アルメニア系の家庭料理

かねてから行こう行こうと予定を立てながら、なかなか実行できずにいた、とあるレストランに行って来ました。
ちょっと珍しいアルメニア系の家庭料理を出すレストランです。
HAMOV(ハモヴ)』。HAMOVとは、アルメニア語で「美味しい」という意味なんだそうです。

アルメニアのお料理だなんて、私たち日本人には、まぁ馴染みのないものですよね。
私も、アルメニア料理といえば、イスタンブルのメイハーネ(Meyhane=トルコの居酒屋)で時々見かける、『トピク(Topik)』という前菜しか知らなかったです。

で、いきなりですけれど、その『トピク(Topik)』。↓
f0058691_7511162.jpg

これ、私の大好物で、見かけると必ず注文するという代物。
真ん中の茶色い部分は、玉ねぎのペーストを、ターヒン(中東のゴマペースト)やシナモンなどのスパイスで和えたもの。周りのベージュ色した部分は、ヒヨコ豆とジャガイモで作った生地。
詳しい作り方はよく知らないんですけれど、なんとも不思議な材料の組み合わせ。
ねっとりとコクのある香り高い玉ねぎのペーストと、ぽってりとしたヒヨコ豆&ジャガイモの生地が醸し出すハーモニーは、絶品としか言いようのない、あとを引く美味しさです!
大量の玉ねぎが使われていると思うんですけれど、甘味は押さえられています。メイハーネででも出てくるという位ですので、お酒に合う塩味なんですよ。
いやぁ、いきなりのノックダウンです~。直径10センチは軽くあるというサイズながら、私一人で平らげる自信あり。

f0058691_7514822.jpg

もう一つの前菜は、『オリーブ油で作ったドルマ(Dolma)の盛り合わせ』。キャベツ、ピーマン、ブドウの葉のドルマたち。
ドルマといえばトルコ料理の定番ですけれど、実は元々アルメニアのお料理だという説もあるんだとか。トルコ人にドルマを伝えたのは、アルメニア人だということなんでしょうか。
ということで、ここのドルマ、流石に美味しかったですよ!
トルコのドルマ(オリーブ油の冷製)は、イスタンブル地方の、松の実やカランツ(すぐりの実)を入れハーブとスパイスを効かせたものと、エーゲ海地方の、お米とハーブ少々というシンプルなものの二つに分かれると思うんですけれど、アルメニアのドルマは、ここイスタンブル・バージョン。
ちょっと甘めの味付けと、スパイスの効かせ方が、とっても私好みでした~。

f0058691_7522769.jpg

こちら、『カドゥンブドゥ・キョフテ(Kadınbudu Köfte)』。訳して「婦人の太ももキョフテ」。 (これはトルコ料理ですね)
ひゃ~っ、すごい命名! いったい誰が名付けたのか.....。このぼってりとした感じが、婦人の太ももを連想させるのか、はたまた、それほど悩ましいほどに美味しいという意味なのか。
挽き肉とご飯・ハーブで作ったキョフテを、卵にくぐらせて揚げたもの。
今まで食べたカドゥンブドゥ・キョフテの中で、一番美味しかったかも~。揚げてあるのに、全く脂っこくなくて、すごく食べやすかったです。

f0058691_7525463.jpg

これは、『脾臓のドルマ(Dalak Dolması)』。
ダンナの大好きな臓物系~。羊の脾臓(ひぞう)にお米やスパイスを詰めて、薄く切ってから卵をくぐらせて揚げたものだそうです。
むむむっ、私、ダメした.....。脾臓って、過去にも食べたことはあるんですけれど、あの血の塊のような味がどうも苦手で。シナモンやオールスパイス・コショウなどのスパイスがよく効いていて、風味はいいんですけれどね。
ダンナは、ウヒウヒ言いながらパクついておりましたよ。

f0058691_7531767.jpgこちら、そのUP。 

いまいち、よくわからないですね。(凹)


あと、ボレッキ(Börek=トルコの塩味パイ)を数個注文。(写真なしです)
遅いお昼ご飯に行ったので、これらを家族で分け分けして食べました。

うぅ~っ、美味しかったぁ~~~!

このレストラン、美味しいだけではなく、お店の方たちの対応も凄くよかったんです。
こじんまりとした可愛いお店で、雰囲気もGOOD。店員の方もほとんどが女性で、丁寧な接客は気持ち良かったです。
オーナーのおばさんはアルメニア系トルコ人で、家系に代々受け継がれている家庭料理をこうして出されています。

で、その日知ったことなんですけれど、なんと、最近アジア側にもお店をオープンされたんだとか~。場所は、うちからも近い所。なんと。
オーナーのお嬢さんが、そちらの方のお店を切り盛りされているのだとか。今度は、アジア側のお店へも行ってみましょう。

f0058691_754079.jpg

このような手作りのクッキーも色々と置いてありました。

お店のHPは、まだ製作途中だそうですので、住所など書いておきますね。

HAMOV
Şahap Sok. No:36 Feriköy İstanbul
0212 225 7890

Gürbüztürk Sok. No:36 Moda İstanbul
O216 346 7778
(こちらアジア側のお店は、イートインのスペースが狭いんだそうです)


この続きネタもあるんですけれど、書き始めると長くなりかけ、力尽きたので次回にいたします。


ブログ・ランキングに参加しています。ポチッと応援よろしくお願いします♪
人気ブログランキングへ
にほんブログ村へ
[PR]

by yokocan21 | 2010-02-26 07:57 | トルコ料理  

<< お馴染み・手抜き夕食 豆ラー絶賛・モルドヴァ風のお豆さん >>