干しナスに挑戦♪

朝晩は寒いくらいに涼しくなり、日中も真夏の激暑を思うと随分と過ごしやすくなってきました。もうエアコンはいらないです。
まぁ、それでも30℃以上はあるんですけれどね。まだまだ夏、なディヤルバクルです。

真夏の暑さが一段落ついた頃、この町の主婦達はベランダに野菜を干し始めます。
ちょうど8月末から9月中頃にかけてが、その季節。この時期は、道を歩いていて上を見上げると、あちこちの日当たりの良いベランダでは、ピーマンやナスを干す光景に出くわします。
あの光景、この時期の風物詩として写真を撮ってみたいんですけれど、よそのお家のベランダを激写、なんてちょっと出来ないですぅ。

一番よく見かけるのは、ビベル(biber)と呼ばれるピーマン類。この町のビベルは、形こそ日本のピーマンにそっくりなんですけれど、〝辛い〟のが特徴。もちろん辛くないものもありますけれど、地元の人たちは概して辛いものを選んでいるようです。
肉の薄いものや肉厚のもの、色の薄いものや濃いものなど、様々。ヘタと種を取って、糸を通してベランダに干すんです。
ちなみに、干したビベルはどうするかと言いますと、細身のものは油でカラッと揚げて前菜のようにしたり、大きなものは、〝ドルマ〟といわれる詰め物料理になります。

そして、もうひとつはナス
これはビベルよりは作業が面倒なので、見かける確率はちょっと少なくなります。
でも、私はビベルよりはお料理した時の美味しさから、このナスの方がうんと魅力的なんですよね。
何が面倒なのかといいますと、ナスの中身を全部くり貫かないといけないからなんです。結構大変な作業なんですよね、あれって。

で、今年は、干しナスに挑戦!
この町のレストランでよく登場する〝干しナスのドルマ〟、あれを作ってみたくなったからなんです。
乾物屋さんに行くと、干しナスも売っているんですけれど、折角この乾燥カラカラの町に住んでいるんだし、どういうものなのか興味津々ということもあり、自分で作ってみたくなったんですよね。

で、うちに毎月掃除に来てくれているおばさん(Lさん)に作り方を教えていただき、青空市場で2kgのナスを購入、えっちらおっちら、やりましたぁ~。
中型サイズのナス2kgで12個。それを2等分するので、実際には24個、小一時間の格闘でしたぁ。 (トルコで中サイズといっても、日本のだと十分に大型になります)
慣れない手つきで、何度もナスの皮を破いてしまいましたけれど、まぁ何とか合格点。

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この写真が、ベランダで干しているところ。
順番に糸を通して、風通しのいいように等間隔に、お行儀よく並んでいます。
干した次の日に撮影したもので、ナスはまだ乾く途中です。

f0058691_19553921.jpgこちらは、ベランダで5日間干した後のもの。カラッカラのパリッパリ。
横にあるものは、ナスの中身です。上手くくり貫けたものは2cm角くらいに切って、これも糸を通して干しました。


さてさて、上手く干せた〝干しナス〟、もう少し涼しくなった頃に〝干しナスのドルマ〟として登場させることに致しましょう。
中身の干したものも、戻してトマトと一緒に煮ると美味しいらしいですので、それにもチャンレンジしてみます。
楽しみがまた一つ増えました!

f0058691_19575293.jpgこちらは、先日散歩に行ったガーズィ・キョスク(Gazi Köşkü)の中にあるレストランで、お庭で干されていたナスとビベル。
ビベルは生の時は緑色だったものが、干すとこぉんなオレンジ色になるんですよ。
レストランでこれから使うため用のものですので、これ以外にも大量に干されていました。
ビベルの赤い色が夜空に映えてとっても綺麗で、見ていて圧巻でした!


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こちらは、旧市街の乾物屋さんの店先。
色々な乾燥野菜が吊るされていて、迫力満点!

手前は、干しオクラ。
その横は、干しナス。
次のオレンジ色や赤・べージュ色のものは全てビベル。(こんなに種類があるんですよ)

これからの秋~冬にかけての保存食です。

カラッカラの乾燥気候ならではの野菜干し、私にとっては結構楽しいイベントになりました♪
もしかしたら、アジの開きを干してみたりも出来るかな...なんてことも思ったりして。
ただ、ベランダでだと匂いが大変でしょうねぇ。ご近所迷惑になりそう...。


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【干しナスの作り方】

・ナスは中型サイズの皮が薄めで、細長いタイプのものを選ぶ。
・真ん中で2つに切って、ヘタを切り落とす。
・中身をくり貫いていく。皮から1mmだけ身を残す気持ちで、丁寧にくり貫く。
(中身のくり貫きには、こちらの記事で紹介しています、〝くり貫き器〟が便利!)
・くり貫いたナスは、タコ糸のような太い糸で等間隔に、上部に糸を通していく。
・風通しの良い、日当たりのよいところで、パリパリになるまで干す。(私は5日間干しました)

保管は、日陰で湿気のないのないとこで。トルコでは、そのまま糸をフックにかけてデコレーションのように台所に飾っている人もいます。でも私は埃よけのため、紙袋に入れ保管。

トルコではタコ糸って見かけないと思いますので、手芸屋さんに売っている〝ヨルガン・イプリーィ(yorgan ipliği)〟が最適です。

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by yokocan21 | 2007-09-28 20:08 | 普段生活  

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