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アーティチョーク料理2種

今年のディヤルバクルは、春本番♪というにはまだまだ肌寒いんですけれど、それでもあちこちの木々は芽吹いて新緑がまぶしいです。

そして春といえば、豆!ともうひとつ、アーティチョークですね!トルコ語ではエンギナル(enginar)。
春の季節にこれがなければ、この先の夏は迎えられな~い、というほど大大大好きな私たち夫婦です。

ちょうど先週、ダンナが出張で実家のあるイズミール(エーゲ海地方の都市)へ行って来たついでに、アーティチョークをどさっと買ってきてくれました(嬉♪)。この町でも売ってはいるんですけれど、新鮮さに欠けるのと価格面でも「...」なんですよね。やっぱり、本場イズミールのものが一番でしょう。

で、早速作ったのが、とってもシンプルなもの。
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大概は、HPのようにグリーンピースや人参と一緒に煮たり、昨年のようにソラマメと一緒に煮たりするんですけれど、今回は思いっきりシンプルに野菜はなし・玉ねぎとオリーブ油の旨みだけで煮ました。
これがね、とっても美味しいんですよ。
アーティチョーク本来の旨みをしみじみと味わえるんです。本場イズミールでは、義母や伯母さん、親戚の人達など、こういう風に煮る方が多いように思います。

そしてお次はこちら。人参とじゃがいもと一緒にオリーブ油煮。
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お惣菜って感じに仕上がってしまいました。飾りにディルをパラパラっと。
野菜の美味しさとの競演で、子供にはこちらの方がウケました。

この人参とじゃがいもと一緒に煮たものは、ギリシャでは「コンスタンティノープル風」と呼ぶそうです(by salahiさん)。コンスタンティノープルは現在のイスタンブール。そういえば、イスタンブールのレストランで出てくるアーティチョークは人参とじゃがいもを一緒に煮たものが多いような気がします。

ところで、このアーティチョーク、肝臓に良いんだそうですよ。お酒好きな皆さん、朗報です!(←私含む)
あと、利尿作用もあって、むくみの改善にもなるそうです。
このあたり、食材あれこれ大百科の私の右腕的サイト、『食材健康大事典』に色々と載っていますので、興味のある方チェックしてみて下さい。
そしてこのサイトでは、アーティチョークの面白い食べ方も紹介されています。丸ごと茹でて、皮の部分を剥ぎながらソースを付けて食べるものです。
一度試してみるのもいいかも。


5月に入れば旬もそろそろ終わりに近づくアーティチョーク、今のうちに思いっきり食べておきましょう!
あの硬い皮をバリバリと剥いていって、芯の部分の産毛のようなものをナイフで取り除いていく作業...。本当に面倒なんですけれど、でもその苦労(!)に見合っただけの美味しさがあるから、やめられな~い。


♪アーティチョークの本場、イズミールにお住まいのyukacanさんも、人参・じゃがいもとのオリーブ油煮を作ってらしゃいます。とってもオサレーな一品です!


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by yokocan21 | 2007-04-28 03:59 | トルコ料理  

フムスとうちのヒヨコ豆

先日、楽子さんより、昨年のヒヨコ豆のことをコメントで頂いたのを受けて、ヒヨコ豆料理を作ってみようと思い立ちました。

ヒヨコ豆といえば、やっぱりこれ!『フムス(humus)』です♪

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主な材料は、ヒヨコ豆のペーストにターヒンという中東のゴマペースト。
何とも香ばしくって甘味のある、それでいてチリペッパーのピリリっとした引き締め効果。もう、口では言い表せない至福の美味しさなのです~。
このお料理、私の大好物なので、もうとっくに紹介していたと思い込んでいたんですけど、あれれ、そうじゃなかったようです。

これだけで、パンがいくらでもいけてしまいそうで恐ろしいんですけれど、何でこんなに美味しいんだぁ~!
トルコでは、メイハネ(Meyhane)と呼ばれる居酒屋さんの定番前菜です。勿論レストランでも前菜としてよく登場しますよ。

ちなみに、↑の飾りの葉っぱはヒヨコ豆の葉っぱ。

作り方は、 で書くといたしまして、

うちの子が幼稚園で発芽させて持って帰って来た、昨年のヒヨコ豆ちゃん、あれからどんどんと弱り結局枯れてしまいました。
そして今年もまた、幼稚園ではヒヨコ豆の発芽観察がありまして(あの幼稚園、おそらく毎年発芽観察をやってるようです)、持って帰って来ましたよ。
うちから持参した灰皿に湿らした脱脂綿を敷いて、その上に適当にばら撒いたヒヨコ豆。その状態で持って帰って来て、あとは各自自宅で観察してください、というものでした。

f0058691_5221765.jpg日陰に置いて毎日水をやっていると、ほんの3日ほどで発芽、その後はあれよあれよという間にこぉんなに大きくなっちゃいましたぁ。
ボーボー状態超えて、ジャングル状態です。
所狭しと生えているので、そろそろ植木鉢にでも植え替えてあげないと可哀想ですね。


でも昨年失敗しているだけに、ちょっと不安気な私...。腰引けてます。
このままポンと植木鉢に植えればいいだけなんでしょうか。(昨年はそうしました)
間引きはした方がいいんでしょうか。
そして、育て方はどのようにしたらいいんでしょうか。
昨年はあまりにも直射日光に当てすぎたため、しおれてしまったようなんですけれど、少々日陰の方がいいんでしょうか。
どなたか園芸に詳しい方、ヘルプです~。よろしくお願いします!

豆の収穫なんて厚かましいことはさておき、せめてどんなお花が咲くのか見てみたいです♪

そうそう、この町では初夏になると、ヒヨコ豆の苗木というのかな、まだ熟していないヒヨコ豆の若い木を売っているのを青空市場や道端で時々見かけます。
まだ青いヒヨコ豆を、そのまま食べるようですよ。昨年、同じものをギリシャのsalahiさんが紹介されていました。


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by yokocan21 | 2007-04-19 05:26 | トルコ料理  

ダァ・カプ(山の門)付近

ディヤルバクル、城壁内の景色をサラサラっと。

旧市街をグルリと囲んだ城壁が唯一途切れている個所が、ダァ・カプ(Dağ Kapı)(→山の門)という城門のところ。聞くところによると、近年になって大通りを通すのに、わざと門を取り払ったとか。

そのダァ・カプに程近いところにあるモスクが、ネビ・ジャーミィ(Nebi Camii)。またの名をペイガンベル(Peygamber)・ジャーミィ(→預言者のモスク)。
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16世紀初頭のアクコユンル朝(白羊朝)瀕死の時期(最末期)に建設されたものです。こういう時代背景のためか、オスマン朝様式も取り入れられたものだそうです。
ミナレットに刻まれたの碑文によると、このモスクはハジ・フセインによって1530年に建てられ寄進されたということです。ところが、このミナレットは20世紀初頭に崩れ落ち、1960年代に再建されました。
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正面玄関の天井のペイントは、オスマン朝の影響大という感じです。↑

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このモスクの前には、ずらーっと靴磨き屋さんが。
大都市では殆ど見かけなくなった道端の靴磨き屋さんですけれど、ディヤルバクルではまだまだ健在です。
ちなみに、ダンナが磨いてもらった料金は、1.5YTLをまけてもらって1YTL(=87円)でした。
埃っぽい町を歩き続けた靴は、そりゃもう真っ白になっていましたけれど、丁寧に磨いてもらってピカピカになっていました。
で、磨いてもらっている間は、トルコお馴染みの世間話。

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このモスク前から望んだダァ・カプ。写真左端で城壁が途切れているの、わかりますか。

ところで、昨年より、城壁内を中心に大規模な道路整備工事が行われています。
東西の目抜き通りから始まって、今はネヴィ・ジャーミィ前の大通りが工事中。緑が少ないこの町に少しでも緑をと、等間隔に木も植えられています。
そして、ダァ・カプのすぐ外側=新市街側にある広場も、何にもなかっただだっ広いだけの広場が、イベントなどが行われるように昨年より整備工事中です。
トルコで一番立ち遅れている地方、南東部地方の町ディヤルバクルも、徐々にですけれど整備され綺麗になっていってます。
主な産業のないこの町で、こういう整備工事が立て続けに行われているということは、地元の人達の雇用にも繋がるわけですし、これからもどんどんやってもらいたいですね。

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こちらは、ネヴィ・ジャーミィより旧市街中心部に歩いていった所にある建物。
屋根の上にあるもう一つの屋根が何とも可愛いんです。
地図を見ると、ハマム(Hamam)(→トルコ風呂)とありますけれど、どうなんでしょう...未確認です。


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その日のお昼ご飯を食べた有名ケバブ屋さん、ONUR OCAKBAŞI (オヌル・オジャクバシュ)のケバブを焼く風景。
オジャクバシュとは訳すと「炉端」です。ケバブの写真は撮り損ないました。

ハマムの未確認といい、ケバブの写真撮り損ないといい、〝しっかりしろよー!〟です。情けない...。

今日は何とも地味な記事になってしまいました。

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by yokocan21 | 2007-04-16 05:06 | ディヤルバクル  

エンドウ豆のオリーブ油煮

最近、あちこちで色鮮やかな春らしいお料理をお目にかかることが多くなりました。

こちらの青空市場や八百屋さん、スーパーでも、青々としたお野菜がピカピカと輝いています。
そこで、春の代表的な野菜、エンドウ豆(グリーンピース)です。

私がよく作るトルコ料理のエンドウ豆料理は、オリーブ油で煮たもの。
あまりに簡単すぎて、ブログで紹介するほどのものでもないでしょう...と思っていたんですけれど、ダンナがこれは美味しいんで是非載せた方がいい、なんて言ってくれるんで載せてみることにしました。

これは、サヤから出したツヤツヤのエンドウ豆。サヤ付きで1kgを買ってきて、中身はこの程度です。
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出来上がりは、こんな感じです。『エンドウ豆のオリーブ油煮
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新鮮なエンドウ豆を見かけたら、是非作ってみて下さいね♪
作り方は、


ところでエンドウ豆は、古代オリエント地方や地中海地方が原産地だそうで、同じ地域が原産地のマメ科作物としては、ソラマメ・レンズ豆・ヒヨコ豆があるそうです。
うっひょ~、これらぜーんぶ私の大好きなお豆さんばっかり!
日本のお豆さん(大豆や小豆など)はどうも好きになれないんですけれど、↑のお豆さん達は大好き。こんなところでも、トルコとの〝縁〟を感じてしまうこの頃です。


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by yokocan21 | 2007-04-10 08:32 | トルコ料理  

イチ・カレ(内城)散策

随分とご無沙汰しております。
季節の変わり目、最近どうも調子が悪くって...。パソコンの画面をじーっと見ていると目が痛くなってきて、困ったもんです。

で、今回は、先週末に散歩して来たところを紹介です。

ここディヤルバクルは周囲をぐるっと城壁に囲まれた町なんですけれど、その城壁の中の北東の隅の一角が更に城壁で囲まれているんです。外敵からの二重の防衛ですね。
イチ・カレ(İç Kale)」と呼ばれる内城です。
ここへは、城壁内の通りから「サライ・カプ(宮殿門)」(Saray Kapı)という門をくぐって入っていきます。

このイチ・カレ、オスマン朝時代はディヤルバクルの行政の中心地だったそうです。そのもっと前のアルトゥク朝時代には宮殿も建てられていたそうです。
ところが今は荒れ放題。最近までは、軍の管理下にあり刑務所があったそうで、立入りも禁止されていたそうです。
そこで、立ち上がったのが「イチ・カレ修復プロジェクト」。国が、この一角を昔の華やし頃の姿に戻そうと、一大プロジェクトを立ち上げたのです。

私達が訪れたその日は、ちょうど「イチ・カレ修復プロジェクト開始」の記念式典のある日だったのです。何と偶然。
首都アンカラから文化・観光大臣がいらっしゃり、県知事も参加されるとかで、あちこちにライフルを構えた警官が立っていて、ちょっと物々しい雰囲気でしたけれど、こぉんな可愛いダンサー達に迎えられてニコニコ気分。
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1時間後に始まる式典のリハーサルをしている、地元の中学生たち。
この地方の民族舞踊です。伴奏は、ズルナというラッパと、ダブルという太鼓のみ。このズルナというラッパ、私にはどうもチャルメラに聞こえて仕方がないんですよね。

f0058691_18213835.jpg女の子達のかぶっている帽子
(たぶん「kofi(コフィ)」という)が何とも可愛い・綺麗♪



f0058691_18224433.jpgまず、こちらの建物が修復されていました。観光局が新市街のビルから引っ越してきていました。

後ろに見えるミナレット(尖塔)は、ハズレティ・シュレイマン・ジャーミィ(Hazreti Süleyman Camii)のもの。
このモスクも由緒あるもので、訪れたかったんですけれど、ちょうどその日の前日がメヴリド・カンディル(Mevlid Kandili)というムハンマドの生誕日だったこともあって、その余韻で敬虔な人達が大勢お祈りに来られていて、とてもお邪魔できるような雰囲気ではなかったんです。
こちらは日を改めてまた、ということで。



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こちらは、イチ・カレの最奥部にあるセント・ジョージ教会(Saint George Kilisesi)
建てたれた年月は詳しくはわからないそうですけれど、使われている建材や様式から、おそらく2世紀のものだといわれています。
ローマ時代には、火を祭る神殿として使われていたそうです。
時代が代わって、アルトゥク朝時代には、宮殿のハマム(トルコ風呂)として使われていたのだそうです。
そして何と、アルトゥク朝時代、このハマムと宮殿では、ジズレ(Cizre)出身のエブール・イズ・エル・ジェゼリという人の作ったロボットを使っていた、という記述があるそうです。ほう~。

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あまりにも可哀想な姿に、呆然としてしまいました。真ん中の屋根は抜け落ち、横のドームや壁は苔だらけ。
それでも、内部は見事な装飾でした。

ちょうどこの日、この教会の修復が開始されたようで、外壁を削る作業がされていて中はものすごい砂埃。ちょっとの間も目を開けていられないほどでした。なので、ささっと写真を撮って終わり...残念。
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この他の建物は見事に朽ち果てた姿。このように壁のみが残っていたり。
これらが全て修復された時には、見事な景観になるんでしょうね。楽しみです!わぁ、見てみたい見てみたい!
でも、その頃まで私たちはこの町にはいなさそうです...。(凹)(ダンナの転勤があります)

最後に、イチ・カレの城壁の上からの眺め。
前を流れるのは、ティグリス川。
その左上には、水産試験場(川マスの養殖場があり、横のレストランでは川マス料理が食べられます)。丘の上には、ディジュレ(Dicle)大学のキャンパスが。(ちなみにトルコ語でティグリス川は「ディジュレ」です)
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※ところで、ティグリス川の語源はギリシャ語で、古代ペルシャ語「ティグラー」からの借用語。ティグラーとは「尖った」という意味で、アヴェスタ語(ゾロアスター教の聖典『アヴェスタ』に用いられている言語)では「ティグリ」=「矢」となり、ティグリス川とは、「矢のように早く流れる川」という意味だそうです。
そしてギリシャ語で「ティグリス」とは「虎」の意味もあるそうです。
以上、『シュメル -人類最古の文明(小林登志子著)』より。

古代から暴れ川だったんですよね。あの『ギルガメッシュ叙事詩』は、この川の氾濫で起こった洪水の物語ですよね。この川を眺めるたび、悠久の歴史を感じます。そして、下流にあるバグダッドのことも...。


※ディヤルバクルの城壁については、HPでちょこっと紹介しております。

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by yokocan21 | 2007-04-06 18:36 | ディヤルバクル