チューリップ♪

ここ数日、イスタンブルはポカポカ陽気で、いい気分~。
そんな恰好の行楽日和の週末、家族で、お花を見に行ってきました。今、イスタンブルで、この時期咲き乱れているチューリップ

現在、イスタンブルでは、市の主催する『イスタンブル・チューリップ・フェスティヴァル(İstanbul Lale Festivali)』が開催されています。イスタンブルの主な広場や公園が、チューリップでいっぱい~!
今年で5年目を迎える、このフェスティヴァル。チューリップの原産地・トルコの威信にかけた(?)大々的キャンペーンでもあるんですよね。
ちょうど観光シーズンの到来に重なるこの時期、トルコの玄関口・イスタンブルの街中を色とりどりのチューリップで艶やかに飾るというイベント。私たち在住者にとっても、訪れる観光客にとっても、とっても楽しいものとなっていると思います。

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では、この日曜日(4/4)に見てきたチューリップの色々と紹介。
場所は、アジア側・第二ボスフォラス大橋(※)をボスフォラス海峡沿いにちょっと北に行った、丘の上。〝ヒディヴ・カスル(Hidiv Kasrı)〟。
ボスフォラス海峡を見下ろす林の中に建てられた、オスマン帝国末期のアールヌーヴォー調の邸宅です。
ヒディヴ・カスルについては、次回説明するとして、今日のメインはチューリップ。

その邸宅の広大なお庭が、一面、チューリップをはじめ春のお花で敷き詰められていました。

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赤いチューリップと、紫のムスカリのコラボ。

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ムスカリとミツバチ。

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一部、咲き揃っていないものもありました。満開には、若干、早かったようです。

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色とりどりのプリムラ。

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プリムラの絨毯でグラデーション。

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海峡を挟んだ対岸は、エミルギャン(Emirgan)とイスティンイェ(İstinye)。

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木立の向こうに、第二ボスフォラス大橋。


どぉどーーっと、こんな感じでした。
春の陽気の昼下がり、ゆったりとお庭を散歩。そして、敷地内に広がる広大な林の中の遊歩道も散歩して、美味しい新鮮な空気をたっくさん吸って、気持ちのいい一日でした!

なお、『イスタンブル・チューリップ・フェスティヴァル』は、今月18日まで開催中。

※ 第二ボスフォラス大橋は、トルコでは、「ファーティフ・スルタン・メフメット橋(Fatih Sultan Mehmet Köprüsü)」と呼ばれています。


トルコのチューリップ。これには、ちょっとした歴史もありありますので、その辺は、《続き》↓↓↓にて。



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《続き》

トルコのチューリップ。ちょっとした謂れがありますので、ここで紹介します。

トルコ語で〝ラーレ(Lale)〟と呼ばれる、チューリップ。

チューリップといえばオランダのイメージが強いものですけれど、実は、原産地は、ここトルコ・アナトリアの大地なのだそうです。
トルコでは、既に10世紀頃から、チューリップを愛でていたという説もあるくらいに、馴染みの深いお花だったようです。
そして時は16世紀、オスマン帝国の時代。オーストリア大使のブスベックがヨーロッパに、トルコのチューリップを紹介したことをきっかけに、チューリップの一大ブームが起こります。クルシウスという植物学者が、オランダの植物園にチューリップの球根を持ち帰り、栽培したところ、瞬く間に大人気となったようです。
それが、17世紀の〝チューリップ狂時代〟といわれるもの。
この大ブームを受けて、時のスルタンたちもヨーロッパから逆輸入されたチューリップを愛でたと、されています。
その時代を、文化の円熟期でもあり平和な世の中でもあったため、〝チューリップ時代〟と呼ばれています。

また、チューリップという言葉のいきさつには、面白いエピソードもあるんです。
オーストリア大使のブスベックが、お付きの者にチューリップのことを訪ねたところ、何か勘違いしたお付きの者は、〝チュルバン(Tülbent)〟と答えたのです。チュルバンとは、頭に巻くターバンのこと。
これが元で、〝ラーレ〟は、〝チューリップ〟として、ヨーロッパに広がったのです。

そして、チューリップは、トルコの国花でもあるんですよ。

なお、オスマン帝国時代の、原種に近い形のチューリップは、かなり細めの、すぅっとしたものだったようです。
このブログの右上のロゴ、そこにある赤いチューリップは、オスマン帝国時代のモチーフなんですけれど、おそらく、そのような形をしていたと思います。


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by yokocan21 | 2010-04-06 04:57 | 旅・散歩  

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