カテゴリ:トルコ料理( 70 )

 

チー・キョフテへの思い

大好きな〝チー・キョフテ(Çiğ köfte)〟について、ちょっと思うこと。
ディヤルバクルにいた頃は、街を歩けばチー・キョフテを売っているお店にしょちゅう出会っていたんですけれど、ここイスタンブルは、そんなことはありません。まぁ、そりゃぁそうでしょう。ここはチー・キョフテの本場ではないですから。
それでも、繁華街などでは、チー・キョフテの専門店が何軒かあったり、ショッピング・モールの中にも専門店があったり。勿論、ケバブ屋さんに行けば大概はチー・キョフテがあります。うちの近くにも、チー・キョフテの専門店があります。
ところがです。私の住むカドゥキョイ(kadıköy)という区では、チー・キョフテの真骨頂とでもいうべき『生肉』、その生肉を使っていないものが売られているんです。どういうこと~?

お店の人に聞くと、生肉を使うのは衛生上好ましくないとか、作り置きすると痛むのが早いとか、そういうことを問題視して、行政が禁止しているんだそうです。
ですので、カドゥキョイ区にある専門店で見かけるチー・キョフテは、「肉なしチー・キョフテ」。 (ケバブ屋さんでは、作りたての「肉有りチー・キョフテ」が出て来ますよ)

この「肉なしチー・キョフテ(Etsiz Çiğ köfte)」、お店によっては、肉有りのものと変わらない美味しさを出しているところもあるんですけれど、だいたいが納得のいかない代物.....。
うちの近所のデリカテッセンのが一番美味しいんですけれど、なかなか需要がないのか、最近は見かけることがなくなってしまいました。あぁ.....。

ディヤルバクルでは、ちょっと食べたくなった時には、お持ち帰りやデリバリーのサービスがあって、とっても気軽に美味しい「肉有り」チー・キョフテが食べられたんですけれど、今は、そんなこと、夢のよう。
美味しいチー・キョフテが食べたくなったら、わざわざケバブ屋さんにまで出かけていかなくては。もしくは、カドゥキョイ区以外の「肉有り」を売っている地区へわざわざ出掛けて行かなくては。

あぁ、手軽にチー・キョフテが食べられていたディヤルバクルが恋しいです。

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※写真は、南東部のカフラマンマラシュ(Kahramanmaraş)出身の、ダンナの知り合いの方が作って下さったチー・キョフテ。ご実家の自家製のトマトペーストと赤唐辛子ペーストが入っています。一番右端のものは、特別に辛いもの。


ところで、ウンチクいっちゃいます。
チー・キョフテの成り立ち」。今まで何故か書くのを忘れていました。チー・キョフテは、何度も何度も登場しているというのに。

時は、預言者・イブラヒム(アブラハム)が生きた時代。
イスラム教ではイブラヒム生誕の地とされている、ウルファ(Urfa・正確にはシャンルウルファ)でのこと。
イブラヒムは、時の暴君・領主ネムルートや民衆が信仰する偶像崇拝を嫌い、次々とそれらを破壊していました。一神のみを崇拝するものだと主張するイブラヒムに、領主ネムルートは怒り、彼を火焙りの刑に処することを決めます。
そして、火焙りに使うための薪を町中から全て集めるという令を発します。
そんな時、ウルファに住むある狩人が、ガゼルを仕留めて家に帰ってきます。
ところが、料理に使う薪が、家の中はおろか町中から姿を消してしまっています。ガゼル肉をどうして料理したものか。
狩人の奥さんは考えた挙句、ガゼルの腿の脂身のない部位を切り取り、石の上に乗せ、もう一つの石でその肉を潰し始めます。挽かれた肉に、ブルグルと唐辛子、塩を混ぜ、捏ねます。青ネギとパセリも加えます。
こうして、ウルファの町でチー・キョフテが生まれたということです。
(シャンルウルファ県発行の年鑑を参照しました)

その後のイブラヒムの伝説は、こちらの記事に書いております。
ただ、この伝説って、あくまでも伝説なわけで。当時の領主ネムルートがいたのは、コンマゲネ王国時代のはずですけれど、イブラヒムがいたと言われている時代(紀元前20世紀頃)とは、あまりにもかけ離れているんですよね。


そして、遅れましたけれど、チー・キョフテってどんな食べ物?
直訳して、「生の肉団子」。
チー・キョフテ用に特別に挽いてもらった挽き肉、ブルグル(挽き割り小麦)、トマトペースト、赤唐辛子ペースト、玉ねぎの摩り下ろし、ニンニク、パセリ、コショウ、それにイソットというウルファ特産の赤唐辛子粉末などを捏ねて作ります。小1時間、捏ねるでしょうか。かなり力のいる作業。
ウルファやディヤルバクルなど地元の家庭では、大きな塊をデーンとテーブルに置いて、各自すくって食べるというワイルドなこともあるんですけれど、お店では、一握りサイズで出て来ます。
ラワシュという薄いナンのような生地に包んだり、ロメインレタスに包んだり。そのとき、パセリや青ネギ、ルッコラ、ミントの葉も一緒に包み、レモンを絞って食べます。


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これは、ディヤルバクルの市場で売っていた、チー・キョフテ用のタライ。家庭用の小さなものから、業務用のでっかいものまで色々。

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参考として、チー・キョフテを捏ねるの図。


ちなみに、チー・キョフテ関連の記事。
さらーっと説明
チー・キョフテ大会
前菜として
ディヤルバクルでのラマザン時



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by yokocan21 | 2010-04-24 06:15 | トルコ料理  

ケバブとカトメル

久しぶりにケバブ登場。といっても、食べに行ったのは、もう2週間以上も前です。
ガズィアンテップ(Gaziantep)のケバブと郷土料理を出すレストランです。うちからも割と近い場所ということもあって、お気に入りのケバブ屋さん、〝Çanak(チャナック)〟。

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ガズィアンテップの郷土料理といえば、これ。干しナスのドルマ(Kuru Patlıcan Dolması)
挽き肉の入った、酸っぱ味のあるピリ辛ドルマです。自分でもよく作りますけれど、やっぱりプロの作るものは、一味違う~。ここのは、特に美味しいんです。適度な酸っぱさと程よい辛さ。干しナスと中のお米の柔らかさも絶妙。


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もう一品、前菜。マッシュルームのサラダ (Mantar Salatası)
普通のレストランだと、単にオリーブ油&レモン汁&塩の味付けですけれど、ここはガズィアンテップ料理、ピリッと辛味が効いています。これ、あっさり食べやすいし簡単なので、自分でもたまに作ります。


f0058691_17181897.jpgそして、メインが来るまでに、ちょっと腹ごなし。ラフマージュン(Lahmacun)
薄~いピザ生地のような皮にスパイシーな挽き肉や微塵切り玉ねぎ、トマトソースなどを乗せて、石釜で焼いたもの。

後ろに見えているのは、『アイラン(Ayran)』。塩味のヨーグルトドリンク。

どちらも、もうこのブログで何度も登場している、私の定番中の定番。


このラフマージュン、南東部地方の名物料理で、以前住んでいたディヤルバクルでも専門店があったほど。石釜で焼いた生地がパリパリ、そしてもっちもっちしていて、とっても美味しかったのです。
ここイスタンブルでも、ケバブ屋さんでは定番だし、専門店もあちこちにあるんですけれど、「これ」というものにはなかなか出会えません。
電気の釜(オーブン)で焼いたものだと、あの独特のパリパリ感がないし。また、挽き肉やトマト・玉ねぎなどの具も、絶妙な配合というものが、なかなかに難しいものなんでしょうか。

でも、このお店のは、とっても美味しい!これだけ食べに来たいくらい。

で、ラフマージュンって、どういう意味なんだろう.....と以前から思っていたのが、最近判明しましたので、忘れない内に書いておきます。(ちょっと調べればすぐにわかりました)
アラブ語で、〝lahm(お肉)〟ü(と)〝macin(こねた生地)〟という言葉から来ているのだそうな。
ほぉ、なるほど。なので、アラブに近い(というか隣)の南東部のお料理なんですね! ということで、アラブの国々(シリアやイラクなど)にも同じようなものがあるんだそうで、そして、何故かアラブとは遠いはずの、アルメニアやグルジアにも、同様のものがあるということです。
色々と繋がっているんですよね。

ちなみに、以前載せたものの中から、
ウルファのラフマージュン
ガズィアンテップのラフマージュン
ディヤルバクルのラフマージュン

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そして、メインはこちら。
このレストランのオリジナル・ケバブなんだそうで、チャナック・ケバブ(Çanak kebap)
ピスタチオやパセリなどの入った挽き肉のケバブと溶けるタイプのチーズを、ラワシュ(Lavaş)という薄い生地で包み、焼いてあります。
かなりなボリューム。この後に、ドカーンというデザートが控えていましたので、これはダンナと半分こしました。
真ん中にあるのは、水切りしたヨーグルト&ピスタチオのパウダー。
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UPで。
ちなみに、生地に、ゴマと一緒に振りかけてある黒い粒々。これ、黒ゴマではないです。
チョレッキ・オトゥ(Çorek Otu)〟というもの。英語では〝Nigella Sativa Seeds〟だそうで、ちょっと苦味のある、でも爽やかな香りのする種です。
トルコでは、ピデ(Pide)という薄いパンや、ポーアチャ(Poğaça)という白チーズなどに入った塩味パン、塩味のクッキーなどによく使われます。

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そーして、ドカーンなデザートはこれ。ガズィアンテップ名物、カトメル(Katmer)
写真は、ウエイターさんが4分の一に切ってくれたものです。一つが、直径25cmもあろうかという巨大なもの。
向こう側が透けて見えるほどに薄~い生地を何層にも重ねて、ピスタチオのパウダーと砂糖とカイマク(Kaymak)という濃厚クリームを挟んで、焼いたもの。表面がテカテカしているのは、多分ハチミツだと思います。

ピスタチオが惜しげもなく使われていて、とってもリッチなデザートです。その分お味は、すっごーく濃厚。この生地がまた、パリッパリで美味しいんですよねぇ。カロリー気にせず、わしわしいっちゃいました~。

以前、ガズィアンテップで食べてハマってしまったものの、「これ」というものに出会えなかったのが、このお店で出会ってしまったという代物です。
そうそう簡単には出会えないデザートで、カドゥキョイにある有名ケバブ屋にもあるんですけれど、あそこのは、全く納得のいくものじゃぁなく。あの本場で食べたものを探し続けていた時に見つけたのが、このレストランだったというわけなのです。
このレストラン、店名にも「Kebap & katmer」と謳っているくらいですから、むっちゃ自信のあるものなんでしょう。
いやぁ、「はったり」ではなかったということ。

週末の昼下がり、美味しいものをタラフク食べて、ほぉんと幸せでした♪


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これは、そのレストランの前で売っていたスイカ。 夏の間、このようにトラックの荷台で産地直送風にスイカやメロンを売っているのを、よく見かけます。
ひょ~っ、もうスイカですかぁ。イランからのものなんだそうです。


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by yokocan21 | 2010-04-19 17:24 | トルコ料理  

ヒヨコ豆のサラダ

↓の記事で紹介しました、ヒヨコ豆のサラダ(Nohut Salatası)
ヒヨコ豆を茹でさえすれば、あとは刻んだハーブ類を混ぜるだけ~、という至って簡単なもの。

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これ、サラダとはいっても、ヒヨコ豆がたっぷりなので、ちょっとしたおかずにもなりそうです。爽やかハーブとレモンたっぷり、これからの季節にぴったりです!
ヒヨコ豆ちゃんのホクホク美味しさがたっぷり♪ 豆ラー魂が揺さぶられます~。

では、レシピ。

♪材料 (4人分)

・ヒヨコ豆     カップ1
・トマト       1個
・パセリ      10本ほど
・ディル      10本ほど
・青ネギ      1~2本
・オリーブ油    大さじ3
・レモン汁     大さじ1
・塩         適量 


♪作り方

①まず、ヒヨコ豆は洗って、一晩水につけておく。
②ヒヨコ豆を茹でます。私は圧力鍋を使うので、だいたい20分。普通の鍋だと、1時間以上はかかります。
③トマトとハーブ類を刻みます。トマトは小さく切り、パセリ・ディルは微塵切り、青ネギは小口切り。
④ボウルで、オリーブ油・レモン汁・塩を合わせ、冷ましたヒヨコ豆と③のハーブ類を混ぜる。
以上でーす。

ヒヨコ豆は、缶詰(茹でたもの)も売っていますけれど、乾燥豆を戻して使った方が、断然美味しいです。


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by yokocan21 | 2010-04-15 16:18 | トルコ料理  

ヒヨコ豆七変化

大好きなヒヨコ豆
トルコでは、これなしでは語れないほど、色んなお料理に使われたり、おやつとして食べられたりと、大活躍です。
そんなヒヨコ豆にスポットを当ててみました。

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もうそろそろ出てくるかなぁ、と思われる、ヒヨコ豆の若いの
トルコの青空市場では、このような若いヒヨコ豆が枝付きのまま売られていることがあります。このブログでも、何度か登場していますので、覚えて下さっている方いらっしゃるでしょうか。
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こちらが、サヤに入ったヒヨコ豆。薄緑色が、とっても可愛い♪
トルコ人のように、このまま生で食べても美味しいし、さっと湯がいて塩を振って食べると尚美味しい。

ディヤルバクルの青空市場では、春から初夏にかけて、枝ごとヒヨコ豆をよく見かけたものですけれど、こちらではどうなんでしょうか。うちから青空市場は、ちょっと遠いものの、そろそろチェックしに行ってみましょうか~。

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このヒヨコ豆、生のものや乾燥させたものは、〝Nohut(ノフット)〟と呼ばれるんですけれど、炒ったものは、〝Leblebi(レブレビ)〟といいます。 このレブレビ、トルコ人の大好物~!
一口にレブレビといっても、色んな種類がありますので、代表的なものをちょこっと紹介してみます。

f0058691_210463.jpgまず、黄色いのは、〝Sarı Leblebi(サル・レブレビ)〟。訳してもそのまんま「黄色いレブレビ」。
端的に言えば、ヒヨコ豆を炒ったものなんですけれど、その作り方はかなり複雑なようです。

簡単に説明すると、乾燥ヒヨコ豆を特別な機械で炒って、ズタ袋に入れて冷まして.....という工程を2度繰り返し、次は水に浸して、また炒ります。
そして、薄皮を剥いたものがサル・レブレビ。

ちなみに、この写真のものは、このサル・レブレビをもう一度炒ったもので、〝Çifte Kavrulmuş Leblebi(チフテ・カヴルムシュ・レブレビ) 〟と言います。
ナッツ類を売るお店の前では、このチフテ・カヴルムシュ・レブレビを炒っているのをよく見かけるんですけれど、すっごくいい香りが漂っています。

f0058691_21194.jpg白いのは、〝Beyaz Leblebi (ベヤズ・レブレビ)〟。訳して「白いレブレビ」。
サル・レブレビを作る工程で、最後に炒る時に薄皮を向かずに作ったものが、これ。
サル・レブレビは、もそもそした感じで歯ごたえのないのに対して、ベヤズ・レブレビは、ポリポリと歯ごたえがあって、私はこちらの方が好き。


f0058691_2114260.jpgこちらは、砂糖をまぶした〝Şekerli Leblebi(シェケルリ・レブレビ)〟。
見た目、コンペイトウのようですね。
写真のものの他にも、緑や青なんかもあって、子供に人気のレブレビです。


この他に、チョコレート味のもの、チリ味のものなども見たことがあります。

余談ですけれど、レブレビといえば、アンカラよりやや北東に行った、チョルム(Çorum)という町の特産品。チョルムには、それこそレブレビ屋さんがたくさんあるそうで、何種類ものレブレビを扱っているんだそうです。
うちの義母の両親は、そのチョルム出身で、なんと苗字に「レブレビ」が付いているんです。何とも、チョルムらしい。

~ *** ~ *** ~ *** ~ *** ~ *** ~ *** ~ *** ~ *** ~ *** ~

次は、ヒヨコ豆を使ったお料理を。

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まずは、フムス(Humus)! (写真は、以前の記事のものを使いまわし)
私の大好きな前菜です。詳しくは、以前の記事を参照ください。
暑くなってくると、このフムスにパン、白ワインで十分かも.....というくらい。

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そして、今回は、これを紹介。
ヒヨコ豆のサラダ(Nohut Salatası)
これも、暑い季節の我が家の定番です。ハーブが入って、レモンの効いたさっぱりサラダ。
ただ、力尽きてきましたので、レシピは次回ってことでご了承下さい。

このほか、お肉と一緒にトマト味で煮込んだトルコ家庭料理の定番とか、フダン草などと一緒に煮込んだものなど、ヒヨコ豆って、大活躍なのです。

で、最後に、この可愛いヒヨコ豆で作ったパンも紹介いたします。
長くなりますので、《続き》 へどうぞ~。


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《続き》
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by yokocan21 | 2010-04-13 20:53 | トルコ料理  

今年最初のアーティチョーク

イスタンブルは、ここ一週間、それまでのドンヨリ空が嘘のようなポカポカ陽気が続いています。
気温自体はさほど高くはないものの(12~14℃位)、太陽がサンサンと眩しく、陽だまりはコートやジャケットなしでもOK。

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うちのアパートの裏庭にある大きなスモモの木は、ただ今、満開絶好調~。


こうも春らしくなってくると、やっぱり〝春〟なお料理が食べたくなってきますよね。
はい、今年最初のアーティチョーク

これを食べないことには、春ではなーーーい、という我が家の大好物。まだ旬真っ盛りではないので、お値段少々高めですけれど、小ぶりのものを7つ買って来ました。

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まずは、簡単に、『アーティチョークのサラダ』。(エンギナル・サラタス=Enginar Salatası)。
皮を剥いて下処理したアーティチョークを小さく切って、柔らかくなるまで茹で、オリーブ油・レモン汁・塩のドレッシングで和えます。
ディルをあしらった、さっぱりサラダです。今回は、彩りのため、人参も一緒に。
シンプルなので、アーティチョークそのものの美味しさを存分に味わえます。この苦味が、何とも春らしい味わいです~。

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そして、もう一つは、『アーティチョークの素揚げ』。
トルコでは、このような揚げたものって見たことがないです。ダンナも、「何じゃこれ?」と.....。
薄く切ったアーティチョークに、小麦粉を付けて少量の油で揚げただけのものなんですけれど、これ、大正解でした! 
レモンを絞って、軽く塩を振って食べました。
アーティチョークの甘味が全面に出てきて、ほっこりとした食感です。レンコンの揚げたの、って感じ。シャキシャキ感はないけれど。

私にとって、日本の春の味覚といえば、菜の花、つくし、たらの芽なんです。どれも苦味があって、個性的なお味で大好き。でも、トルコじゃ、どれも手に入らないのです。(悲)
その代わり、トルコにはアーティチョークがあるーーー!ってことで、満足・満足。

~ *** ~ *** ~ *** ~ *** ~ *** ~ *** ~ *** ~ *** ~ *** ~ 

その日は、アーティチョークの下処理で時間が取られてしまうのがわかっていたので、メインは簡単に、魚のグリル。塩をしてオーブンで焼いただけ。

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私達の大好きなお魚です。
トルコでは〝カラギョズ(Karagöz)〟といって、多分タイの仲間でしょう。目が黒いので、〝カラギョズ「黒い目」〟。(そのまんまやん)
鼻から口にかけての部分が、すぅっと尖がっているのが特徴です。
今回は、かなりデカイのと普通サイズのを一匹ずつ購入。デカイのは私と子供がシェアして食べました。
A4サイズの紙の上に乗せてこのサイズですので、相当に大きいです。
ちなみに、魚に切れ目が入れられているのは、グリル(ウズガラ=Izgara)用のため。グリルにすると言えば、魚屋さんは、このように処理してくれるんです。

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こちら、焼き上がり。(↑の写真のデカイものは、焼いている間に形が崩れてしまって見栄え悪いんで、普通サイズのものを写しました)
日本のタイにとってもよく似た美味しさで、適度に脂も乗って上品なお味です。

このカラギョズ、北エーゲ海で捕れる魚なんだそうで、以前住んでいたゲリボル(Gelibolu)ではよく見かけました。イスタンブルでも、運がよければ大きな魚屋さんで見かけます。
同じタイの仲間の〝チュプラ(Çupra)〟より、断然美味しいです。ですので、我が家では、カラギョズを見かけた時は、迷わず購入~。


《追記》 参考として、アーティチョークのその他のお料理です。
アーティチョークのオリーブ油冷製  (剥き方・下処理の仕方も書いています)
アーティチョークとそら豆のオリーブ油煮
アーティチョークのシンプルなオリーブ油煮
アーティチョークのドルマ


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by yokocan21 | 2010-03-22 06:28 | トルコ料理  

郷土料理レストラン

先週のとある日、サッカー談義のできる貴重な友人(トルコ人)と、海峡を渡って、美味しいものを食べに行って来ました。
ベイオール(Beyoğlu)の一角、ガラタ塔(Galata Kulesi)の近くの石畳の通りに並ぶ楽器店で、まずは楽器を色々と物色。いえ、買いに行ったわけではなくて、二人とも下調べです。
友人は子供のギターを見に行きたいというので、私もついて行くことに。
私はギターは高校の時にすっかり諦めてしまいましたのでパス。電子ピアノをチェック。
本当は実家にあるピアノを持ってきたいところですけれど(ただ今、無用の長物化)、そんなことは無理なので、こちらで調達することに。で、アパートですので、音量の調節できる電子ピアノがいいでしょう、ということです。
何軒か見て周ったところで、日本のメーカーのが、納得できるお値段で売っていましたので、ひとまず検討中です。最近、何かと物入りですので、まずは検討.....はぁ。
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               (写真は、ガラタ塔(Galata Kulesi)。 Wikipediaより拝借しました)

お昼は、そのガラタ塔の目の前のレストランで。トルコの色んな地方の郷土料理を出すお店・Kiva HAN(キヴァ・ハン)
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トルコのロカンタ(Lokanta=食堂)によくあるような、お店を入ったところに、ズラーッとお料理が並んでいて、お料理を見ながら選べるのが嬉しいです。 (写真は、Yenişafakより拝借しました)

お料理は、二人で分け分けして食べました。
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まず、エクシリ・キョフテ(Ekşili Köfte)。訳して、「酸っぱい肉団子」。
「酸っぱい」お料理ということで、ザクロシロップ(Nar Ekşisi)の入った、これは南東部地方のものでしょうね。
ピデ(Pide)という分厚いピザ生地のようなパンをサイコロ状に切ったものの上に、キョフテとぺコロスのコクのある甘酸っぱいトマトソース煮。上には、刻んだパセリ入りのヨーグルト。
いやぁ、サッパリとして、とっても食べやすかったです。トマトソースとヨーグルトの相性がバツグン!

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二人して迷わず選んだのが、これ。(写真しょぼしょぼです)
シェヴケティボスタン(Şevketibostan)
そう、昨年やっと巡り合えた憧れの野草、あのシェヴケティボスタンです!これは、仔羊肉と煮込んだもので、エーゲ海地方の春の人気料理です。たぶん、レモンのソースで煮込んであります。
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なんだか、わけわからん写真ですので、汁気を切ってUPしてみました。
野草独特の苦味と甘味があって、柔らか~い仔羊肉もさっぱりと美味しかったです!


f0058691_1844456.jpgそれと、『ヒヨコ豆入りピラウ(Nohutlu Pilavı)』と、
挽き肉入りブドウの葉のサルマ(Etli Yaparak Sarması)』。
このピラウ、いい出汁が効いていて、しかもコッテリしていなくて、凄く美味しかったです。
ブドウの葉のサルマ、これも家庭料理風で、いくらでもいけてしまいそうでした。


いやぁ、このレストラン、リピート間違いなし!
こちらアジア側にも、このような郷土料理のお店があるんですけれど、ヨーロッパ側では、ここですねぇ。
で、レストランの内装も、スッキリ・シンプルで、とても感じがよかったんですよね。

このガラタ塔近辺には、タパスの食べられるスペイン料理屋さん(フラメンコのショーもやっている!)とか、グルジア料理のお店とか、はたまた可愛いブティックとか、ちょっと個性的なお店ががちょこちょことあるんです。
またの機会にでも、色々と紹介できたらいいなぁ。



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by yokocan21 | 2010-03-16 18:47 | トルコ料理  

ポロネギのオリーブ油・冷製

昨日は〝おひな祭り〟でした。
うちは、いつもの〝ミニお雛様〟を飾って、ちらし寿司(いつもの「すし太郎」で)を作っただけ。昨年は、気合い入れて〝折り紙お雛様〟なんてのを作りましたけれど、今年は面倒でナシ。
まぁ、あっけないおひな祭りでした。

でも、こんなものがぁ~!

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何を思ったか、うちのダンナ、こんな花束を抱えて帰ってきたのでした。前日(3/2)のこと。

「ひぃぃぃ~! 何で?」
「いや、別に。たまには、こんなものもいいかなと思って」

急に、こんなに可愛い花束が表れると、根性悪い私は、「策略か.....?」などと、余計なことを思ってしまうんですけれど、いえいえ、そんなものはなさそうで、ただ単に、プレゼントしてみたかっただけのようです。
次の日の3月3日が桃の節句だということは、全く関係がなかったようですし。

ありがとうね~♪ 大切に、飾らせてもらうよ~。

と、一抱えもあるデッカイ花束。
うちにある一番大きな花瓶では活けきれず、数個の花瓶に分散させて、あちこちの部屋に飾っています。

このユリがねぇ、すっごーくいい香りなんです♪
ちょっと調べてみたら、あのカサブランカの親戚にあたる、オリエンタル・ハイブリッド種の一種のようです。あの甘~くゴージャスで、ちょっとエキゾチックな香りは、ただものではないと思いました。
家中、ユリの香りでいっぱい、と言ってもいいほど~。


ま、この話はこれくらいにして。ここからが本題。

先日の『手抜き夕食』の記事で、ちょこっと登場していました、ポロネギのお料理。レシピを書きました。

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ポロネギのオリーブ油・冷製。トルコ語では『Zeytinyağlı Pırasa(ゼイティンヤール・プラサ)』。
冬のトルコの定番料理です。レストランでも必ずあります。
ポロネギの甘味が、とっても嬉しい優しいお料理です。ポロネギが手に入れば、是非、作ってみて下さい。

レシピは↓↓↓ に書きますとして、このお料理、ちょっと曰くつきなのですねぇ。
トルコに来て1年目(=結婚して1年目)の冬のこと。
ポロネギのあまりにもの美味しさに開眼してしまった私は、毎週毎週ポロネギを買い、このお料理を作っていました。しかも、ポロネギって、美味しいだけではなく、トルコではウソのように安いんですよ。
そんなこんなある日、ダンナが言いました。
「あのさぁ、いくら美味しいといっても、毎週これじゃぁ飽きる!」

はぁ、そうだったのかぁ。そりゃぁ、そうだよねぇ。

とまぁ、初々しい頃のお話.....。


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では、レシピです。
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by yokocan21 | 2010-03-04 17:10 | トルコ料理  

アルメニア系の家庭料理

かねてから行こう行こうと予定を立てながら、なかなか実行できずにいた、とあるレストランに行って来ました。
ちょっと珍しいアルメニア系の家庭料理を出すレストランです。
HAMOV(ハモヴ)』。HAMOVとは、アルメニア語で「美味しい」という意味なんだそうです。

アルメニアのお料理だなんて、私たち日本人には、まぁ馴染みのないものですよね。
私も、アルメニア料理といえば、イスタンブルのメイハーネ(Meyhane=トルコの居酒屋)で時々見かける、『トピク(Topik)』という前菜しか知らなかったです。

で、いきなりですけれど、その『トピク(Topik)』。↓
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これ、私の大好物で、見かけると必ず注文するという代物。
真ん中の茶色い部分は、玉ねぎのペーストを、ターヒン(中東のゴマペースト)やシナモンなどのスパイスで和えたもの。周りのベージュ色した部分は、ヒヨコ豆とジャガイモで作った生地。
詳しい作り方はよく知らないんですけれど、なんとも不思議な材料の組み合わせ。
ねっとりとコクのある香り高い玉ねぎのペーストと、ぽってりとしたヒヨコ豆&ジャガイモの生地が醸し出すハーモニーは、絶品としか言いようのない、あとを引く美味しさです!
大量の玉ねぎが使われていると思うんですけれど、甘味は押さえられています。メイハーネででも出てくるという位ですので、お酒に合う塩味なんですよ。
いやぁ、いきなりのノックダウンです~。直径10センチは軽くあるというサイズながら、私一人で平らげる自信あり。

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もう一つの前菜は、『オリーブ油で作ったドルマ(Dolma)の盛り合わせ』。キャベツ、ピーマン、ブドウの葉のドルマたち。
ドルマといえばトルコ料理の定番ですけれど、実は元々アルメニアのお料理だという説もあるんだとか。トルコ人にドルマを伝えたのは、アルメニア人だということなんでしょうか。
ということで、ここのドルマ、流石に美味しかったですよ!
トルコのドルマ(オリーブ油の冷製)は、イスタンブル地方の、松の実やカランツ(すぐりの実)を入れハーブとスパイスを効かせたものと、エーゲ海地方の、お米とハーブ少々というシンプルなものの二つに分かれると思うんですけれど、アルメニアのドルマは、ここイスタンブル・バージョン。
ちょっと甘めの味付けと、スパイスの効かせ方が、とっても私好みでした~。

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こちら、『カドゥンブドゥ・キョフテ(Kadınbudu Köfte)』。訳して「婦人の太ももキョフテ」。 (これはトルコ料理ですね)
ひゃ~っ、すごい命名! いったい誰が名付けたのか.....。このぼってりとした感じが、婦人の太ももを連想させるのか、はたまた、それほど悩ましいほどに美味しいという意味なのか。
挽き肉とご飯・ハーブで作ったキョフテを、卵にくぐらせて揚げたもの。
今まで食べたカドゥンブドゥ・キョフテの中で、一番美味しかったかも~。揚げてあるのに、全く脂っこくなくて、すごく食べやすかったです。

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これは、『脾臓のドルマ(Dalak Dolması)』。
ダンナの大好きな臓物系~。羊の脾臓(ひぞう)にお米やスパイスを詰めて、薄く切ってから卵をくぐらせて揚げたものだそうです。
むむむっ、私、ダメした.....。脾臓って、過去にも食べたことはあるんですけれど、あの血の塊のような味がどうも苦手で。シナモンやオールスパイス・コショウなどのスパイスがよく効いていて、風味はいいんですけれどね。
ダンナは、ウヒウヒ言いながらパクついておりましたよ。

f0058691_7531767.jpgこちら、そのUP。 

いまいち、よくわからないですね。(凹)


あと、ボレッキ(Börek=トルコの塩味パイ)を数個注文。(写真なしです)
遅いお昼ご飯に行ったので、これらを家族で分け分けして食べました。

うぅ~っ、美味しかったぁ~~~!

このレストラン、美味しいだけではなく、お店の方たちの対応も凄くよかったんです。
こじんまりとした可愛いお店で、雰囲気もGOOD。店員の方もほとんどが女性で、丁寧な接客は気持ち良かったです。
オーナーのおばさんはアルメニア系トルコ人で、家系に代々受け継がれている家庭料理をこうして出されています。

で、その日知ったことなんですけれど、なんと、最近アジア側にもお店をオープンされたんだとか~。場所は、うちからも近い所。なんと。
オーナーのお嬢さんが、そちらの方のお店を切り盛りされているのだとか。今度は、アジア側のお店へも行ってみましょう。

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このような手作りのクッキーも色々と置いてありました。

お店のHPは、まだ製作途中だそうですので、住所など書いておきますね。

HAMOV
Şahap Sok. No:36 Feriköy İstanbul
0212 225 7890

Gürbüztürk Sok. No:36 Moda İstanbul
O216 346 7778
(こちらアジア側のお店は、イートインのスペースが狭いんだそうです)


この続きネタもあるんですけれど、書き始めると長くなりかけ、力尽きたので次回にいたします。


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by yokocan21 | 2010-02-26 07:57 | トルコ料理  

肉・肉・ケバブ

先日、珍しく、子供が「肉食べたい~、肉・肉!」、なんてことを言うもので、「おっしゃ!」と行ってきました。〝ケバブ屋さん〟。

その日は、1学期の終業式でもあり、通信簿も予想に反して(?)よかったことでもあったので、お祝いも兼ねて。

そのお店〝ギュナイドゥン(Günaydın)〟は、お店の1階では精肉店もやっているので、お肉に関しては保証付き、といったところです。ちなみに、1階のお肉屋さんの中では、ステーキを食べられるスペースもあるんです。

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まず、『ガヴルダーウ・サラタス(Gavurdağı Salatası)』。
南東部・ガズィアンテップのもので、ナル・エクシシ(Nar Ekşisi)=ザクロシロップがたっぷりとかかった、辛~いけれどサッパリとしたサラダです。
小さく切ったトマトをメインに、キュウリや青唐辛子、ネギ、ミントやパセリなどが入っています。面白いのは、刻んだクルミがたくさん入っていること。このクルミがあることで、香ばしさが加わり、とっても美味しいサラダとなっています。
ガズィアンテップ出身のケバブ屋さんには、必ずありますね。

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メゼ(Meze=前菜)の一つとして頼んだ、『パストゥルマ入りフムス(Pastırmalı Humus)』。
以前、こちらでも紹介しています、私とダンナの大好物!
ここのは、ギュヴェッチ(Güveç=素焼きの土鍋)で出てきました。
フムスに、細かく切ったパストゥルマ(※1)が乗っていて、オーブンで熱々に焼かれています。うふぁーっ、美味しい~!これ、パンがすすみます~。

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クズ・ピルゾラ(Kuzu Pirzola)』。いわゆる『ラム・チョプ』
子供が食べたかったのは、このような骨付き・肉ワシワシ、というやつです。このお店のは少々上品ですけれど、これで子供は大満足。
付け合せのピラフ、確か、『ブハラ・ピラウ(Buhara Pilavı)』といったと思うんですけれど、一口もらったら、これがまた絶品!
ブハラとは、ウズベキスタンの古都・ブハラのことだと思います。ニンジンがたっぷり、ヒヨコ豆やグリーンピースなども入った、コクのあるピラフでした。

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ダンナが頼んだのは、『仔羊のキュルバストゥ(Kuzu Külbastı)』。
仔羊の柔らかい部分を、唐辛子やトマトでマリネして、グリルしたもの。
「キュルバストゥ(Külbastı)」とは、訳すると「灰が押し付けた」。炭火の火が落ち着き、灰になったところで、お肉を炙る方法なんだそうです。また、お肉屋さんでは、このキュルバストゥ用の部位も売られています。
ちょっぴり辛くって、とぉっても柔らかかったです。これって、仔羊肉の美味しさを余す所なく味わえますね。

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私は、『アブハンヌッチ(Abuhannuç)』。
焼きナスの中身がゴロゴロとトマトソースと共に横たわり、その上に挽き肉のケバブが乗っかり、とろけるチーズがかかったもの。上にはチリとピスタチオのパウダーがかかっています。
これ、ババガンヌッチ(Babgannnuç)(※2)の派生バージョンでしょう。
ナス大好きな私にピッタリなケバブです。(って、全く季節はずれですけれど)
ケバブはジューシー、コクのあるトマトソースとよくマッチして美味しかったですよ~。

と、その日は家にパウンドケーキ(私の作)がありましたので、デザートはパスして、大人しく家に帰りました。


※1 パストゥルマ(Pastırma)・・・・・牛の脂の少ない部位を使った、香辛料の効いた乾燥・保存肉。こちらを参照下さい。

※2 ババガンヌッチ(Babgannnuç)・・・・・焼きナスの中身を、玉ねぎやトマトペーストと一緒に油で炒めたちょっぴり辛いお料理。南部・アダナの名物料理です。


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◆ちょっと続き◆
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by yokocan21 | 2010-01-30 08:09 | トルコ料理  

最近食べたもの

↓の記事のコメントでも書いてるのですけれど、先週末より数日間、何故か拙ブログへ全くアクセスが出来ませんでした。
このブログのみならず、エキサイトのブログ、そしてエキサイトのメインページにも繋がらず。その他、日頃よくお邪魔しているブログやHP何ヶ所かへも繋がらず。心底、困り果てておりました。
そこで、いい加減じっとしているのも何なので、プロバイダーに電話してみよう~、と思った途端、どういうわけか繋がらなかった全てのサイトに、難なくアクセスすることが出来たのです。
??? 何かキツネにでもつままれたような気分。
といっても、ページを開くスピードが恐ろしく遅いので、今回は予定していた記事を諦めて、またまた食べ物でいってみます。若干、画像の大きさを小さくしてみました。

えー、最近写真を撮っておいたものを色々と。

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エビの土鍋焼き(Karides Güveç=カリデス・ギュヴェッチ)』の変則バージョン。
鶏の土鍋焼き』。

こういうものがトルコ料理にあるのかどうか、わかりませんけれど、一応名前は『タヴック・ギュべッチ(Tavuk Güveç)』としておきます。

作り方は、エビの土鍋焼きとほぼ同じ。エビの代わりに鶏モモ肉を小さく切ったものを入れます。ただし、鶏肉の投入時期は玉ねぎ&ニンニクを炒めた後に。その後は同じやり方で。
チリパウダーを適度に効かせてありますので、ピリ辛で美味しいのです!(子供の分にはチリはなし)

素焼きのギュヴェッチ(Güveç)で一人分ずつ焼いたものは、グラタンとはまた違った趣きがあってお気に入り。寒い時期にはよく作ります。


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カドゥキョイ(Kadıköy)の魚市場で、とっても新鮮&とっても安く売っていた小アジ(Istavrit)
ちなみに、1kg=5TL(約310円)でした!
アジは、この冬見かけた中でも、ピカイチの新鮮さで輝いていましたよ。
トルコでは、小さなお魚はトウモロコシ粉で揚げるのが人気です。家での揚げ物は敬遠しがちなんですけれど、今回ばかりは食べてみたくなったのです~。
で、何で揚げものがイヤかと言いますと・・・レンジ周りに油が飛んでお掃除大変。そして揚げている自分が油臭くなったような気分になる。・・・という理由から。
1kgを買ってきて、これを家族3人で完食。はい、食べ過ぎですね。

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そして、市場の食料品屋さんで買ってきた、ドルマ(Dolma)色々。全てオリーブ油の冷製です。
12時の位置から時計周りに、
・キャベツのサルマ(Zeytinyağlı Lahana Salması)
・カララハナ(黒キャベツ ※)のサルマ(Zeytinyağlı Karalahana Salması)
・お馴染み、干しナスのドルマ(Zeytinyağlı Kuru Patlıcan Dolması)
・これもお馴染み、ブドウの葉のサルマ(Zeytinyağlı Salması)
キャベツ以外は、南東部風のちょっとピリ辛の味付けのものを買って来ました。時々、ディヤルバクルの濃いピリ辛風味が恋しくなるのですよね。
それと、トルコ語での名前、基本こういうお料理の総称は「ドルマ」と言うのですけれど、細かく言うと、野菜に「詰めて」あるものは「ドルマ(Dolma)」、葉っぱで巻いてあるものは「サルマ(Salma)」と言います。

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そしてそして、これはもう、1ヶ月以上も前に食べたものなんですけれど、あぁぁぁ、美味しかったよな~! 『キムチ鍋』。
ブタは、うちから遠い所で売っているので断念。鶏肉を入れてみました。キムチもなかったので割愛。でもでも、とぉっても美味しかったのです。白菜どっさり、干しシイタケ、豆腐も入れて。
写真、しょぼしょぼです.....。しかも、普通のお鍋で作ってるし。(笑)
土鍋、実は近くに去年オープンした「無印」で見つけたんですけれど、収納場所やお値段、使用頻度を考えてみて、購入は今のところ保留。でも、欲しい気持ちは変わらない~。

f0058691_6445745.jpgアイシェさんに送って頂いて、何とか賞味期限以内に使うことが出来た〝キムチ鍋の素〟。

これ、本場・大阪の鶴橋のものです。私が鶴橋大好き~、なんて言ったもんですから、わざわざ送って下さったのです。
アイシェさん、美味しくいただきましたよ~。ありがとうございました!


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最後は、お気に入りのチョコ。

これ、なかなか見かけないので、見つけた時は即買いです。
ダンナと子供は、こういう「大人の♪」味がわからないらしく、私の独り占め。
そういえば、うちの母もこれ苦手です。歯磨き粉と一緒にチョコを食べている気分、なんだとか。(爆)


ということで、こんな感じです。
次は、大感動した、あるイベントものをいってみます。


※・カララハナ(黒キャベツ)・・・トルコでは黒海地方でよく採れるキャベツの仲間。イタリア・トスカーナ地方でもよく採れるそうです。画像は、こちら参照下さい。 


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by yokocan21 | 2010-01-15 06:49 | トルコ料理