ディヤルバクルのスイカ
今回はディヤルバクルのスイカのお話です。
トルコで〝スイカといえばディヤルバクル〟というほどに有名なこの町の名物。
しかも、ディヤルバクルのスイカは〝デカイ〟ことでも有名で、普通のスイカよりもずっと遅れて9月上旬になってやっと登場してきます。
大通りを車で走っていると、道端にテントを広げたスイカ屋さんをちょくちょく見かけます。
こんな感じ。↑ 横に立ってもらったおじさんと比べてみても、その大きさは一目瞭然!
トルコのスイカは日本のものと比べて相当に大型なんですけれど、この町のものはそれ以上に大型。
スイカと一緒に売られているメロン(かな...瓜かな)、これも、むっちゃデカイ!
ただし、この超大型スイカは食べてもあまり美味しくないとかで、おじさん曰く、飾り物なんだそうです。ちなみに、これはこういう大型の品種で、ティグリス川の川畔で栽培されているそうです。
で、美味しく食べられるものは、重さ7~10kgくらいの、トルコの標準サイズの品種のものとのこと。
なので、うちはその中でも小ぶりな7kgサイズのものを購入。我が家でスイカは殆どをダンナ一人で食べるので、大きいものは必要なしです。それに、あまりにも大きいと、冷蔵庫に入りきらないので困るんですよね。
買ってきたスイカ、みずみずしくって、とっても甘~くって美味しかったです!
スイカの町・ディヤルバクルでは、〝スイカ・コンテスト〟というものもあり、参加者(生産者)はその大きさを競います。
先日行われたあるコンテストでは、な、なぁんと優勝スイカは〝46.66kg!!!〟だったそうです。人間一人サイズ。
そのときの写真はこちら。↓ (画像はwww.haberler.comより拝借)
で、町のちょっと郊外にあるロータリーのサークル内には、こういうモニュメント。
この町を象徴する〝城壁とスイカ〟。
このような城壁とスイカを模ったものは、モニュメントやロゴとして、町のあちこちで見かけます。
例えば、ディヤルバクル県の紋章。
城塞とモスクのミナレット(尖塔)に、スイカ。
ミナレットは、ウル・ジャーミィ (Ulu camii)のものでしょうか。
城壁とスイカの間にある水は、ティグリス川ですね。
地元、ディヤルバクルのプロサッカーチーム、ディヤルバクルスポル(Diyarbakırspor)の紋章。
ちなみに、このディヤルバクルスポルのユニフォームは赤と緑のスイカカラー。
最近は見かけなくなってしまったのがとっても残念なんですけれど、試合の応援の時にかぶるチームカラーの帽子、あれ、スイカを模っていてとっても可愛かったのです~。あれが欲しくって(酔狂者!)、引っ越して来てすぐチームのショップに行ってみたんですけれど、今はもうない...とのこと。あーあ。
よく行くケバブレストランのロゴ。
このレストランは、こちらの記事で紹介しています。
これもよくいくレストランのロゴ。
こちらのミナレットは、通称〝四足のミナレット〟といわれるもの。これ、その内紹介いたしますね。
とまぁ、ディヤルバクルではとっても親しまれている城壁とスイカ・スイカ・スイカ!なのです。
【追記】 Wikipedia によりますと、2004年の統計では、トルコは世界第2のスイカの生産国なんだそうです。
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by yokocan21 | 2007-09-25 05:24 | ディヤルバクル