ストリート・ミュージシャン

イスタンブル、新市街の目抜き通り・イスティクラル通り(İstiklal Caddesi)。レストランやカフェ、ブティック、お土産物屋さんなどが並ぶ繁華街なんですけれど、所々でストリート・ミュージシャンも見かけます。
ひと昔前なら、ギターやバイオリン、アコーディオンなどを演奏するおじさん達が多かったように思うんですけれど、最近は、かなりレベルの高いミュージシャンもいて、私なんかは結構楽しいのです。

話は、かれこれ2週間ほど前に遡ります。
いつものようにサッカーの試合を観ていました。ハーフタイムになったので、他のチャンネルをチェックしていたら、たまたま止まったところが、TRTというトルコの国営放送局。
なにやら感じのいい曲が流れていて、映っている映像は、私の大好きなイスタンブルの〝路地裏〟。
うわうわ~、こりゃぁいいわぁ~、と、暫くそのまま観続けました。
番組は、主にベイオール(Beyoğlu)の路地を映し、そこに住む人達を追っています。
道端で花を売るジプシー(ロマ)のおばちゃん、野菜の行商のおっちゃん、その野菜をアパートのべランダから篭を下ろして買うおばちゃん、クズ集めをしているお兄ちゃん、酔っ払いのおっちゃん、小さなカフェでお茶を飲むおじいちゃん.....。
とまぁ、イスタンブルの路地裏で繰り広げられている庶民の姿が、ドドドーーーっと迫ってきます。

そのドキュメンタリー番組では、ストリート・ミュージシャン達にもスポットを当てていました。 
《追記 上記・イスティクラル通りで活動しているストリート・ミュージシャン達です。》
そして、その映像で演奏していたのが、↓のこの曲なんです。



「あれぇ~!この人達ーーー!」と、びっくり。そう、この人達、もう一年程前になるかと思うんですけれど、実際に演奏を聴いたことがあるんですよね。
他のストリート・ミュージシャンに比べて、囲んでいる聴衆がダントツに多いんで、「何・何~?」と、私もその輪の中に。
上手い! その時聴いた曲は、これではなかったと思うんですけれど、何というか、トルコらしい哀愁のあるメロディーに耳は釘付け。演奏もとても丁寧でしたし、ミュージシャンの皆さんの「音楽、大好きやねんーーー!」というオーラがバシバシに出ていたところが印象的でした。

真ん中のお琴のような楽器は、〝サントゥール(Santur)〟。イランの楽器です。軽やかで伸びのある優しい音色が素敵。このサントゥール、実は何度か生演奏を聴いたことがあります。日本の友人の友人(イラン人)が、趣味でサントゥールを演奏されていたのですよね。トルコでも、楽器屋さんで売られていたり、演奏者が少なからずいるようです。
左端は、〝ネイ(Ney)〟という笛。「Kargı(カルグ)」という大型の葦で作られています。宗教音楽(イスラム神秘主義)や、古典音楽には欠かせない楽器です。
その隣は、〝ケメンチェ(Kemençe)〟という胡弓やバイオリンにも似た弦楽器。黒海東部地方の楽器です。トラブゾン(Trabzon)など黒海東部地方の民族音楽には欠かせない楽器。
ボンゴにも似た太鼓は、〝ダルブッカ(Darbuka)〟。

個々の民族楽器が見事に融合し、トルコらしい旋律に乗ったメロディーに、心打たれました~♪

で、この人達、ストリート・ミュージシャンというには、ちょっと失礼かも.....。
というのは、記事を書くのに調べてみたら・・・・・ライブハウスでライブをしたり、また、CDも出しているんだそうです。ですので、道端で演奏はしているけれど、立派なミュージシャン。
グループ名は、Kara Güneş(カラ・ギュネシ)。「黒い太陽」という意味です。
公式サイトもありますので、チェックしてみて下さい。→ こちら

もう一つ、素敵な曲を見つけましたので、載せておきますね。



こういうオリジナリティーのあるミュージシャン、大好きですので、是非頑張って欲しいです!


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by yokocan21 | 2010-03-18 19:11 | 普段生活  

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