カブルガ・ドルマス

えー、また食べ物のお話。

もうかれこれ10日程前の話になるんですけど、ヴァレンタインデー(トルコでは『恋人達の日』)のお祝いにお食事に行って来ました。
といっても、ここはディープなディヤルバクル。オサレーにはいけないです。
目指すは『Kaburgaci Selim Amca』というお店。←「カブルガジュ・セリム・アムジャ」と読みます。
カブルガ屋・セリムおじさん、という意味です。
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この「カブルガ」とは、何ぞや?
羊のあばら骨のことを言うんです。
そのあばら骨のあたりのお肉に、お米の詰め物をして、じっくりじっくり焼くんです。それがこの「カブルガ・ドルマス」です。
お肉の旨味がお米に染み込んで、とっても美味しいです♪
羊肉は独特の臭みがあって、私、ちょっと苦手なんですけど、これはお米にスパイスを効かせてあって殆ど臭みがなく、しかもお肉もすごーく柔らかくってパクパクいけてしまいます。
そして全く油っぽくないというのも、嬉しいです。
写真は二人分です。もう、お腹いっぱいになりました。

f0058691_5181157.jpgこちらは、ウエイターのおじさんがお肉を切って、ほぐしてくれたもの。


このお店は、この「カブルガ・ドルマス」の専門店です。
とにかく皆が「カブルガ・ドルマス」を目的にやって来るんです。
メニューも、いたってシンプル。前菜の「イチリ・キョフテ」や「ムンバル」(注)、サラダの「ボスタナ」、そしてメインの「カブルガ・ドルマス」。これらのみ。

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こちらは、前菜の「イチリ・キョフテ」。
挽き割り小麦とひき肉を練って生地にし、袋状にしたものの中に、ひき肉・玉ねぎ・砕いたクルミなどを炒めた具を詰め込んで、茹でたもの。
ちょっとイメージわかないでしょうか...。
このお店のは、中身の具がスパイシーで、何個でもいけてしまう位美味しかったです。

上のお皿は「ボスタナ」というサラダ。
トマト・キュウリ・青ねぎを細かく切ったものに、微塵切りのパセリやミント・粉末唐辛子・スマックというスパイスなどを加えて、ざくろシロップであえたもの。ピリリっと辛くてサッパリとしていて、お肉によく合うサラダです。

デザートには、「イルミック・ヘルヴァス」が出てきました。
イルミックとは、セモリナ粉。セモリナ粉をバターと砂糖で炒めたものです。松の実を入れることもありますね。シナモンパウダーをかけて食べると、とっても美味しいです。
ここディヤルバクルのレストランでデザートというと、よくこの「イルミック・ヘルヴァス」が登場します。
この地方の有名お菓子というわけではなく、トルコの何処ででも食べられるものですけれど。

はぁもう、お腹がいっぱいになりました♪

このお店のお料理は、トルコ南東部地方、特にここディヤルバクルの郷土料理ばかりです。
土地の食材を上手く使っていて、だからこそ美味しいのですね。

(注)ムンバル→私達は苦手なので、注文しなかったものです。
米・ひき肉・唐辛子ペーストやトマトペーストなどを、羊の腸に詰めて茹でたもの。ソーセージのようなものですが、独特な臭いがあります...。

このお店は、ディヤルバクルの他にイスタンブールに3件とバットマンにも支店があるようですので、一応紹介しておきます。

『Kaburgacı Selim Amca』
Diyarbakır Ali Emiri Cad. No:22/B Tel 0412-224 4447
Bahçelievler İzzettin Çalışlar Cad. No;22/B Bahçelievler Tel 0212-557 8010
Erenköy Şemsettin Günaltay Cad. No;276/1 Erenköy Tel 0216-360 6230
Aksaray Vatan cad. No;46 Tel 0212-635 8070
Batman Diyarbakır Cad. ValiKonağı Yanı Tel 0488-212 7500
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by yokocan21 | 2006-02-27 22:59 | トルコ料理  

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