スベリヒユ(セミズオトゥ)

先日書きました「青空市場」の記事の中で、スベリヒユ=トルコ語では〝セミズオトゥ(Semizotu)〟を紹介しました。
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トルコでは、かなりメジャーな野菜(葉っぱ)なんですけれど、私は日本では見たことも聞いたこともなかったんですよね。
ところが、頂いたあるコメントでは、『万葉の時代「いはゐづら」と呼ばれ、食べていた。また、この「いはゐづら」を詠んだ歌もある』とのこと。
そして、ちょっと調べてみたところ、日本では山形で食べられている.....らしい。
ひゃ~っ、なかなかに面白い葉っぱかも!

なんて思いながら、セミズオトゥの写真を撮って、記事の用意をしていたところ。なんと、ブログ友達のmiriyunさんから、グッドタイミングなお知らせがーーー!
時を同じくして、「スベリヒユ(セミズオトゥ)」の記事を書いてらっしゃったのです。しかも、上杉鷹山にまつわるスベリヒユのお話に加えて、道端に生える「雑草」としてのスベリヒユの写真付き! いつもながらに、為になるお話がいっぱい。詳しくは、こちらでご覧下さいませ。


このスベリヒユ(セミズオトゥ)、トルコでも、田舎の方へ行くと、まさに「雑草」なわけです。畑の畦などに、びっしりと生えていたり。農家の方などが、その雑草として生えたスベリヒユを摘んでいる光景も、よく見かけました。
ただ、雑草のものは、市場で売られているような立派な葉っぱではなくて、茎も細く、葉も小さめ。何度か、雑草のスベリヒユをよばれたことがあるんですけれど、市場のものより、青臭さが強かったように思います。力強い野菜のお味、といったところです。

では、このスベリヒユ(セミズオトゥ)を使ったお料理をちょこっと紹介してみます。

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まず、こちらの記事の中の、「メゼ盛り合わせ」の中にもある、スベリヒユのおろしニンニクヨーグルト和え(Yoğurtlu Semizotu)
水切りしたヨーグルトに、おろしニンニクと塩を加え、洗って水を切ったスベリヒユと和えるだけ。お料理とは言えない程に超簡単ですけれど、これが、とぉっても美味しい!
パンにも合うし、お酒のお供にもピッタリ。暑い時期のお勧めメゼ(前菜)です。


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こちらは、あっさりトマトとオリーブ油で煮たもの。
スベリヒユのオリーブ油煮(Zeytinyağlı Semizotu)

作り方は、『ほうれん草のオリーブ油煮(Zeytinyağlı Ispanak)』と全く同じです。

ただし、スベリヒユはアクがないですので、ほうれん草のように下茹でする必要はないです。

そして、スベリヒユには少々のネバリ気があるために、レモン汁を少々入れて煮るとさっぱりと美味しく仕上がります。

本来は、水分が殆どない状態で出来上がりなんですけれど、うちはダンナがこの汁が大好きなんで、我が家のは汁っぽい仕上がりとなっています。(ご了承を)

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で、これも超簡単・スベリヒユメニュー。ボスタナ(Bostana)風サラダ
ボスタナ(Bostana)〟とは、ウルファ(Urfa)地方のサラダで、こちらの記事に登場しています。
トマトやキュウリ、スベリヒユ、唐辛子、パセリ、ミントなどを細かく細かく切って、ざくろシロップ(Nar Ekşisi)スマック(Sumak)で和えた、ピリ辛さっぱりサラダです。トマトが大量に入っていて、しかも細かく刻んであるので、かなり汁気のあるサラダです。
それを、私はちょっとアレンジ。トマトやキュウリなどは適当な大きさでカット。スベリヒユは刻まずに葉っぱそのままでサラダに加えます。あとの味付けはボスタナと同じです。

簡単な作り方・・・・・トマト、キュウリ、唐辛子は適当な大きさに切る。青ネギは小口切り。パセリ(イタリアンパセリ)、ミントは微塵切り。スベリヒユは葉っぱを一枚一枚分けておく。これらの材料を、ざくろシロップ、スマック、塩で作ったドレッシングで和える。

本来のボスタナのような汁気は殆どない、普通のサラダっぽいですけれど、ざくろシロップやスマックといった、いかにも南東部らしい酸っぱさが嬉しいのです~。私は、フレッシュなミントを大量に入れるのが好き!
お肉料理のお供にピッタリですよ。


ということで、日本ではちょっと珍しい、スベリヒユ(セミズオトゥ)あれこれでした。



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by yokocan21 | 2010-06-09 06:04 | トルコ料理  

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