エルズルム・大自然

引き続き、エルズルム(Erzurum)
エルズルムは人口50万人の都市なんですけれど、その郊外には、牧歌的な風景が広がっていました。
トルコの内陸部といえば、乾燥した茶色い大地が広がっているイメージがありましたので、その緑豊かな大地はとても印象に残っています。
ですので、車で走っていて、「うわぁ~」と思えばパチリッとやっていたわけで、エルズルム近郊の写真は、意外と多く残っています。(その時の旅は、友人とレンタカーを借りて、トルコの大地を走り抜けていたのでした)

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まず、これは今でもキョーレツに印象に残っている風景。
この国道沿いに、ずらーりとポプラ(Kavak)が並んでいて、それはそれは感動しました~。私の中のイメージでは、〝ポプラ並木〟というのは中央アジア的光景。広大な大地とポプラという、憧れの光景に出くわし、かなりな興奮状態でした。

この写真を撮った近くのトウモロコシ畑のあぜでは、おばさん達と小さな子供達が、お昼ご飯を兼ねたピクニックをされていまして、私たちをその輪の中に入れてくださいました。こういう親切は、トルコではよく遭遇します!
お茶をよばれるなんてのは、日常茶飯事。お昼をよばれたり、はたまた晩ご飯をよばれたこともあります。旅人を快く受け入れてくれるのは、トルコ人の、しかも田舎へ行けば行くほど、その親切は身をもって感じます。

この地方では、夏の終わりにはトウモロコシがよく採れるのだそうで、茹でたて熱々のトウモロコシや、茹でたジャガイモ、トウモロコシの粉で作ったケーキなどを、チャイ(トルコの紅茶)と一緒によばれました。
おばさん達の興味津々な質問攻めと、子供達の容赦ない視線の中、これがねぇ、すごーく美味しかったのです!
あの新鮮な空気の中で頂くと、普段より倍以上美味しく感じるのは、当たり前~。

なお、雲がとっても近くに感じますよね。これは、エルズルムが標高2000メートル位の高地にあるからなんです。とにかく空が近くって、夜なんて満点の星空~★ 星たちに手が届きそうでした!

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こちらは、郊外のとある村。
国道をとぼとぼ歩いていた農作業帰りのおじいさんを、家まで送ってあげました。そのおじいさんの村がこちら。
雪深い地方ならではの、急斜面な屋根。そして、長い冬を越すだけの大量の家畜用の干草がデーンと積まれた様子も、とても印象的。
村の中では、放牧から帰って来た牛たちがうろうろ。で、大勢の牛がいれば、当たり前といえばそうなんでしょうけれど、牛のウンチの臭いがキョーレツ~。
トルコの牛を飼っている村では、牛のウンチを燃料代わりに使いますので、夏の間、外で乾かしておくのです。ですので、この辺りではどこの村でも、牛のウンチが壁一面に貼り付けられていたりで、かなーり凄い臭いが漂っていました。
そして、そのおじいさん、私達を家の裏の畑まで連れて行って、「何だろ?」と思っていたら、ささっとキュウリを採ってきて、ドッサリくれました。とぉっても甘い美味しいキュウリ!今でも覚えています。

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こちらは、ガチョウを飼っている村。
ガチョウは、いい値で売れる家畜です。このような広大な草原に、ガチョウ達がガァガァとウロウロ。
この村では、アザミに似た植物の根っこ(!)をよばれました。村の娘さんたちが屋外で輪になって裁縫をしてたので、近付いてみたら、おやつにどうぞ、っと。仕方がないんで食べてみたら、、、、、味は全く覚えていません。
ちなみに、この村も牛臭が凄かった~。

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こちらは、エルズルムの街より100~150km 離れたあたり。
赤っぽい岩山と、その前に広がる羊や山羊の放牧地。どこまでも続く牧草地帯に、気持ちまでゆ~ったりしてきます。雲がやっぱり、近いですねぇ。
後ろの山、低そうに見えますけれど、実は結構高い山なんだと思います。この辺りは、2000メートル級の海抜です。

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親子ロバ。子ロバちゃん、こっち見てますよ~♪
↑の放牧地の一部では、ロバも放牧されていて、皆一生懸命、草を食んでいました。

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こちらは、エルズルムから北東方面に走った国道で出会った光景。
干し草を運ぶ少年と牛車。
トルコの田舎では、子供も貴重な労働者。畑や放牧地で、子供の姿をよく見かけました。小さな男の子が、立派に牛を御す姿は、なんとたくましいんでしょう。



これらの写真を撮った旅は、もう15年以上も前のこと。
トルコも、近代化は地方とはいえドンドン進んでいますから、私が訪ねた村も、徐々に変わっていっているかもしれません。
でも、今でも、のんびり・ゆったりとした、そして温かい人達のいる村は、健在だと思います。(というより、そう思いたい)
豊かなトルコの大地と、そこに暮らす温かい人達を感じていただければ、嬉しいです。
(ただ、写真が古くて、しかもスキャンしたものですので、ショボショボですみません)


∮ 我らが寛平ちゃん、ただ今エルズルムを通り越して、もっと東の方を走っています。
一時は、連日マイナス20℃の真っ白な世界を走っていましたけれど、今はちょっとはマシなのだそうです。地元の人たちの温かい歓迎を受け、楽しそうですよ。
私も、車で走ったことのある懐かしい光景が写真や動画で見ることが出来て、応援しながら、懐かしさに浸っております。
公式サイトでは、トルコ東部の広大な大地と厳しい冬の様子も見れますよ。


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by yokocan21 | 2010-02-11 18:04 | 旅・散歩  

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