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カテゴリ:トルコのこと( 8 )

 

マイケル・ジャクソンの一周忌?

昨日、ちょっと面白いニュースを観ましたので、そのことを。
場所は、南東部地方・マルディン(Mardin)県のミディヤット(Midyat)市に属するある村。
昨年、6月26日に亡くなったマイケル・ジャクソンの一周忌を行ったというものです。

その村は、トルコ語でMıhellemiler=ムヘルレミ人と呼ばれる人達の村で、そのムヘルレミ人が、昨年のマイケル・ジャクソンの不在葬式に続いて、今年は一周忌を弔いました。
この儀式は一週間続き、マイケル・ジャクソンのコンサート風景などを映し出したり、ムーンウォークの写真をプリントしたTシャツを配ったりしました。また、若者達による歌謡ショウも行われました。
最終日には、メヴリット(Mevlit)(※)という、ムハンマド誕生の一節を詠み上げました。メヴリットは、ムヘルレミ人の言語であるムヘルレミ語をはじめ、トルコ語・クルド語・アラブ語・英語の五言語で詠まれました。
そして、山羊三匹、羊5匹が生贄として捧げられ、郷土料理と共に来客に振舞われました。
儀式には、村人約1000人が集まったそうです。


と、このような内容のニュースです。
私はあるTVのニュースで観たんですけれど、後で調べてみると、新聞でも配信されていました。

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この行事、その村人達がマイケル・ジャクソンのファンだから、、、なんていう理由で行ったものではないんですよ。なんと、マイケル・ジャクソンは〝ムヘルレミ人の婿〟だからなのだそうです~!
以前結婚していた「リサ・マリー・プレスリー」の婿ということです。
ニュースでは、リサ・マリー・プレスリー、すなわち父親である「エルヴィス・プレスリー」は、ムヘルレミ人の血を引いているのだとか。(えぇぇぇ~っ)
ま、昨年の不在葬式に続き、今年は一周忌の儀式を大々的にやっているわけですから、ハッタリではないんでしょうね。
いやぁ、ビックリ!

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びっくりしたのは、この「エルヴィス・プレスリー=ムヘルレミ人の末裔」説と、もう一つ。
「ムヘルレミ人」なんて少数民族の存在です。私、初めて聞きました。(うちのダンナも知らなかったそうです)
トルコ語で「Mıhellemiler」といいますので、私は勝手に「ムヘルレミ人」と書いていますけれど、実際、日本語で何というのか知りません。ご存知の方、是非教えて下さいませ。

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このムヘルレミ人は、メソポタミアの地に、3000年以上も昔から住んでいる人達なのだそうです。紀元前1050年頃、ヒッタイトが衰退を始めると、アラブ方面から今のメソポタミアの地に移ってきたそうです。
トルコでは、〝トゥル・アブディン(Tur Abdin)〟と呼ばれる地域に多く住んでいるようです。(トゥル・アブディンとは、マルディンから東の方面に、シリアやイラク国境に沿ってティグリス川までの間の丘陵地帯・山間の地域のこと)
現在、ムヘルレミ人は、トルコ語とクルド語を主に話し、少数ながらシュリヤーニ語(現代アッシリア語)を話す人もいるようです。
文化的には、同じ地域での居住者であるクルド人やシュリヤーニ人(シリア人、または現代アッシリア人)と共通のものが殆どだそうで、それらの民族とは遥か昔から隣人として仲良くやってきているのだそうです。
また、ムヘルレミ人の殆どはイスラム教徒だそうで、たまにキリスト教徒やユダヤ教徒がいるようです。ただ、16世紀頃までは、キリスト教(シリア正教)を信仰していたようです。

ムヘルレミ人、気になり出したら止まりません。彼らを自己紹介したサイトも発見。こちらです

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メソポタミアといえば、歴史の宝庫でもあり、また、遥か昔から色んな少数民族が隣り合わせに暮らしてきている地域でもあるんですね。
うわぁ、面白いことを知りました! んもう、トルコ。奥深いったら、ありゃしない!



※ メヴリット(Mevlit)・・・・・特別な行事(例えば:割礼、法事、メッカ巡礼からの帰国)や、宗教的な行事のときに詠まれる詩。ムハンマドの誕生のことを表したもの。


※ 画像は、全て〝Hurriyet〟より拝借しました。
上から、
・メヴリットを詠む人達。
・ミディヤットならではの建物をバックに、参加者達。子供や若者はお揃いのマイケル・ジャクソンのTシャツを着ています。そして、手前は生贄の山羊を屠るところ。
・村のおばさんの煮物作り。大鍋でぐつぐつ、何が煮えているんでしょう。
・皆で集まってのお食事の光景。トルコの田舎では、床にキリムや大きな布を敷いて、その上で食事をすることがよくあります。


   私が直接体験したことではないけれど、一応、「旅行・南東部」のタグを付けておきます。


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by yokocan21 | 2010-07-06 06:31 | トルコのこと  

悲しい出来事

普段、このブログでは時事的なことには殆ど触れてはいないんですけれど(触れ出すとキリがないので)、今回は、ちょっと触れさせて下さい。

新年早々、卑劣極まりない事件が起こってしまいました。
昨日(3日)の夕方5時前、夕食の準備でもしようかと思っていた時、ドッカーーーン!!!という爆発音が聞こえました。冬なので窓は締め切っているのにも関わらず、あの爆音の大きさということは、相当に大きな爆発に違いないと思っていたら、救急車やパトカーのサイレン音が連続して聞こえてきます。
「こりゃ大変だわ」と、ニュース専門のチャンネルを見てみると、速報が流れています。
『ディヤルバクルで爆発』

3日、午後4時55分頃、ディヤルバクルの中心地で、軍人を乗せた送迎バスを狙った爆発がありました。テロリスト(PKK)の仕業だとされています。
爆弾を搭載した車を道路に止めておき、バスが通りすぎると遠隔操作で爆発させた、ということです。
今日(4日)12時現在の情報では、5人が死亡、68人が負傷しています。死亡者のうち、4人は学生だそうです。爆破のあったすぐ前のビルには、全国展開をしている規模の大きな塾があり、爆発時はまだ授業中だったということで、幸い学生達には被害はなかった、ということですけれど、そのあたりのビルやアパートの窓ガラスは粉々に割れている様子がTVでよくわかります。
報道では、16kgもの爆弾が仕掛けられていたそうで、犯人と思われる者が4人拘束されたそうです。

ちなみに、日本語でのニュースは、こちら が詳しいです。

この爆発のあった道には、よく行く大きなスーパーもあり、通り慣れているところですので、普通以上にショックです。
そして、亡くなられた方々、ご冥福をお祈りいたします。

昨年末より、イスタンブールの各地でテロリストによる爆発や爆破未遂などが起こっており、いつかはこの町でも...と予測されてはいたものの、やはり実際にあれだけの大規模な爆発があると、気分が萎えてしまいます。
この町に引っ越して来て、早3年。今までにも何度も爆発はありました。
でも、いつかは収まってくれるだろう・・・と思って皆生活しているのです。
この町に住む殆どの人は、こんな爆発のあるようなところでの生活なんて望んではいないんです。
私たちは、転勤があるとこの町を去ることになるのですけれど、この町の人たちは、これからもずっとこの町に住み続けていくわけですよ。
どうか、このような忌まわしい出来事はもうこれ以上やめて欲しいです。
そして、一日も早くテロが解決されることを望みます。
LOVE  PEACE♪

最後に、昨日の事件以降、電話やメッセージ、メール、そしてコメント欄などで、心配して励まして下さったみなさま、本当にありがとうございました!
私や家族は皆大丈夫です。


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by yokocan21 | 2008-01-04 19:37 | トルコのこと  

トルコでの「地球に優しいこと」

またまた今年も「アースデイ」(4月22日)を遥かに過ぎてしまってからのアースデイ絡みの記事です。
昨年の記事でもちょっと触れています通り、ここトルコは〝地球に優しい〟とは言い難い国なんですけれど、それでも中には環境問題に真剣に取り組んでいる素晴らしい人達も大勢いるんです。
そんな中から、今回は私がとっても共鳴している団体のお話をしたいと思います。
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           (画像はGoogleイメージより

その団体の名は、『TEMA』。
正式には、『Türkiye Erozyonla Mücadele Ağaçlandırma Ve Doğal Varlıkları Koruma Vakfı』。
訳して、「トルコ・土地浸食と戦うための植林と自然の豊かさを守る財団」。

早い話が、荒れた土地に植林をしてこの国の豊かな自然を守っていこう、という団体なんです。
主な活動として、
・土地浸食、不毛化、砂漠化、汚染、誤った農業技術、目的外の土地利用 の防止
・自然破壊に向かう、国内外の様々な行政や政治的・経済的な圧力と戦い、問題解決に努める
・生物学の多様性や土・水など天然資源の保護と、効率性と持続性を管理していく
・自然保護に関する方針が政府によって示され、必要に応じた法規が作られ、国際的な規約が守られているかを確かめる

とまぁ、少々硬い言葉が並んでいるわけですけれど、言わんとしていることは要するに自然保護です。

この財団を知ったのは、イスタンブールに住んでいた時、ダンナの勤務先でこの財団への寄付を募っていたのがきっかけなんです。
仕事先からちょっとしたパンフレットを持って帰って来て、わずかながらでも寄付しようと話をしました。もちろん私は二つ返事です。

というのにはちょっとした理由があるんです。
昔、友人とトルコ国内を旅していた時にまで話は遡りますが。
通りがかった中央アナトリアのある村で結婚式があり、私たちも参加させて頂きました。(トルコでは、旅行者でも気軽に結婚式などに招き入れてくれるんです)
そうこうする内に日が暮れかけ、小さな村には泊まる所などありません。そこで村のモスクのイマーム(イスラムの僧)がお宅に招いてくれたんです。夕食をご馳走になり、親切にしていただきました。
そして次の日は、皆朝早くから起きだして何をするのかと言いますと、裏山へ柴刈り(というよりは、薪刈り)に行くんです。

その村では、昔から薪を燃料にしているんです。
私たちも付いて行くことにしました。ご近所総出で、テクテク裏山まで行きます。
そして、そのとき目にした光景がいまだに忘れられないんです。
林道に沿って、見事に木が刈られていたんです。それはあまりにもショックで涙が出そうでした。トルコの内陸部は、高い山は除くと殆どは「うっそうとした森」とは言い難い、「林」といっていいような森なんです。なので、木を刈るのには大して苦労はいらないのでしょうか、何年もの間に延々と刈られてきた森の姿がそこに広がっていたんです。

国や県も、伐採に対して殆ど何も対策をしていなかったんでしょう。村の人たちは好きなだけ木を伐採し続けていたんですよね。植林なんて意識もなかったようです。

ダンナが持ち帰ってきたパンフレットを見て、あの時のショックが蘇ってきました。
私たちにでも、何かは出来るかもしれないです。
そして微力ながらも応援させて頂いているのが、この『TEMA』のプロジェクトなんです。
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        トルコ内陸部の山の様子(画像はGoogleイメージより)

あれからもう何年も過ぎているんですけれど、あの村の裏山は一体どういう姿になっているんでしょう。もしかしたら、何らかの対策が取られ、植林もされているかもしれないです。
森を守るということは、ひいては私たちの生活を守るということに繋がってくるんですよね。トルコの豊かな大地、どうか荒れたままにしないで欲しいです。


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今年はFI界にも環境保護旋風が!
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by yokocan21 | 2007-05-08 04:28 | トルコのこと  

バグダッド・カフェ

このディヤルバクルという町に引っ越して来て、この9月で2年になります。早いなぁ。

f0058691_0392599.jpgそして、まずびっくりしたのが、というよりも嬉しかったのが、←の写真のような「貯水のタンク」です。
思わず、「うわぁ、バグダッド・カフェやぁ~~~♪」と叫んでしまいました。

こういう貯水タンクが、町の中のあちこちで見かけられるんですよ。

(私たちが住んでいる団地内にも、同じような貯水タンクがあるんですけれど、塗装の色がしょぼしょぼ(絵的に不合格)なので、他のところのものを撮ってきました)



まさか、トルコのこんな所で「バグダッド・カフェ」を見られるとは!
そう、映画の「バグダッド・カフェ」のことです。

1987年の作品だそうですので、もう19年も前のもの...。へぇ、そんなに昔の映画なんですねぇ。
私は、友達に薦められてビデオで観たのが最初。その後も何度か繰り返して観ております。それ程いい映画。しみじみ系ですね。

アメリカ西部の砂漠の真中にある、さびれたモーテル「バグダッド・カフェ」を舞台に繰り広げられる、人間模様です。
いつもイライラして疲れた様子の女主人と、そこに集う人々→ぐうたらな亭主に、遊んでばかりいる娘。昼寝ばっかりしているバーテンダー、売れない画家、トラック野郎相手の女刺青師などなど。
どうも妙な人たちが集っています。
そこへ、アメリカ旅行中にダンナと喧嘩して別れてきたドイツ人女性ジャスミンが現れます。この太っちょの、人間味溢れるジャスミンの出現で、さびれたモーテルが活気を取り戻して、乾ききった人々の間に笑顔も戻ってくるというお話です。

映像全体が砂漠の黄土色で、物憂い、気だるい感じが何ともよく現れています。とにかく映像が綺麗!
そこに、BGMの名曲『Calling You』♪透明感のあるこの曲は、乾いた砂漠や人々の切なさの中で、どこからか爽やかな風を運んできてくれます。

主人公ジャスミン役のマリアンネ・ゼーゲブレヒトがとってもいい味、出してます。

f0058691_0402964.jpgこちらが、本家(?)「バグダッド・カフェ」。


【追記】ディヤルバクルの貯水タンクは、断水時用のものです。断水がお馴染みな(?)トルコ。この貯水タンクは、とっても助かっています!
昔、上水道が整備されていなかった頃は、井戸水を一旦タンクにくみ上げて使用していたそうです。

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by yokocan21 | 2006-07-09 00:42 | トルコのこと  

地球を思う

「アース・デイ」のことを何か書こう、書こうと思いながら、ダラダラしている内にもう1ヵ月も過ぎてしまいました。
全くの旬ハズレな話題なんですけれど、エコロジーを考えることはいつでも出来るわけなので、ええーい、遅ればせながら書いてしまいます。

ワシントンで国際公務員をされている慶長さんが、4/23の記事で「アース・デイ」について書かれていましたので、その記事を元に、私になりに地球のことを考えていきたいと思います。(←偉そうです)
その記事では、「アース・デイ」をきっかけに10の行動を起こすべきだ、という「Worldwatch Institute」からの提案を紹介されていました。

その10の提案とは、↓

1.通勤手段を変える(徒歩か自転車で通勤、さもなくば、在宅勤務、職住近接のススメ)
2.新品ではなく中古品を買う(ガラージ・セールやリサイクル・ショップのススメ)
3.地場産品を買う(商品輸送に必要なエネルギー消費を抑える)
4.生ゴミは堆肥化する(ゴミの減量~コンポストのススメ)
5.冷房を数度上げ、暖房を数度下げる(ストップ・ザ・地球温暖化)
6.ミネラル・ウォーターは買わずに水道水を飲む(ペットボトルはガン)
7.環境に優しい洗剤を使う(石鹸や酢で洗剤を作ろう)
8.携帯電話やコンピューターをすぐ買い換えない(新型モデル発売という心理商法に乗らない)
9.週に一度、肉なしの食事をする(食肉の生産過程は多大のエネルギー消費とゴミ生産を伴う)
10.地域の図書館を有効利用する(一人一人が本を買うのは紙の無駄)
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ざぁっと読んでみたところ、私達一人一人が気を付ければ、何とか実行出来そうなものばかりのように思います。ただ、「ここトルコでは」という地域限定にしてしまうと、かなり難しいものもあるようですので、この提案を、トルコでのことを含めて私の思うことを少々...。


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by yokocan21 | 2006-05-24 06:16 | トルコのこと  

ディヤルバクルの春

色んな方のブログを拝見していて、「春らしい」写真たちにうっとり見とれている今日このごろ。

ここディヤルバクルにも春はやって来ましたよ♪
気温も連日20℃以上になり、まさにポカポカ陽気な日々。春うらら。

さぁて、私も何か「春らしい」風景でも見つけて来ようかな、っとデジカメ片手に散歩に出たのはいいのですが...あれ...。ない。
綺麗に咲き誇った花たちを・・・などと思っていたのですが、花がない。いえ、花は咲いているのですが、野の花たちばかりで、木の花たちはないのです。

やっぱり、そうか。
夏の厳暑と超乾燥という、過酷な自然環境のもとでは、木の花たちは生きてゆけないのかもしれないです。
草むらに咲く野の花たちは、カモミールが殆どなのですが、こちらも環境が良くないためか、背丈が低いんです。せいぜい10cmほどでしょうか。それでも、頑張って咲いています。
先週あたりから一斉に咲き出したカモミールたち、子供達が楽しそうに花束を作って遊んでいます。うちの子も幼稚園の帰りに、何本か摘み取ってプレゼントしてくれます。
厳しい暑さの夏が始まるまでの、ほんのわずかな間の春の季節ですが、やっぱり四季があってよかったなぁ、と思います♪
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写真は、うちの前庭に咲くカモミールの花たち。

ところで、この春の陽気についつい食べ過ぎてしまうものが、これ。f0058691_5175090.jpg
先月紹介しました『クルミ入りの干しイチジク』の第二弾。
干しイチジクをペースト状にし、煎りゴマをまぶしてあるお菓子です。これがまた、たまらなく美味しいんですね。ゴマが程よく香ばしくって、イチジクの甘酸っぱさによくマッチしています。ビー玉くらいの大きさで、つまんではついついパクパクいってしまいます。
先日、イズミール(トルコ・エーゲ海沿岸の大都市)に住む友人が仕事でこちらに来られたついでに、うちへも遊びに来てくれました。その時にお土産として頂いたものなんです。
イズミールはイチジクの産地としても有名。こんなに美味しいものがあっただなんて、知りませんでした。うちのダンナはイズミールの人なので、家族や親戚を訪ねてよく行っているのですが...。
しかも、なかなかオサレーな缶に入っているではないですか。
イズミールには特にコレといった名産品がないのですが、これからはこの『ゴマつき干しイチジク』を一押ししてみましょう。
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by yokocan21 | 2006-04-11 05:19 | トルコのこと  

トルコ南東部をディープに迫る

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うちのダンナは転勤族。
そして滞在した先々で、興味のある町へは可能な限り行ってみよう!というのが私達夫婦の共通意見です。

というのには、こんな過去の話があるから。
結婚して最初に住んだ町はゲリボル。ダーダネルス海峡の港町です。
ゲリボルから比較的近いところには、、ギリシャ系の人達が今も住み続けている「ギョクチェ・アダ(島)」・「ボズジャ・アダ(島)」、そして有名なトロイ遺跡があって、とても興味があったのにも関わらず、行けずじまいで終わってしまいました。
休みが取れると、ダンナの実家イズミールやイスタンブールに行ったりしていたけど、島へは”そのうち”行けると、思っていたから。
ところが、転勤が決まった時にはあいにく私が妊娠、しかもつわりが酷くて旅行どころではなくなってしまったんです。”そのうち”はなくなってしまったわけです。
(因みに私はトロイへは行ったことありますが、ダンナはない)

そんな教訓があって、機会があればどんどん行ってしまおう!という風になったのです。

トルコ南東部というと、なかなか近寄り難いイメージがあるんではないでしょうか。
テロの影響はかなりあるでしょう。
ところが、私にとっては魅力的な町がいっぱい。訪れないわけにはいかないです。
以前、というより大昔(!)訪ねたウルファにはハマッてしまったし、南東部ではないけれどアンタクヤも雰囲気が良かったですね。
ここディヤルバクルも観光するにはすごく面白い町だし。ネムルート・ダァにも行ってみたい。
もう、とことんディープに迫っていきますよ。

トルコって、歴史がある分、そしてその歴史が複雑な分、面白いところが沢山あるんですよね。
旅行で色んな町々を訪ねましたけど(日本より詳しいです)、ほーんとに奥が深くて一生かかっても知りきれないなぁと思っています。

そして今回の目標はアダナ(Adana)です。
クルバン・バイラムに絡む連休、私達一家はトルコ南部にあるアダナという町に行って来ました。
この旅日記は順次、こちらに書いていこうと思っています。

今回の写真は、アダナ中心部にある、中近東エリア最大のモスク、「サバンジュ・メルケズ・ジャ-ミィ(Sabancı Merkez Camii)」。
とにかくデカイ!ミナレット6本!ものすごい存在感ありました。
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by yokocan21 | 2006-01-18 07:38 | トルコのこと  

オルハン・パムック裁判

f0058691_637010.jpg先週後半、トルコのメディアで騒がれていた話題をちょっと載せてみようかと思います。メディアといっても、NTVやCNNTurk、HaberTurkあたりのニュースTVが騒いでただけで、普通の民放なんかは、サラッと流してた感じだけど。

どういう話かといいますと...
オルハン・パムックというと、現代トルコを代表する人気作家。今年のノーベル文学賞の候補にも挙がってました。
このオルハン氏が起訴された、というもの。

オルハン氏は、20世紀初頭(第一次世界大戦中)、オスマン帝国時代に起こった「アルメニア人大虐殺」を認めたとして、国家侮辱罪に問われ、その裁判の初公判が16日にあったのです。

事の発端は、今年2月、スイス紙に「100万人のアルメニア人が殺害されたことは事実」と発言したということ。

言論の自由が認められるかどうか、が今回の裁判の注目点だったけれど、裁判は先に持ち越され、次回公判は2月にあるということです。

トルコでは、言論が国の名誉を傷つけたと、検察官が判断すれば、起訴できるらしいです。

「国家侮辱罪」なんて、恐ろしい罪、なぁんだか戦前の日本みたいじゃぁないですか。
ちなみにトルコでは、建国の父アタトゥルクの悪口を言っても、捕まるらしいですよ。おぉ怖!

で、何で私がこの話題に触れてしまったのか、と言いますと...
私の好きなシャンソン歌手、シャルル・アズナヴールにあるんですね。
彼はパリ生まれのフランス人だけど、両親はアルメニア人。両親は、アルメニア人としての境遇に忍従しないため、フランスへと亡命したんです。
この話は、日本でのコンサート・パンフに書かれていたものだけど、「あぁ、そうだったのか...」と思い知らされました。

「アルメニア人の大虐殺」については、全世界が認めているにも関わらず、トルコは断固として認めておりません。
トルコとアルメニアの国交も断絶したままです。


お~、なんだか硬い話になってしまったよ。でも、気になる話題なんで、書いちゃいました。
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by yokocan21 | 2005-12-19 06:35 | トルコのこと