散歩日和だったはず。ところが、公園に近付くにつれて、遠くに雲が.....。(ちょっとイヤな予感)
ま、それでも、まだ周りは明るいし、ってことで、公園を散策することにしました。

この公園、半島というよりは、島のような形で海に突き出ています。なので、周りを海に囲まれたようになっていて、遊歩道からは常に海が臨めるという、とっても気持ちのいい場所なんです。
可愛いカフェもあって、お茶するのにもピッタリだし。
あぁでも、今回は雨が降りそうな気配でしたので、とりあえずはお茶は取りやめました。

太陽は出ているものの、雲もくもく。ヨットが気持ちよさそう。近くのヨットクラブの人達でしょう。
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芝生の公園には、カモミールがあちこちで咲き誇っていました。
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f0058691_7564645.jpgありました・ありました~。
これが、アーモンドの木。

【訂正】 すみません、これ、〝紅葉スモモ(べにばすもも)〟というそうです。間違ったことを書いてしまい、申し訳ございません。

ほのかにピンク色の花が春らしさを感じさせてくれます。
遠くから見ると、桜っぽいのですよ~。


こちらは、アーモンドのお花UP。 → 紅葉スモモです。
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これは、何のお花でしょう。かなりピンクが濃いめです。まだ蕾が多いんで、来週あたりが満開でしょうか。
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この公園の様子。芝生がいっぱいで、開放的~。春本番になると、色んなお花の競演で、もっと楽しくなるでしょう。白いのは、カモミール。
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f0058691_7594490.jpgこちらは、野生のオリーブの木。
樹齢何年なんでしょうねぇ。
どっしりとかっこいいです。

根元には、パンジーの花壇が。


この辺りで、とうとう雨がポツポツきてしまいましたぁぁぁ。
うわぁ、急げ急げ! 運悪く、ダウンのフードを付けてこなかったので、慌てます。
あぁでも、途中でかなりな雨脚になってきてしまい、トルコ人のように傘なしで雨の中を歩くことに.....。
 ※そうなんですよ、トルコの人は、滅多なことがない限り、傘をさすってことはしません。というか、傘を持っている人がどの位いるのかどうか。

ということで、なんだか中途半端な公園レポートになってしましました。(しょぼしょぼ)
また今度、お天気のいい日にでも再訪して、綺麗な風景でも撮ってみたいと思います。


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by yokocan21 | 2009-03-18 08:04 | 普段生活  

春なんだけど

日本のニュースでは、桜開花の予想日なんてことが話題になっていたり、あぁもうそんな季節なのね.....と思うこの頃。(温暖化のせいか、桜の開花は年々早くなっていっているそうですね)
ですけれど、ここイスタンブルはまだそんな気持ちにはなれそうもない日々が続いています。
この冬はどうも雨ばっかりで、パァーっと晴れた日なんて数えるくらいです。3月に入っても、その様子はさほど変わることなく。先日一日、気持ちよく晴れたと思ったら、次の日はまた雨模様。
今日も朝からしとしと雨降りですし。

でも、先週は少しだけ温かい日が多かったせいか、うちのアパートの裏庭のスモモの花がいっせいに咲き出しました♪
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これは昨日撮った写真なんですけれど、曇天に白い小さなお花が、あまり映えていない.....。気持ちいいお天気の日なら、青空に白い花が綺麗に映えるんですけれどねぇ。
現在、ほぼ満開状態のスモモ。初夏には実がなって、食べられるそうなんです。ほぉ~っ。

こちらは、スモモのお花UP。 (曇り空での撮影は無理がありますね、このデジカメでは)
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これと似たものに、アーモンドの花があって、そちらはもう少しピンクがかったものです。
そのアーモンドの花、遠目には桜の花にも似ていて、初めて見た時は、「ひゃぁ~っ!」とびっくりしたものです。近くのアパートには、アーモンドの花も咲いているんですけれど、あまりにもお宅の真ん前ってことで、激写は恥ずかしながら出来ずです。

で、昨日は、朝から〝レーズン入りのクッキー〟作りでした。 ↓
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子供の通う小学校では、週に1~2度、父兄がおやつを持っていきます。
昼からの授業が終わって、学校独自の補修&復習授業(※〝エトゥット〟)に入る前の休み時間に、先生が子供達におやつを配って下さるんです。
簡単に食べられる、クッキーやケーキ、ボレッキ(トルコのパイ)などを作って来られる方が多く、仕事を持っていたり忙しい方は、ケーキ屋さんで何か買って来られたり。
このおやつタイムが、皆の楽しみでもあるんですよね!

昨日は、うちの担当日でしたので、子供のリクエストでクッキーを、一クラス分大量に焼きました。
朝から焼いて、お昼休みに学校まで持っていきました。子供の話では、皆気に入ってくれたそうで、よかったよかった。

なお、このクッキーの作り方は、こちらを参照して下さい。


そして、これは最近よく飲んでいるハーブティー。
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リンデン(上)と、カンゾウ(下)のミックスです。
・リンデン(ıhlamur=ウフラムル)は、消化促進や沈静作用など、色んな効用のあるハーブで、トルコでもよく飲まれています。風邪ひきの時にもお薦め。

・カンゾウ(甘草・meyankökü=メヤンキョキュ)は、日本では漢方薬として知られていますけれど、トルコでもハーブティーとして飲まれています。咳や喉の痛みによく効くといわれています。
写真のは、カンゾウの根っこ。

この二つをブレンドすることで、効能もパワーアップ! 別に風邪をひいているわけではないんですけれど、暖房のせいで喉がイガイガすることがありますので、食後のハーブティーによく飲んでいるんです。
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このハーブティーは、お鍋で2~3分煮出します。レモン汁とハチミツを加えると、飲みやすいです。お薦め~。

今日は、なんだかとりとめのない内容になってしまいました。
この、スッキリとしないお天気のせいです。(爆)


※エトゥット(Etüt)・・・・・辞書を引くと「研究・研究室」とありますが、学校では、いわゆる補修や復習をする授業のことです。正規の授業ではなく、その学校が独自のシステムで行っていて、担任の先生や、特別の講師が来て勉強します。
うちの子の学校では、算数や国語は担任の先生が受け持ち、ダンスや部活などは専門の講師が受け持ちます。このエトゥットは、別料金。


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※ ↓の記事、訂正と追加があります。間違った情報を書いてしまいましてすみませんでした。
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by yokocan21 | 2009-03-13 17:13 | 普段生活  

イスタンブルのアールヌーヴォー建築・その1

ディヤルバクルの建物を紹介したました次は、イスタンブルの建物。

オスマン帝国も後期になると、ヨーロッパからの影響を少なからず受けてきます。
近代化を計る政策としての面は勿論、、文化面でもとても重要な位置を占めてきます。そんな近代化の波の中、イスタンブルの新市街の丘の上、ぺラ(Pera)やベイオール(Beyoğlu)一帯には、こぞってヨーロッパ建築の建物が建てられます。
時は、19世紀末。ヨーロッパでは、アール・ヌーヴォーが華麗に花咲いた時代。

このぺラ地区やベイオール地区には在外公館が建ち並び、外国人が住むエリアでした。そういう背景もあって、近代的な建築物を立てる土壌は整っていたのでしょう。そして、その建物を建てさせた人達も外国人が殆どです。

それでは、現在も残っている数多くのヨーロッパ建築の建物(主にアール・ヌーヴォー様式)を、少し紹介してみます。場所は、新市街・イスティクラル通り(İstiklal Caddesi)。なお、当時の通りの名前は、ジャッデ・イ・ケビル(Cadde-i Kebir)。
今回は、イスティクラル通りの中ほどより下のエリア(トゥネルに近い方面)のものをいってみます。

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こちらが、そのイスティクラル通りの様子。石畳の歩行者専用道になっている通りは、真ん中をレトロな赤い車体の路面電車が走る、新市街の目抜き通り。
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ノスタルジック・トラムワイ(Nostaljik tramvay)と呼ばれる路面電車は、木製の車体が可愛い。
(画像は、IETTのサイトより拝借しました)


f0058691_1943573.jpgまずは、ムスル・アパルトマン(Mısır Apartmanı)。訳して、「エジプト・アパート」。

エジプトの総督・アッバス・ヒルミ・パシャが「冬の家」として1905年に建てた邸宅。
設計は、アルメニア人のホヴセプ・アズナヴールヤン(Hovsep Aznavuryan)。

アール・ヌーヴォー様式の均整のとれた美しい姿は、イスティクラル通りでもひときわ目を惹きます。


f0058691_195043.jpg建物中央上部の、アーチ。

ターコイズブルーのタイルが綺麗♪

随所に見られる丸みを帯びた植物の彫刻や装飾も綺麗~。

そして、この建物の最上階(テラス)には、今イスタンブルで人気抜群のオサレ系レストラン・カフェ(夜にはクラブになる)、
360 İstanbul〟があります。
ボスフォラス海峡の絶景が眺められるんだとか。


f0058691_1910728.jpgこちらは、サン・アントイネ・カトリック教会(St. Antoine Katolik Kilisesi )の横にある建物。(名前はわかりません)

中央にマリア様の像が立っています。

イオニア式の柱や、1階玄関横にはコリント様式を取り入れた柱。
玄関の上部には、アーカンサスの葉っぱのレリーフでしょうか。よく見えなくってすみません。


【訂正と追加】
この建物について、仲良くさせて頂いていますmadamkaseさんよりご指摘がありまして、訂正させて頂きます。
この写真の建物は、〝サンタ・マリア教会(Santa Maria Kilisesi)〟の全面にあるものです。サンタマリア・ハン(Santa Maria Hanı)というそうです。場所は、サン・アントイネ教会の横ではなく、通りをもうちょっと下った、オランダ領事館とロシア領事館に挟まれたところです。
すみません、いい加減なこと書いてしまいまして。
そして、ご丁寧に教えて下さったmadamkaseさん、ありがとうございました!

f0058691_17485050.jpgmadamkaseさんより、送って頂いた写真を載せさせて頂きます。

この建物の門をくぐると、中にはサンタ・マリア教会があります。

この教会は、1584年建立のカトリック教会(フランシスコ会)で、元々は丘の下に建っていたものです。
ところが、1660年の大火でイコン以外は全て崩壊してしまい、1678年に現在の場所に再建されたということです。

ひゃぁー、こんなにも由緒のある教会だったのですね。
これは、また再訪しなきゃ!



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こちらも、ギリシャっぽい建物。イオニア式の柱が印象的です。
バルコニーの鉄柵の装飾が繊細で美しい。


f0058691_19154261.jpg上の建物の斜め向かいの小径。

ちょっとオサレなカフェなどが並ぶ、私の好きな小径です。
アスマルメスジト通り(Asmalımescit Sokağı)。

『ジュムバ(Cumba)』という2階の窓部分が外に張り出した、オスマン朝の典型的な建築です。

窓部分は、よーく見ると、綺麗な装飾が施されているんですよね。



f0058691_19161440.jpgで、最後は、このエリアでは一番の見ごたえある建物。

ボッター邸(Botter Apartmanı)です。

スルタン・アブドゥルハミトの宮廷仕立て師だった、オランダ人のジャン・ボッター(Jean Botter)が、1900年に建てた邸宅。アトリエ兼住宅だったようです。
設計は、イタリア人建築家・ライモンド・ダロンコ(Raimondo D’Aronco)

ちなみに、この建物、現在は使われていません。痛みが相当にひどいですので、修復が待たれます。


f0058691_1916472.jpgこちらも、随所にアールヌーヴォー様式が見られます。

これは、建物右下にある玄関部分。

美しい曲線で描かれたバラの花や植物のツタでしょうか。うっとり。


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バラの花部分をUPで。


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こちらは、5階と6階の間部分にある装飾。
装飾は、左右対称で、写真は右側のもの。

メドゥーサの頭です。
窓と窓の間にも、細かい植物の装飾が。


ところで、このライモンド・ダロンコという建築家は、19世紀末から20世紀初頭のイスタンブルの建築を語るのにははずせない人なんです。
イスタンブル市内のあちこちに見事な建築物を残しています。いつか、紹介出来るといいなぁ。

ということで、オスマン帝国末期に花咲いたアールヌーヴォー様式の建物たち。
イスティクラル通りを中心としたエリアをそぞろ歩きする時は、上の方も眺めて歩くと、色んな発見があってとぉっても楽しいのです♪


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by yokocan21 | 2009-03-09 19:24 | 旅・散歩  

今年のおひな祭り

おひな祭・・・・・うちには男の子が一人ですので、基本的にはおひな祭のお祝いはしなくてもいいのですけれど、ずっと前から、3月3日には友達に貰った彼女お手製のミニお雛様を飾ったり、ちらし寿司を作ったりと、一応はお祝いをしてきました。
なので、今年も例に漏れず、おひな祭り。

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今年は、いつものミニお雛様ともうひとつ、折り紙お雛様も。
子供、自分で折るんだと意気込んでいたんですけれど、結構ややこしい折り方でしたのでギブアップ。結局、私がやるハメに。(そんなことだと思ってましたよ) 顔は子供が描いたので、おめめクリクリ。
これ全部折り紙製作なんですけれど、折り紙って、ほんと色んな物が作れるんですねぇ。こういうのを開発される方って凄い!

お雛様の前に置いてあるのは、ミニチュアの手毬寿司と菱餅、桜茶(かな)。
ラムネやキャンディーのおまけが付いている、ミニチュアグッズです。里帰りした時に友達に色々ともらったんです。ほんと、よく出来ていますよねぇ。

f0058691_18105630.jpgで、当日は、やっぱりちらし寿司と、何故か春巻

ちらし寿司は、いつものごとく「すし太郎」にツナ缶と小エビ、キュウリを加えた手抜き。
春巻は、子供が食べたいというので。
モヤシや人参、キャベツ、ネギ入りの野菜春巻です。
皮は、自分では作れないので、いつもユフカ(Yufka)(※注)を利用です。

潮汁の代わりにアサリのおすましでも、と思ったのですけれど、週末見に行った魚屋さんでは、全く新鮮でないものが高い値段で売られていたので、断念。
わかめのお味噌汁になりました。



f0058691_18114987.jpgそして・そして。
今年のおひな祭りは、ちょっと豪華な雰囲気にもなったのですよ~。

うふふっ、〝ひなあられ〟♪

アイシェさんが送って下さったんです。
この他にも、涙ウルウルもんの品物が入っていたりと、感激の郵便でした!
何年ぶりかのひなあられ、皆で美味しくいただきました。

予想通り、子供とチョコあられの争奪戦を繰り広げてしまいましたけれど.....。


ということで、今年のおひな祭りも楽しく・美味しく過ぎてゆきました!emoticon-0157-sun.gif

     うぅっ、次のイベントは5月の〝端午の節句〟。兜を飾る以外は、子供の好きなものを作って、でお終いなんですけれど、特別なお料理ってあるんでしょうか。
柏餅やちまきは、和菓子苦手なんで作ったこともないんですよね。やっぱり、おひな祭りの方が気合い入ります!


※注 ユフカ・・・直径40~50cmある、小麦粉で作った薄~い生地。こちら参照。
このユフカを使って、ボレッキ(トルコ風パイ)やギョズレメ(トルコ版クレープ・具は挽き肉やほうれん草、ポテトなど)を作ります。日本では、ユフカと同様のパートフィロが売られています。


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by yokocan21 | 2009-03-05 18:16 | 普段生活  

懐かしのディヤルバクル・「ハサンパシャ・ハン」

前回、アダナ(Adana)のことを書いていたら、何だか急にディヤルバクルが恋しくなってきました。
アダナとディヤルバクル、この二つの町には全く接点はないんですけれど、私的には、イスタンブルに引っ越して来るまでの4年間を過ごしたディヤルバクルと、その滞在中に訪ねた町・アダナ、という勝手な繋がりを持っています。
ということで、懐かしいディヤルバクルを蔵出し写真より紹介してみることに致します。

以前書いたこちらの記事でも紹介しています、ハサンパシャ・ハン(Hasan Paşa Hanı)
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オスマン朝時代、ディヤルバクルの第3代知事・ハサンパシャによって、1573年に建てられた、隊商宿(キャラバンサライ)兼商業館です。当時は、隊商宿として使われていたほか、貴金属商やリネン商たちの商店街も兼ねていたそうです。
建物は、ディヤルバクルらしい白と黒の縞々模様。(黒い石は玄武岩。白い石は「?」)

私たちがディヤルバクルに引っ越した当時は修復中で、外観はかなり朽ち果てて汚れた感じで、近付き難い印象がありまし。ところが、、2007年の秋に修復が終わり、内部も全面公開されたときは、とっても明るく親しみやすい印象に変わっていました。

広々とした中庭の中央には、泉があり、オープンエアのカフェがあり、中庭をぐるりと囲む建物には、絨毯屋や骨董品屋、お土産物屋などが並んでいます。

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また、急な階段を上った2階にもカフェやお店が並び、何だか当時の華やかさが偲ばれるような感じ。
これは、2階のカフェの様子。(ダンナと子供が寛ぐ、の図)


f0058691_17392362.jpgこちらは、2階の内部部屋の天井。

天井はドーム型になっていて、小さな石が行儀よく積み重ねられています。
外壁の重厚な印象とは打って変わって、淡い色目で穏やかな雰囲気です。

真夏のディヤルバクルには灼熱の太陽が降り注ぎ、とても外を歩けるような気候ではないんですけれど、ここは重厚な石造り。内部はひんやりと、涼しいくらいなんです。


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これは、中庭のカフェ。(写真撮った時期は、上の3枚とは異なります)
ここは、ディヤルバクル県の女性救済団体(DVの被害にあった女性達を救う団体)が経営しています。
トルコの東の地方はまだまだ封建的で、女性の地位が低く、夫から暴力を受ける女性も後を絶たないという現実。このカフェや、建物の地下にあるレストラン(ディヤルバクル伝統料理を出します)では、そういう被害を被った女性達の自立を目指して、雇用をしている、ということです。
たまたまお話を伺った女性が、このカフェのマネージャーさんで、色々と教えて下さいました。

f0058691_1745567.jpgこちらは、ハサンパシャ・ハン内(この中庭のある建物の横に繋がった建物)に広がる貴金属商店街。

オスマン帝国時代の名残ですねぇ。
とにかく、ゴールドの雨あられ。

ちなみに、トルコでは、金(ゴールド)は換金性のある財産として扱われています。



その昔は、さぞかし華やかな町だったであろうディヤルバクル。このような建築物を見るだけでもその辺りがうかがえます。

こうやって一つの建物を眺めるだけでも、懐かしい思いでいっぱいです。ディヤルバクル記事は、折りを見てまた書いていこうと思います。

※ディヤルバクルに興味のある方、右側ずっと下の『タグ』内にある『ディヤルバクル』を見てみて下さい。色々と紹介しています。また、ディヤルバクルの概要を知りたい方、HPで書いておりますので、参照下さい。


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by yokocan21 | 2009-03-03 17:46 | ディヤルバクル