懐かしのディヤルバクル・「ハサンパシャ・ハン」

前回、アダナ(Adana)のことを書いていたら、何だか急にディヤルバクルが恋しくなってきました。
アダナとディヤルバクル、この二つの町には全く接点はないんですけれど、私的には、イスタンブルに引っ越して来るまでの4年間を過ごしたディヤルバクルと、その滞在中に訪ねた町・アダナ、という勝手な繋がりを持っています。
ということで、懐かしいディヤルバクルを蔵出し写真より紹介してみることに致します。

以前書いたこちらの記事でも紹介しています、ハサンパシャ・ハン(Hasan Paşa Hanı)
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オスマン朝時代、ディヤルバクルの第3代知事・ハサンパシャによって、1573年に建てられた、隊商宿(キャラバンサライ)兼商業館です。当時は、隊商宿として使われていたほか、貴金属商やリネン商たちの商店街も兼ねていたそうです。
建物は、ディヤルバクルらしい白と黒の縞々模様。(黒い石は玄武岩。白い石は「?」)

私たちがディヤルバクルに引っ越した当時は修復中で、外観はかなり朽ち果てて汚れた感じで、近付き難い印象がありまし。ところが、、2007年の秋に修復が終わり、内部も全面公開されたときは、とっても明るく親しみやすい印象に変わっていました。

広々とした中庭の中央には、泉があり、オープンエアのカフェがあり、中庭をぐるりと囲む建物には、絨毯屋や骨董品屋、お土産物屋などが並んでいます。

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また、急な階段を上った2階にもカフェやお店が並び、何だか当時の華やかさが偲ばれるような感じ。
これは、2階のカフェの様子。(ダンナと子供が寛ぐ、の図)


f0058691_17392362.jpgこちらは、2階の内部部屋の天井。

天井はドーム型になっていて、小さな石が行儀よく積み重ねられています。
外壁の重厚な印象とは打って変わって、淡い色目で穏やかな雰囲気です。

真夏のディヤルバクルには灼熱の太陽が降り注ぎ、とても外を歩けるような気候ではないんですけれど、ここは重厚な石造り。内部はひんやりと、涼しいくらいなんです。


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これは、中庭のカフェ。(写真撮った時期は、上の3枚とは異なります)
ここは、ディヤルバクル県の女性救済団体(DVの被害にあった女性達を救う団体)が経営しています。
トルコの東の地方はまだまだ封建的で、女性の地位が低く、夫から暴力を受ける女性も後を絶たないという現実。このカフェや、建物の地下にあるレストラン(ディヤルバクル伝統料理を出します)では、そういう被害を被った女性達の自立を目指して、雇用をしている、ということです。
たまたまお話を伺った女性が、このカフェのマネージャーさんで、色々と教えて下さいました。

f0058691_1745567.jpgこちらは、ハサンパシャ・ハン内(この中庭のある建物の横に繋がった建物)に広がる貴金属商店街。

オスマン帝国時代の名残ですねぇ。
とにかく、ゴールドの雨あられ。

ちなみに、トルコでは、金(ゴールド)は換金性のある財産として扱われています。



その昔は、さぞかし華やかな町だったであろうディヤルバクル。このような建築物を見るだけでもその辺りがうかがえます。

こうやって一つの建物を眺めるだけでも、懐かしい思いでいっぱいです。ディヤルバクル記事は、折りを見てまた書いていこうと思います。

※ディヤルバクルに興味のある方、右側ずっと下の『タグ』内にある『ディヤルバクル』を見てみて下さい。色々と紹介しています。また、ディヤルバクルの概要を知りたい方、HPで書いておりますので、参照下さい。


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by yokocan21 | 2009-03-03 17:46 | ディヤルバクル  

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