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ちょっと夏休み

暑い日々が続いております。
先月末は、、トルコの西の地方(エーゲ海や地中海地方)では、アフリカからの熱波による驚異的な猛暑に見舞われ、連日ニュースでも大きく取り上げられていました。
ところがここディヤルバクルは、その熱波の影響は殆ど受けなかったようで、例年並の暑さが続いています。
まぁ、例年並といっても、軽く40℃近くはあるんですけれどね。

空気がカラカラッに乾いているとはいえ、日中40℃という暑さの中、外出なんてのはよっぽどの用事がない限り出来ないです。
なので、ここの町の人たちは、夕方以降に行動をするというわけです。
私たちも、日が暮れる頃に買い物などに出掛けたり、また夕食後にブラブラと近所に散歩に出掛けたりしています。

近所に散歩に出掛けたついでに、荷車で売っているサクランボや杏、桃などのフルーツを買ったり、オープンエア・カフェでお茶したり、今や日本でも有名になったトルコの伸び~るアイス(ドンドゥルマ)を食べながら家に帰ってきたり、というのが我が家の定番です。

今日は、そんな荷車売りのフルーツの中でも、珍しいものを紹介します。
これ、ケレック(kelek)というんですけれど、メロンの熟していないものだそうです。

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お味は少~し甘味のあるキュウリ、かな。でもキュウリよりはカリカリっとしています。
そのまま皮をむいてもらって、カリカリとかじって食べるのもいいんですけれど、私はお持ち帰りしてきて、薄く切ってサラダに入れたりします。
6月の終わりから7月始めのこの時期にだけお見かけする、季節限定もの。

*:…:*:…:*:…:*:…:*:…:*:…:*:…:*:…:*:……:*:…:*:…:*:…:*:…:

ところで、我が家は明日7日(土)より夏の休暇に出掛けます。

こぉんな静かな入り江のあるところ。(写真はbodrumlife.com より拝借。
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紺碧の南エーゲ海をうろうろしてきます。ざぁ~っと3週間強。
トルコではごく一般的な休暇日数ですけれど、なかなかお休みの取れない方からは
おっりゃーーー!〟という声が飛んできそうです...。

休暇の間はこのブログの更新は出来ませんので、ご了承くださいませ。
それでは皆さま、いってきまぁ~す!
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします♪

                                       yokocan21

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by yokocan21 | 2007-07-06 16:26 | 普段生活  

ミディヤット紀行

もう1ヶ月も前になるんですけれど、「トルコ南東部・歴史を訪ねる旅」と題してハサンケイフ紀行その1その2)を書いておりました。
今回はその続きです。こぉんなに時間が経ってしまいますと、どうも拍子抜けしてしまいますけれど、どうかお付き合いのほどを。

ここもまた相当に歴史のある古い町。そしてシュリヤーニ(シリア正教会徒)(※注)の住む町としても知られています、ミディヤット(Midyat)という小さな町です。

ちょっと町の紹介。
この辺りに人が住み始めたのは紀元前2000年頃で、昔は人々はこの地域に多くある洞窟で暮らしいたそうです。そのためか、この町は古代、〝洞窟の町〟という意味の〝Mariate〟と呼ばれていたそうです。
5世紀頃にはキリスト教徒がこの町に住み始め、6世紀以降はアラブ人が徐々に侵攻してきて、7世紀にはアラブ人に占領されてしまいます。
11世紀にはアルトゥク朝に支配され、この時代はハサンケイフやマルディン同様、大変繁栄したそうです。
その後アイユーブ朝の支配を経て、オスマン朝の支配下に入ります。

〝ミディヤット〟とは、ペルシャ語・アラブ語・シュリヤーニ語のミックスされた言葉で、〝鏡〟を意味するものだそうです。

前回訪れた時は時間がなくて、楽しみにしていた教会を一つも見ることもなく去っていってしまいましたので、今回はもう、この町に着くやいなや「よぉ~し、教会だぁ~!」って勢いで教会を目指しましたよ。
ちなみにミディヤットの町はちょっと変わっていて、旧市街と新市街がかなりな距離離れているんです。(歩くのは大変かな)まるで別の町のような感じ。
シュリヤーニの人達が住む、教会があるのは旧市街の方。

先ず訪れたのが、こちらの教会。
Mor Şarbel Kilisesi(モル・シャルベル教会)。1956年建立のシュリヤーニ正教会の教会です。
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赤茶色の外壁や窓枠のレリーフが独特ですね。鐘楼もいかにもシュリヤーニの教会らしいです。
私たちがここを訪れると、教会の中庭でサッカーをして遊んでいた一人の少年が声をかけてきて、中を見たいのだったら鍵を開けてあげますよ、と言ってくれました。
その少年の案内で、内部を見せてもらいました。
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白を基調としたとってもシンプルな造りです。

その日は司教さんが不在のため、この教会と同じ名前を持つ(シャルベル君)その少年に玄関の鍵を託されたということです。
その司教さんは、家族をベルギーに残して単身赴任でこの教会へやって来ているらしく、その日は家族の下へ里帰りされていたそうなんです。

現在トルコ国内に住むシュリヤーニの人達はどんどん減っているらしく、住みにくい南東部地方から国外へ出て行く人が少なくないという話です。その辺りの話は、次に訪ねたマルディンの町でもひしひしと感じました。

f0058691_683356.jpg昔ながらの石畳の小道、重厚な石造りの壁の家々の続く旧市街を散歩しながら、次に訪れた教会はこちら。

門が開いていたので入ってみたんですけれど、建物の鍵は閉まっていて、教会の名前もわからず。
門の前に座っていたおばさん(クルド人だそうです)に聞いてみても「知らない」と言われました。


この町には、活動を休止しているものも含めて9つの教会があるそうなんですけれど、その殆どは町の郊外にあって、今回は全く時間もなく行くことは出来ませんでした。6世紀に建てられた教会も存在します。
そして、ミディヤットのハイライト的な存在のモル・ガブリエル修道院も、町に着いた時点で入場可能時間を過ぎていて、またしても断念。はぁ。この修道院は建立が397年と、マルディンにあるデイルゥル・ザファラン修道院と並んでこの地域最古の修道院の一つ。
行きたかったよぉ。

そして、その教会のすぐ近くにあるのが、国の迎賓館(Konuk evi)。
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トルコ在住の方には御馴染み、ドラマ『スラ(Sıla)』の撮影に使われている建物です。奥に見えるのがそれ。
ちょっとわかりにくいですので、建物のUPを。(写真は、midyat-haber.com より借用)
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凝ったレリーフが素敵です。
上の二つの教会では、トルコ人観光客なんて皆無でしたのに、ここはなぁんと人・人で溢れ返っていました。さすが人気ドラマの影響って凄いんですねぇ。皆、多分ここを見るためにわざわざ来ているんでしょうねぇ。ひゃぁ~。

ここのテラスからの眺めがまた最高でした~。向こうに見える教会は、モル・シャルベル教会。
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坂道をあちこちと歩いてちょっと疲れてきましたので、たまたま見つけたカフェで休憩。
昔の隊商宿(ハン=han)を改装したもので、噴水のある中庭でお茶が出来るようになっていました。なんと、写真撮り忘れです。
ミディヤットといえば、赤ワインの産地でもありますので、やっぱりここはワインで。さっぱり系の、クセのないお味でした。

ホッと一息ついたところで、次の目的地マルディンへと急ぎました。(宿泊地がそこだったので)

そして最後にもう一つ、ミディヤットの伝統工芸品。
旧市街のメインストリートには、たっくさんの貴金属店が並んでいるんですけれど、ここのはトルコでよく見かけるゴールドのお店は殆どなく、シルバーばかり。
それも、細かい凝ったデザインのものがわんさか!
テルカリ(telkari)と呼ばれる、シルバーで出来た細~い針金のようなもので作った芸術品です。
その細い糸のようなシルバーの針金を編んで組み合わせて作ったアクセサリーや小物類が、きゃ~ん素敵♪

例えば、こんなものや、こんなもの。(写真は、midyat-haber.com より借用)
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ミディヤット観光のメインはもしかして、こちらかも!

※注・・・シュリヤーニ(シリア正教会徒)については、こちらでも書いております。参照ください。


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by yokocan21 | 2007-07-03 06:27 | 旅・散歩